筑紫の国の片隅で…

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読まれなかったスピーチ

この度のアルジェリア南東部イナメナスで発生した、イスラム過激派武装勢力による人質テロ事件は
最悪の結果となってしまいました。犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

 

事件の発生した1月16日、安倍総理はベトナムへ、17日はタイ、18日はインドネシアへ歴訪の予定で
出発していました。今回のこの3ヵ国訪問は東南アジア諸国との関係強化という意味で大変重要な
ものであったのです。そのため事件を知った安倍総理は、このまま歴訪を続けるか、すぐに帰国して
陣頭指揮を執るべきか、かなり迷われたようです。
事件の詳細が掴めぬまま17日には、アルジェリア軍が人質解放のため攻撃を開始。
安倍総理の人命に配慮をという要請は聞き入れられませんでした。多数の犠牲者が出ている状況を
憂慮した総理は、18日のジャカルタでの日程を大統領との会談に止め、急遽帰国されました。
もしこの人質テロ事件が起きていなければ、インドネシアおよび東南アジアの国々にむけての政策演説
「開かれた海の恵み」が発表される予定でありました。
公式に読まれなかった、この政策演説の内容は、日本の公式書面としてインドネシア政府に届けられて
いるそうでが、安倍総理自身の言葉で発表できなかったのは残念であります。

********************************************************************

以下、平成25年1月18日 首相官邸HPより

 

(このスピーチは、18日にジャカルタで行う予定であったが、安倍総理がアルジェリアでの
 邦人拘束事案について直接指揮をとるため、予定を早めて帰国することとなったことにより
 行われなかったもの)

 

I.国益における万古不易
ご列席のみなさま、とくに、インドネシアを代表するシンクタンク、CSISのみなさま、本日は素晴らしい
機会をいただき、ありがとうございます。
本年で、わが国とASEANの関係は、40周年を迎えます。
節目に当たり、わたくしは、日本外交の来し方を振り返るとともに、行く末について、ある決意を述べ
たいと思ってこの地へまいりました。
日本の国益とは、万古不易・未来永劫、アジアの海を徹底してオープンなものとし、自由で、平和なもの
とするところにあります。法の支配が貫徹する、世界・人類の公共財として、保ち続けるところにあります。
わが日本は、まさしくこの目的を達するため、20世紀の後半から今日まで、一貫して2つのことに力を
そそいでまいりました。
それは、海に囲まれ、海によって生き、海の安全を自らの安全と考える、日本という国の地理的必然で
ありました。時代が移ろうとも、変わりようはないのであります。
2つのうち1つは、米国との同盟です。世界最大の海洋勢力であり、経済大国である米国と、アジア最大
の海洋民主主義であって、自由資本主義国として米国に次ぐ経済を擁する日本とは、パートナーをなす
のが理の当然であります。
いま米国自身が、インド洋から太平洋へかけ2つの海が交わるところ、まさしく、我々がいま立つこの場所
へ重心を移しつつあるとき、日米同盟は、かつてにも増して、重要な意義を帯びてまいります。
わたくしは、2つの大洋を、おだやかなる結合として、世の人すべてに、幸いをもたらす場と成すために、
いまこそ日米同盟にいっそうの力と、役割を与えなくてはならない、そのためわが国として、これまで以上
の努力と、新たな工夫、創意をそそがねばならないと考えています。
これからは日米同盟に、安全と、繁栄をともに担保する、2つの海にまたがるネットワークとしての広がり
を与えなくてはなりません。
米国がもつ同盟・パートナー諸国と日本との結び合いは、わが国にとって、かつてない大切さを帯びること
になります。
海に安全と繁栄を頼るわが国の外交を貫いたいまひとつのモチーフとは、海洋アジアとのつながりを強く
することでした。
このためわたくし自身かつて、インドと、あるいは豪州と日本の結びつきを、広く、深いものとするよう努め
ました。また発足以来8年を迎える東アジアサミット(EAS)が、志を同じくし、利益を共有する諸国の協議
体として、2つの大洋をつないで成長しつつあることくらい、わたくしにとっての喜びはありません。
しかしながらなんといっても、ASEANとの関係こそは、かかる意味合いにおけるわが国外交にとって、
最も重要な基軸であったのです。
そう考えればこそ、政治や通商・投資の関係において、平和の構築から、域内連結性の向上まで、この
地域において、わが先人たちは、一度たりとも努力を惜しみませんでした。
無数の日本人がそのため働き、資本や、技術、経験が、日本からこの地に向かったのであります。
わたくしどもが世界に打ち出し、大切に思ってきた「人間の安全保障」という考え方にとって、大事な実践
の場となったのも、やはりこの地でありました。
2015年、皆さんがたASEANは、名実とも共同体として、ひとつの脱皮を遂げます。
心からのお祝いを申し上げます。
インドネシアがその最も顕著な実例でありますが、法の支配と人権を重んじ、民主主義を根づかせる動き
は、ASEAN諸国を貫く基調となりました。いまや、ミャンマーも、皆さんを追いかけ始めています。
このことを、わたくしは、嬉しい驚きをもって眺めてまいりました。
万人の見るところ、インドネシアには今、世界有数の幅と、奥行きを持った中間層が生まれ初めています。

ASEANは、域内の連結を強めながら、互いの開きを埋めるとともに、それぞれの国に、豊かな中産階級
を育てていくに違いありません。
そのとき世界は、ある見事な達成を、すなわち繁栄と、体制の進化をふたつながら成し遂げた、美しい達成
を、見ることになります。
そしてわたくしは、ASEANがかかる意味において、人類史の範となることを信じるがゆえに、日本外交の
地平をいかに拡大していくか、新しい決意を、この地で述べたいと思いました。
 
II.未来をつくる5原則とは
それは、次の5つを原則とするものです。
第一に、2つの海が結び合うこの地において、思想、表現、言論の自由---人類が獲得した普遍的価値は、
十全に幸(さき)わわねばなりません。
第二に、わたくしたちにとって最も大切なコモンズである海は、力によってでなく、法と、ルールの支配する
ところでなくてはなりません。
わたくしは今、これらを進めるうえで、アジアと太平洋に重心を移しつつある米国を、大いに歓迎したいと
思います。
第三に、日本外交は、自由でオープンな、互いに結び合った経済を求めなければなりません。
交易と投資、人や、物の流れにおいて、わたくしたちの経済はより良く繋がり合うことによって、ネット

ワークの力を獲得していく必要があります。
メコンにおける南部経済回廊の建設など、アジアにおける連結性を高めんとして日本が続けてきた努力と
貢献は、いまや、その実りを得る時期を迎えています。
まことに海のアジアとは、古来文物の交わる場所でありました。みなさんがたインドネシアがそのよい例で
ありますように、宗教や文化の間に、対立ではなく共存をもたらしたのが、海洋アジアの、すずやかにも
開かれた性質であります。それは、多くの日本人を魅了し続けるのです。
だからこそわが国には、例えば人類の至宝、アンコール・ワットの修復に、孜々(しし)としておもむく

専門家たちがいるのです。
それゆえ第四に、わたくしは、日本と皆さんの間に、文化の繋がりが一層の充実をみるよう、努めてまいり
ます。
そして第五が、未来をになう世代の交流を促すことです。これについては、のちほど申し上げます。
今から36年前、当時の福田赳夫総理は、ASEANに3つの約束をしました。日本は軍事大国にならない。

ASEANと、「心と心の触れ合う」関係をつくる。そして日本とASEANは、対等なパートナーになるという、
3つの原則です。
ご列席の皆さんは、わたくしの国が、この「福田ドクトリン」を忠実に信奉し、今日まできたことを誰よりも
よくご存知です。
今や日本とASEANは、文字通り対等なパートナーとして、手を携えあって世界へ向かい、共に善をなす
ときに至りました。
大きな海で世界中とつながる日本とASEANは、わたくしたちの世界が、自由で、オープンで、力でなく、
法の統(す)べるところとなるよう、ともに働かなくてはならないと信じます。
人と人が自由に交わりあうことによって、互いを敬う文化が根ざすよう、努めねばならないと信じます。
 
III.日本を強くする
皆さん、日本には世界に対して引き受けるべき崇高な責任があり、なすべき幾多の課題があります。
しかし己の経済が弱まるなかでは、どんな意欲も実現させることができません。
わたくしにとって最も大切な課題とは、日本経済をもう一度、力強い成長の道に乗せることであります。
伸びゆくASEANと結びつき、海という海に向け、自らをもっと開放することは、日本にとって選択の対象と
なりません。必要にして、欠かすことのできない事業だからであります。
日本には、資本があります。技術がありますし、社会の高齢化という点で歴史の先端を行く国ならではの
経験も増えてきました。不況が続き、一昨年は、千年に一度の災害に見舞われ、多くの犠牲を生んだにも
かかわらず、社会の安定は、まだびくともしていません。
今まで育てることを怠ってきた人的資源もあります。
日本女性のことですが、わたくしはこれらのポテンシャルを一気に開放し、日本を活力に満ちた、
未来を信じる人々の住む国にしたいと考えています。
いま日本人に必要なものがひとつあるとしたら、それは「自信」です。
夏に咲いて、太陽を追いかけるひまわりのような、「向日性」です。
かつて日本に、溢れるほど有ったものが、いま、欠乏しています。
だからといって、わたくしは何ひとつ悲観しようと思いません。
わたくしたち日本人が「自信欠乏症」にかかっているとすれば、それをなおしてくれる人があり、歌がある
からです。ここからわたくしの話は、みなさんへの感謝に焦点を移します。
 
IV.インドネシアにTerima kasih(テリマ・カシ)
すでにみなさん、インドネシアの人々は、日本人にたくさんの自信と、勇気を与えてくれました。
そのお一人が、この場に居ないのはとても残念に思えます。
インドネシアと日本が結んだEPAは、多くの看護師を日本へ送りました。
日本の資格を取ろうとする人も少なくありません。それには、難しい試験を突破する必要があります。
2011年の資格試験は、地震が起きた直後に、結果発表の日を迎えました。
難関を突破したお一人が、兵庫県の病院で働くインドネシア人の女性、スワルティさんでした。
合格発表を受け、病院でスワルティさんが記者会見をしていたときです。
喜びの顔が突然くもり、彼女はこう言い始めました。「福島県で、宮城県でも、津波がきました」
声を詰まらせたスワルティさんは、病院の医師に向き直り、涙で声を震わせながら言ったのです。
「私もできれば行かせてください、先生。みなを手伝いたい。お願いします」。
スワルティさんは、被災地の、避難所へ入りました。家屋の半分がされ、500人以上の人が命を落とし
た町の避難所です。そこで、彼女は不思議な能力を発揮します。
ショックのせいで泣いてばかりの少女が、スワルティさんと話し始めると笑顔になりました。
年老いた女性が、まるで孫に接するように、彼女に微笑みを見せました。不自由な避難所で、そんな光景
が生まれました。
「大丈夫です。これからみなさん、ピカピカの未来がくるので、一緒にがんばりましょう」
避難所を去るときの、それが、スワルティさんのあいさつでした。
 
Wahai sakura,(ワハイ、サクラ
mekarlah.(メカルラー)
mekarlah dengan penuh bangga,(メカルラー、ドゥンガン、プヌー、バンガ)
di seluruh pelosok Jepang. (ディ、スルルー、プロソック、ジパン)
Mari Jepang,(マリ、ジパン)
bangkitlah.(バンキットラー)
bangkitlah, dengan percaya diri,(バンキットラー、ドゥンガン、ペルチャヤ、ディリ)
di dunia ini.(ディ、ドゥニア、イニ)

わたしの下手なインドネシア語は、大目に見てください。
この歌は、歌詞がもともと日本語なのです。「桜よ」という、歌の一節です。
「桜よ、咲き誇れ、日本の真ん中で咲き誇れ」「日本よ、咲き誇れ、世界の真ん中で咲き誇れ」と
歌ってくれています。
ジャカルタに、大学生たちによる、日本語でミュージカルを見せる「エン塾」という劇団があります。
2011年3月11日の悲劇を知り、心をいためたエン塾の学生たちは、日本よがんばれ、桜のように
世界で咲き誇れという歌を、美しい曲に乗せてくれました。
そして5月1日、30を超す大学から500人の学生が集い、素晴らしい合唱をしてくれたのです。
わたくしは彼らの合唱を見、声を聞きました。そして、深く、感動しました。
いまから1分20秒だけお見せします。どうかご一緒にご覧ください。
ご列席の皆様、この歌を作曲した青年がいます。
JCC、ジャカルタ・コミュニケーション・クラブで、広報を担当している、ファドリ君です。
そして、JCCを創立し、エン塾の指導に努めてこられた先生、甲斐切清子(かいきり・すがこ)さんです。
ファドリ君、ありがとう。優しいインドネシアの皆さん。皆さんと日本人は、皆さんが好きだという日本の
歌、五輪真弓の歌がいう「心の友」です。
そのことをスワルティさんや、ファドリ君たちが改めて教えてくれました。

Terima kasih(テリマ・カシ)。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 <参考>
 桜よ ~大好きな日本へ~
 
SAKURA yo Paduan Suara 500 Mahasiswa Indonesia untuk Jepang
 
http://youtu.be/OZGnr5BM8sI
(ちなみに私はこの映像を見て、思わず涙ぐんでしまいました)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

V.「JENESYS 2.0」を始める
わたくしは、ファドリ君たち、20年、30年先のインドネシアを担う世代の人々、ASEANの将来を引っ張る
若者たちに、日本を訪れて欲しいと思います。
エン塾の素晴らしい学生たちにも、日本の色々な所へ見に来てもらいたい。
そう思って、この度ASEANや、アジアの若者をお招きするプログラムを拡充し、強化することにしました。
ちょうど、6年前のことになります。わたくしは、日本の総理として、EAS参加国を中心に、ひろくアジア・
太平洋各国から高校生や大学生、若者を日本へ呼ぶ事業を始めました。
ジェネシス」という名のもと、当時のレートで約3億ドルの予算を当て始まったプログラムは、今までに
ASEAN各国から1万4,000人を超す若者を日本へ受け入れてきました。
これをもう一度、「ジェネシス2.0」と名づけ、熱意と感謝の気持ちを込めて、始めることにいたしました。
ジェネシス2.0」は、3万人の若者を、ASEANを含むアジア諸国から日本に招待します。
どうです、ファドリ君、それから、甲斐切先生、どしどし宣伝してくださいませんでしょうか。
 
VI.アジアの海よ平安なれ
40年前、日本がASEANとパートナーになった頃、インドネシアの経済がこれほど伸びると想像した人が
果たしていたでしょうか。
名目GDPの変化を比べてみますと、この40年の間に、インドネシア経済は、10階建くらいの、どこにでも
あるビル程度の高さだったものが、スメル山の高さにまで伸びたことがわかります。
古来、インドで生まれた仏教を大切にしてきた日本人にとって、スメル山とは、須弥山(しゅみせん)と称し
世界の中心にそびえる山を意味しました。
インドネシア40年の達成を、このように例えてみることは、したがいまして、我々に二重の意味で、深い感慨
を催さずにいないのであります。
わたくしはまた、アチェに津波が襲って以来の、皆さまの達成を、人類史が特筆すべきチャプターだと考え
ます。それは、復興と、和解、ひいては国全体の穏やかな民主化を、ともに達成した偉大な足跡でした。
わたくしは、そんな皆さまインドネシアの隣人であることを、誇りに思います。
初めにわたくしは、海に囲まれ、海に生き、海の安全を、己の安全とする国が日本であり、インドネシア
あって、ASEANの多くの国々であると申し上げました。
それはまた、アジア・太平洋からインド洋に広がる一帯に住まう、われわれすべてにとって共通の条件で
あります。
そんなわたくしたちが一層の安寧と、繁栄を謳歌できるよう、わたくしはきょう、日本外交がよって立つべき
5つの原則を申し上げました。
わたくしたちにとって大切な、価値の信奉。コモンズ、なかんずく海を、力の支配する場としないこと。
経済におけるネットワークの追求。そして文化の交わりと、未来世代の育成、交流を追い求めることです。
アジアの海よ、平安なれと祈ります。そのため、経済において強く、意思において強固で、国柄において
どこまでも開かれた日本をつくるべく、わたくしは身命を賭したいと思っています。
インドネシアの人々に、わたくしは、自分の決意を語ることができ、本当に良かったと思います。
ご清聴くださり、ありがとうございました。

 

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インドネシアの最有力紙コンパスの、安倍首相のインドネシア訪問に関する1月18日付け記事
(日本語訳)です。・・・西村幸祐先生のFacebookより転載

日本が支持を要請
安倍首相が東南アジア地域での日本外交5原則を発表。
安倍晋三首相は、日本の外交原則を推進していべく、インドネシアやその他のASEAN諸国との
連携と支持を要請しました。
同時に、安倍首相は「日本はASEAN諸国とはパートナーであること」を強調しました。
18日に行われたインドネシア大統領官邸でのスシロバンバンユドヨノ大統領との記者会見では
「日本の外交原則を支持いただき、インドネシア国民その他のASEAN諸国の国民が、お互いに
いろいろな分野で協力、連携していくことを日本は願っている」と安倍首相は述べました。
それより前、安倍首相と昭恵夫人はユドヨノ大統領とアニ夫人は出迎えられました。
安倍首相は先月、首相に任命されてから、初めての外国訪問がベトナム、タイ、インドネシアでした。
安倍首相によると、東南アジアにおける日本の外交5原則は、五つの原則からなります。
普遍的民主主義と基本的権利、公海の自由の確保、経済連携、文化の多様性の尊重、青少年と文化
の交流というものです。
また安倍首相は、「我々はASEANと共にあり、日本とASEANは重要なパートナーである」「今回、訪問
した東南アジア3ヵ国からは、この外交方針を推進したいとの私の願いに対し、ご理解をいただいた」
と語りました。
一方、ユドヨノ大統領は「二国間の話し合いの中で、両国は連携を深めていくことで一致し、経済分野、
特に通商、投資、エネルギー、インフラ整備問題、観光、労働力問題など様々なことを話し合った」と語り
インドネシアと日本の連携、協力関係の中で、新しい問題があることも、お互いに認識しているが、戦略
的な協力関係を精力的に求めていく中で解決できるものと思っている」と続けました。
中国との緊張関係に関して、安倍首相は「中国との和解が達せられることは、日本にとって特に、日本の
経済にとっても重要であるが、日本の国益を守り、我々の領土領海の平和安全が保たれることにより、
広くこの地域の安全、安定を図ることが出来る」と述べました。
それに呼応して、ユドヨノ大統領は、「インドネシアを含むすべてのアジア諸国は、アジアが安定し、安全
で平和な事を願っている。もし、アジアで困難な問題があるのなら、軍事力による解決でなく、国際法に
基づく解決を望んでいる」と述べました。
この話とは別に、日本外務省報道官の横井豊氏は「日本は武力による争いなど望んでいないという原則
を、東南アジアの友好国の皆さんには明言していただき、日本を支持していただきたい」と語りました。
安倍氏は、日本人も事件に巻き込まれたアルジェリアの事件を自ら陣頭指揮するため、同夜、大統領
官邸で開催される予定だった晩餐会も取り止めて、そのまま、東京へ向かいました。

 

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因みに、国内新聞の報道は以下のような扱いになっています。
読売、産経は大差ありませんが、朝日の記事は明らかに偏向しています。

 

 

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~2013年1月20日 朝日新聞デジタルより
首相、改憲の意向説明 インドネシア大統領に会談で
安倍晋三首相が18日のインドネシアのユドヨノ大統領との会談で、憲法改正を目指す安倍政権の
立場を説明した。政府高官が明らかにした。
日本の首相がアジアの首脳に憲法改正論を伝えるのは異例で、真意を説明することで、この地域の
国々の懸念を払拭するのが狙いとみられる。
首相は両国の安全保障問題を討議する中で首相任期中に憲法改正を目指す考えを表明。
「国防軍」を保持するなどとした自民党の新憲法草案について説明したという。
大統領からは過去の戦争を踏まえた懸念の表明はなく、「理解を示した」(政府高官)という。

 

 

 

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