筑紫の国の片隅で…

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中国機へのスクランブル、過去最多

昨年、北朝鮮のミサイル発射に対応するため、沖縄県に展開していた自衛隊の部隊が撤収を始めた
12月13日午前11時頃、尖閣諸島の南方領空を中国の航空機が領空侵犯したため、航空自衛隊の
F15戦闘機が緊急発進しましたが、すでに領空外に出ていたため捕捉できませんでした。
尖閣諸島を国有化した9月以降、中国機による飛行が急増したため、昨年の対中国機への緊急発進
は156回と前年比6割以上になっています。
尖閣諸島は地上レーダーのある宮古島から距離(約200k)が有るため、航空機探知には限界があり
特に低空飛行の航空機は探知できない場合もあります。
このため、海上自衛隊第5航空群のP-3C(哨戒機)にくわえ、地上レーダーの「弱点」を補うために
航空自衛隊のE-2C(早期警戒機)やAWACS(空中警戒管制機)を配備して、尖閣周辺の警戒強化
にあたっていますが、かなり厳しい状況のようです。
国境の最前線“尖閣”において我が国の領土を守るため、海上保安庁の巡視船とともに、365日黙々と
警戒任務を遂行してくれている自衛隊について、マスコミは殆ど報道しようとしません。
彼等が日本を守ってくれているからこそ、国民は平和で安全な生活ができるのです。
空想的平和憲法と護憲派の人々が日本の国土と国民を守っているのではありません。
自衛隊を認めない共産党や社会党の議員たちは、1週間でもいいから最前線の彼等と行動を共にし
現状を体験してみるべきではないだろうか・・・。
 

**********************************************************************~2013年01月25日 産経新聞より
中国機へのスクランブル、過去最多の160回
中国機に対する航空自衛隊の戦闘機の緊急発進(スクランブル)が平成24年度第3四半期まで
(昨年4~12月)で160回に上り、23年度通期の156回を超えてすでに過去最多となっていること
が24日、防衛省統合幕僚監部のまとめで分かった。
公船による沖縄県・尖閣諸島周辺への領海侵入と並行し、中国が尖閣を含む東シナ海の空域でも
急激に圧力を強めている実態を裏付けた。
統幕によると、160回のうち6割近い91回が第3四半期(10~12月)にあり、3カ月での回数でも

過去最多を記録。昨年12月13日には中国国家海洋局のプロペラ機「Y-12」が初めて領空侵犯しており、
昨年9月の尖閣国有化の後、中国機による飛行が急激に活発化したことによる。
接近した機種は軍用機の「Y8」など情報収集を任務とする早期警戒機が最多だった。
中国機への緊急発進は20年度31回▽21年度38回▽22年度96回▽23年度156回、と急増しており、

今後も増加が確実とみられる。
尖閣諸島付近での軍用機による領空侵犯も次第に現実味を帯びつつある。
空自は、12月の領空侵犯以降、早期警戒機E2Cや空中警戒管制機(AWACS)を投入して尖閣周辺
の警戒を強めているが「ギリギリの運用で、常時監視は困難」(自衛隊幹部)とされる。
政府は25年度予算の概算要求に那覇基地でのE2C運用基盤整備など、南西諸島の防空体制強化
策を盛り込んでおり、いっそうの対応が急務となる。
一方、ロシア機への緊急発進は180回で前年4~12月の175回から微増。
こちらも「IL20」など情報収集機が最多といい、日本海の領空に沿うように尖閣諸島北方まで進出した
ケースや、北海道を東回りに小笠原諸島近辺まで近づいたケースもあった。
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~2013年01月19日 週プレNEWSより
緊迫の「対中国防衛最前線」在沖縄自衛隊の現在
日中が睨み合う尖閣諸島を所轄するのが沖縄県。
地域の緊張の高まりとともに、沖縄に配置されている各自衛隊もその陣容を強化している。
陸海空でフロントラインに立つのは、どのような部隊なのか?


■那覇基地の海自と空自はフル回転
「私は以前に他県で勤務していたとき、ロシアの艦艇を追っかけて7、8時間飛んだことも
ありますが、ここのハードさはそれ以上。沖縄に転勤になって紺碧(こんぺき)の美しい海
を期待していたのですが、ここ数ヵ月は12、13時間の哨戒飛行でクタクタになり、それどころ
ではありません」(3尉・27歳)
「9月以降、フル稼働の任務で殆ど休みが取れません。もう中国の艦艇は領海に近付かない
で欲しい」(1尉・35歳)
これは、沖縄で中国船を警戒する海上自衛隊員たちの声だ。
現在、領海侵犯を繰り返す中国公船に対し、海からは主に海上保安庁が対処している。
海自は長崎県・佐世保基地の第2護衛隊群が対応することになっており、沖縄に主力艦艇が
有るわけではない。代わりにあるのが、P-3C哨戒機を中心とする航空部隊だ。
那覇基地の海自第5航空群は、昨年6月にソマリア海賊対策のためジブチに隊員とP-3C2機
を派遣した。帰ってくると、今度は尖閣問題が待ち受けていた。
那覇基地は民間(那覇空港)と共同で運用しているが、頻繁なP-3Cの離発着で、もはや飽和
状態だ。さらに、同じ滑走路を使う航空自衛隊も大忙しとなっている。
昨年10月以降は、防空識別圏に近づく中国機へのスクランブル発進が急増。
24時間態勢でF-15J戦闘機が警戒にあたるなか昨年12月13日には、ついに中国国家海洋局
の所属機が領空を侵犯した。
「プロペラ機とはいえ、レーダーで捕捉できなかった。浜松にあるAWACS(早期警戒管制機)が
なぜ那覇基地にないのか疑問です。E-2C(早期警戒機)の部隊も常駐させて、数も増やして
欲しいですね」(2曹・30歳)
「この侵犯について先に海上幕僚監部に情報が上がったため、空自は何をしているんだと叱られ
ました。那覇から尖閣までは片道424kmあり、周辺を2周すると残燃料を考えて帰投しなければ
なりません。そこで最近は増槽(追加燃料タンク)を2本つけて飛んでいますが、かなり速度が遅く
なってしまいます」(3佐・33歳)
本誌が取材中も、増槽を2本つけた4機のF-15Jが爆音を轟かせて飛び立っていった。
帰投は約1時間半後。おそらくCAP(戦闘空中哨戒)任務だと思われる。
昨年12月は、中国対策に加え、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したために、佐世保や舞鶴基地
(京都)からイージス艦が出動。
地上で最終迎撃をするパトリオットPAC3のミサイル部隊も、本土から沖縄本島、石垣島、宮古島
に緊急展開した。ミサイル部隊は空自の管轄だが、それを運ぶのは海自の艦艇、そして現地で
警護するのは陸上自衛隊の役目だ。

■旅団に格上げされた陸自部隊が島を守る
沖縄の守りを固めるのは、西部方面隊隷下(れいか)の陸自第15旅団。
司令部は那覇駐屯地に置かれている。
「PAC3の配備に合わせて石垣島に展開するとともに、県や関係市町村には連絡官として隊員を
派遣しました。24時間の即応態勢で勤務したため、家に帰れない隊員が続出。もちろん、外出も
自粛で酒も飲めません」(2尉・30歳)
「ここ数年にわたる中国の台頭などで、日本の防衛政策が南西方面重視に変わったことは当然の
流れでしょう。2010年にそれまでの第1混成団から旅団に格上げされ、隊員も現在までに約300人
増えて2,100人になりました。そのうち、地元出身者や、地元女性と結婚した本土出身の隊員
(ウチナームーク)は65%を超えており、地の利を生かした展開ができます」(2曹・24歳)
「いざ中国との有事になれば、最前線となるのはこの部隊です。
こういうご時世なので、旅団規模から師団規模(5,000人以上)に増やしてほしいですね。
そうすれば現在は一つだけの普通科連隊が3、4個は編成できますから。
これからは自衛隊が海兵隊機能を持つことも必要でしょう。
自衛隊=公務員の感覚ではもう務まりません。手始めに、与那国島、石垣島、宮古島などの離島に
それぞれ約100人規模の警備隊を駐屯させるべきです」(准尉・47歳)
中国の脅威を前にして、隊員たちの意識も変わり始めている。
「過去に日米共同訓練を2回経験していますが、できれば毎月でも行なって、スキルを磨くべきです。
2008年からキャンプ・ハンセンなどで、小規模訓練や基本訓練はできるようになりましたが、大きな
演習は県内ではできず、大分県の日出生台(ひじゅうだい)演習場や熊本県の大矢野原演習場など
で行ないます。その間、沖縄を離れるので即応態勢という点では問題がありますね」(1尉・28歳)
最近、那覇基地につながる関係者以外立ち入り禁止のエリアで、基地の様子をうかがう不審な人物
がしばしば見られるという。滑走路が一望できる高い丘には、中国人観光客も多く訪れる。
沖縄は、中国と対峙しているニッポンの“最前線”。
そこには、本土にいるだけでは分からない緊張感が漂っている。
(取材:本誌軍事班/取材協力:世良光弘、小峯隆生)

 

 

 

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