筑紫の国の片隅で…

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ガダルカナル戦没者遺骨が帰還

10月16日に紹介しました海上自衛隊の平成26年度遠洋練習航海部隊が24日午前、東京晴海埠頭に帰港しました。
9月19日にソロモン諸島ホニアラ港で練習艦「かしま」艦内に収容安置された137柱の英霊も、70年ぶりに祖国に帰還
されました。西村眞悟議員が「今まで、祖国において、このような敬意と栄誉礼を以て迎えられたことがあろうか」と言わ
れるように、外地で戦死した兵士が祖国に帰還する際には、軍隊が栄誉礼をもって迎えるのが世界の常識だというのに
、日本では今まで、自衛隊が栄誉礼をもって英霊を迎えるようなことはありませんでした。
今回、練習艦隊とはいえ日章旗を翻した艦船で祖国に帰還され、海上自衛隊の栄誉礼を以て迎えられたのは、戦後に
おいて初めての事例なのです。

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平成26年10月25日産経新聞

10月25日 産経 戦没者遺骨 帰還

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2014年10月24日 産経WESTより

70年の時を経て「堂々」初の艦隊帰還
…「ガダルカナル戦没者遺骨」かつては飛行機の貨物室だった

第二次大戦の激戦地、ガダルカナル島(ソロモン諸島)で昨年夏以降に収容された戦没者137人分の遺骨を乗せた海
上自衛隊の練習艦隊が24日、東京・晴海埠頭に帰港した。遺族ら78人が70年以上を経て帰国した遺骨を出迎えた。
政府が実施する遺骨収集事業で海自の艦艇が日本に送る初めての事例。政府主導で帰還を推進するモデルケースと
して注目を集めていた。
晴海埠頭での引き渡し式では、遺骨が海自の儀仗隊に栄誉礼で迎えられた後、海自側から厚生労働省の担当者に引
き渡された。今後、身元が確認されない遺骨は、千鳥ケ淵戦没者墓苑(東京)に納められる。
遺骨は9月19日にソロモン諸島の首都ホニアラに寄港した海自艦隊に引き渡された。ガダルカナル島で収集に携わり、
この日出迎えた「ガ島未送還遺骨情報収集活動自主派遣隊」の崎津寛光隊長(42)は、「今までは飛行機の貨物室だ
った。今回、このように艦隊で正式に堂々とご帰還いただけることを喜ばしく思う。国として気持ちを表すことができた」と
話した。

御遺骨を運ぶ厚労省職員

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2014年(平成26年)10月24日 NHKニュースより

ソロモン諸島の戦没者遺骨 東京で引き渡し
南太平洋のソロモン諸島で新たに見つかった戦没者137人の遺骨が海上自衛隊の船で日本に運ばれ、東京の晴海ふ
頭で厚生労働省に引き渡されました。24日、遺骨の引き渡し式が行われ、遺族や厚生労働省の職員などおよそ300人
が参列しました。
ソロモン諸島で行われた今年の遺骨収集では合わせて137人の遺骨が見つかり、現地近くで練習航海をしていた海上
自衛隊の練習艦「かしま」で日本に運ばれました。
式では遺骨を納めた箱が海上自衛隊の隊員から厚生労働省の職員に引き渡されたあと、全員で黙祷を奉げました。
遺骨には身元の確認につながる手がかりはないということで、厚生労働省の霊安室にいったん安置されたあと、東京の
千鳥ヶ淵戦没者墓苑に納められるということです。
ソロモン諸島などで戦死した人の遺族などでつくる「全国ソロモン会」の住田陸快副会長(72)は、「遺骨でもいいから
一刻も早く帰ってきてほしい。国は収集の態勢を整えてほしい」と話していました。
厚生労働省によりますと、戦後69年が過ぎた今も海外や小笠原諸島の硫黄島などにおよそ113万人の遺骨が残され
ていて、収集をどう進めていくかが課題となっています。

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2014年10月24日 毎日新聞東京夕刊より

遺骨を海自が輸送 ガダルカナルなど、海外戦没者初
第二次世界大戦の激戦地となった、南太平洋・ソロモン諸島のガダルカナル島などで収容され、海上自衛隊の遠洋練
習航海部隊の艦艇で運ばれた日本人戦没者137柱の遺骨が24日、東京・晴海ふ頭に到着し、海自から厚生労働省に
引き渡された。海外戦没者の遺骨を自衛隊が輸送するのは初めて。
厚労省によると、遺骨は同省が今年9月にソロモン諸島へ送った派遣団が収容した。通常は派遣団が空路で持ち帰る
が、今回は海自幹部候補生の実習中だった同部隊が、同時期にソロモン諸島の首都・ホニアラに寄港したことから、同
省が防衛省に協力を依頼した。
晴海ふ頭で行われた引き渡し式では、遺骨の入った箱を抱えて練習艦「かしま」から下りてきた海自隊員10人を、海自
儀仗隊が敬礼で出迎え、参列した遺族らが黙祷して献花した。
参列した永岡桂子副厚労相は「今後とも防衛省などと協力して取り組んでいきたい」と述べた。
厚労省によると、約240万人に上る海外戦没者のうち約113万柱が未帰還で、民間団体とともに各地で収集を進めて
いる。 【斎藤良太】

戦没者の遺骨を手に入場する自衛隊員

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2014年10月25日 朝日新聞

戦没者の遺骨、海自艦が輸送 海外激戦地の137柱
第2次世界大戦の激戦地、ガダルカナル島などソロモン諸島で収容された戦没者の遺骨137柱が、現地から海上自衛
隊の練習艦で運ばれ、24日に東京・晴海埠頭に到着した。
厚生労働省によると、海外戦没者の遺骨を自衛隊が輸送するのは初めて。輸送したのは遠洋練習航海部隊。
遺骨はいつもは民間機で運んでいる。今回は厚労省の派遣団が9月に遺骨を収容した際、近くを航行していた同部隊
に運んでもらいたいとの声が戦没者遺族から上がり、厚労省が防衛省に依頼したという。
海外の日本人戦没者(硫黄島など含む)は約240万人に上るが、収容できた遺骨は約127万柱。
自民党は遺骨収容を「国の責務」と明記する法案の議員立法を目指す。その中では厚労、外務、防衛相らの協力義務
を規定し、収容の加速化を図る考えだ。

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平成26年10月24日(金) 西村眞悟の時事通信より

ガダルカナルから英霊の御遺骨百三十七柱が帰国
本日、海上自衛隊の平成二十六年度遠洋練習航海部隊が、五ヶ月以上にわたる遠洋航海を終え、旗艦「かしま」以下
三隻の練習艦が午前九時に東京晴海埠頭に入港した。
この度の遠洋練習航海の画期的なことは、大東亜戦争の激戦地であったソロモン諸島ガダルカナル島の土に埋没して
いた戦没日本軍兵士百三十七柱の御遺骨を、ソロモン海域において旗艦「かしま」に安置して帰国の途につき、本日午
前十時半、東京晴海埠頭で厳かな儀式のうちに厚生労働省遺体安置室に引き渡したことである。今まで、何度となく、
大東亜戦争において、外地に斃れたまま放置されていた戦没兵士の御遺骨が日本本土に帰ってきた。しかし、全て御遺
骨は民間の飛行機や船で日本に運ばれ、日本では厚労省職員がそれを受け取っていた。そこに、自衛隊の関与と自衛
隊員の姿はなかった。
外地で斃れた兵士達は、全て国家の命令により戦地に赴き、戦闘状態のまま兵士として戦死している。このような兵士
の御遺骨が祖国に帰還する時には、軍隊がそれを栄誉礼を以て出迎えるのが世界の常識である。
ところが、我が国においては、英霊の御遺骨を軍隊(自衛隊)が武人に対する敬意を以て迎えることはなかったのであ
る。よって、この度、御遺骨百三十七柱が、ソロモン海域から帝国海軍と同じ軍艦旗と日の丸を掲げた護衛艦により祖国
日本に運ばれ、海上自衛隊の栄誉礼を以て迎えられてから厚労省に引き渡されたことは、当たり前のことながら、戦後
初めてのことで、まさに、画期的なのである。 (中略)
午前十時三十分、「かしま」の前部タラップから十数個の御遺骨の入った白い箱がそれぞれ十数人の水兵に抱かれて、
静かに埠頭におりてきた。その時、軍楽隊は「海ゆかば」を演奏しはじめ、その演奏は、白い箱が儀仗兵の前で栄誉礼を
受け終わるまで続けられた。栄誉礼が終わると、水兵が白い箱を厚労省職員に渡し、厚労省職員はその箱を「かしま」
の前に設置された祭壇に置いた。来賓と遺族が、その箱が置かれた祭壇に黄色い菊を献花した。
再び軍楽隊の「海ゆかば」の演奏のなか、白い箱が厚生省職員によって安置所に向かうためにバスに運ばれ、埠頭か
ら離れていった。
御遺骨の入った白い箱が、「海ゆかば」が響くなかを、静かにゆっくりと軍艦からでてきて埠頭に向かうとき、言いしれぬ
思いに襲われ、涙が流れ出るのをこらえた。後に、来賓席の後方でカメラを構えていた親しいカメラマンが言った。
「泣きながら、カメラを持っていましたよ、みんな泣いていましたよ」
戦後六十九年、外地の戦場で斃れた兵士達は、未だ百万人以上も外地の土の中に放置されたままだ。また、幸いにも
身内のいる祖国に帰った御遺骨においても、今まで、祖国において、このような敬意と栄誉礼を以て迎えられたことがあ
ろうか。本日は、ささやかな帰還式であったが、実に画期的であったのだ。(後略)



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