筑紫の国の片隅で…

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反原発派は熊本地震をも利用したいのか

4月14日夜以来の熊本地震で、お亡くなりになられた方々のご冥福を心より祈念申し上げます。
震度1以上の地震が430回以上も発生しており、予断余許さない状況が今なお続いております。
被災地域の皆様のご無事を願うばかりです・・・。



CgKo09EUUAEAZbR.jpg
ちばてつや「風のように」アニメ公式より)


東日本大震災のときもそうでしたが、今回もネット上では悪質なデマをはじめ、被災者の不安を煽るかのような
とんでもない投稿が散見されます。そんな中の一つに、時事通信が16日に報じた、黒川第一発電所(南阿蘇)に
関する記事に対しての誤解を招くようなツウィートが拡散されていました。
発信元はよく分かりませんが、黒川第一発電所のような被害が川内原発に起きないとは言えないから運転を停止
するべきだ、という趣旨のものです。
反原発の立場から様々な意見や見解を主張するのは自由ですが、発電所の構造や発電システムの事などをきちん
と理解したうえで論理的におこなうべきでしょう。水力発電、火力発電にも原子力発電と同様に発電方式に違い
が有ることすら知らない、としか思えない内容に呆れてしまいます。
黒川第一発電所は水力発電であり、阿蘇谷一帯を流れる黒川から取水した水を導水路でヘッドタンク(水槽)に
貯水したうえで、2本の水圧鉄管で発電所にむけて水を落とし、2台の水車を回転させて発電するシステムです。

黒川第一発電所施設図
(パワーアカデミー 電気の施設訪問レポートより)

時事通信が報じた「地震で崩落した黒川第一発電所の施設」の写真は、上図でも分かるように山頂に有る「水槽」が
崩落したのであり、発電所そのものが崩落したわけではありません。


4月16日 時事 崩落した黒川第1発電所の施設

地震前のGoogleアースで位置関係をみると、以下の様になっています。これを見れば、発電所自体が被害をうけた
訳ではないことが分かります。とはいえ、発電施設の要であるヘッドタンクが崩壊したことにより、県内2番目の
発電量(42000Kw)の発電所が発電不能になってしまいました。
経産省によれば15日現在、熊本県内の水力発電所のうち、大平発電所(50万Kw)、横野発電所(1550Kw)、
竜宮滝発電所(200Kw)の3ヵ所が発電を停止しています。
熊本県内には火力発電所が苓北発電所(140万Kw)の一ヶ所しかなく、電力使用量が増える夏にむけて電力供給が
懸念されます。


黒川第一発電所水槽

黒川第一発電所

共産党など反原発派が大きな地震が起きているから「川内原発を停めるべきだ」と、主張して政府を非難していますが、
川内原発における運転停止の設定値は、補助建屋1階で水平260ガルとなっており、今回マグニチュード7.3を記録した
16日午前1時25分頃の大地震でも12.6ガルで、規定値を下回っていました。
(引用 新電力ネット
http://pps-net.org/column/16562 より)
 なお、川内原発は620ガルまで耐えられるよう設計されています。
(ガル=加速度・・・地震により建物等にかかる瞬間的な力を表す単位)
以上のような状況下において、「川内原発を停めろ」というのは、放射脳害による、根拠の乏しい感情論以外の何もの
でもないと思うのは私だけでしょうか。


<参考>
パワーアカデミー 電気の施設訪問レポート vol.12
九州電力・黒川第一発電所を訪問
http://www.power-academy.jp/electronics/report/rep01400.html





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