筑紫の国の片隅で…

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6月23日、小松一郎前内閣法制局長官が逝去

6月23日、小松一郎前内閣法制局長官が逝去されました。享年63歳とのこと。謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りいたします。
小松氏は、がん治療を行いながら公務をこなしておられました。己の命を賭してでも内閣法制局長官としての責務を全うするのだという
姿には壮絶なものを感じていたのは私だけでしょうか・・・。本当に惜しい方を亡くし、残念でなりません。

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平成26年6月23日 首相官邸HPより 

菅義偉官房長官 小松一郎内閣官房参与の逝去について

治療に専念するために、内閣法制局長官を、先月退任をされた小松一郎内閣官房参与におかれましては、本日未明に都内御自宅に
おいて亡くなられました。享年63歳であります。
小松内閣官房参与は、外務省において国際法局長、在スイス大使、在フランス大使の要職を歴任された後、昨年の8月内閣法制局長
官に就任をされ、それまでの知見をいかし、法制実務を取り仕切るとともに、安倍政権が重視する安全保障に関する法的基盤に関わる
課題について法制面からの検討の要として安倍内閣を支えていただきました。
その実直で誠実な仕事ぶりをしのび、心から御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族の皆様方にお悔やみを申し上げます。


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6月24日産経01

小松長官の病状については週刊ポスト3月14日号が、「1月下旬に開腹して(胃がんの)摘出を試みたが、すでに転移
が見られ結局、摘出手術は行なわれなかった」
という政治ジャーナリストの歳川隆雄氏のコメントを紹介していました。
そんな小松氏を、共産党、民主党の議員等が狙い撃ちし、安倍政権叩きの標的にしていたのは周知の事です。

○3月4日の予算委員会で、日本共産党の小池晃議員は小松長官に対し、「安倍政権の番犬」と侮辱発言。
○民主党の斎藤嘉隆議員は、小松長官が部下の携帯電話の資料を確認しながら国会で答弁したことを「奇行」
 と批判し、更迭を要求。しかし、この一件は民主党の白真勲議員が通告外の卑劣な質問したことが原因。
○民主党の榛葉賀津也(しんばかづや)議員は、小松長官が(出席する必要が無い)委員会のない月曜日に、
 抗がん剤治療を受ける申請を出したところ、「国会審議をないがしろにしている」と辞任を要求。
○民主党の尾立源幸議員は、小松長官が月曜日の午前中に通院があることを知った上で質問要求をおこない、
 「職務を果たしていない」と辞任を要求。
○日本共産党の大門実紀史議員は、小松長官に「あなたは療養に専念すべき」と医師でもないのに医療指導?。
 病気治療をしながら働いている人々から「日本共産党は病者に冷たい」と大ブーイングが。

等々、イジメ以上の酷い仕打ちをしていました。これが小松氏の死期を早めた要因だと言っても過言ではないと思っています。

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2014年3月13日 産経ニュースより

小松法制局長官を野党一斉狙い撃ち

安倍晋三首相が目指す集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈の見直しをめぐり、野党が政府のキーマンの一人である小松一郎
法制局長官を狙い撃ちにしている。小松氏を追い込めば行使容認を頓挫させられると考えているからだ。
小松氏は発言の一部を陳謝したが、自民党内でも行使容認慎重派がうごめき始めた。与野党の動きは後半国会の焦点となりそうだ。
「『安倍晋三首相は国家安全保障基本法案を提出するかどうか述べていないと私は理解している』という趣旨だった。言葉足らずで誤解
を招いたとしたらおわびする」。小松一郎内閣法制局長官は13日の参院外交防衛委員会で、こう陳謝した。
質問した民主党の福山哲郎氏が問題視したのは、小松氏の11日の参院予算委での答弁だった。
小松氏は、集団的自衛権の行使容認を担保するために、自民党が平成24年末の衆院選と25年夏の参院選で公約に掲げた国家安全保
障基本法制定について「首相は国会に提出する考えはないと思う」と答弁していた。
首相は現在、行使容認の閣議決定を行った上で、自衛隊法改正などで対応する考えを示している。
基本法への言及はなく、今月5日の参院予算委でも「自衛隊法などの自衛隊の行動に関する法律の改正が必要になる」と明言している。
小松氏の11日の答弁は首相の考えを紹介したにすぎなかった。だが野党勢力にとっては、安倍政権にダメージを与える格好の材料と捉
えているようだ。
特に民主党は、集団的自衛権の行使容認に関する見解が定まっていない。2月27日にまとめた党見解も、容認なのか反対か判然としな
い。それだけに、共産党議員と“場外”で口論を繰り返す小松氏の「資質」を攻撃すれば、行使容認の是非に踏み込まずにすむ。
福山氏は13日、小松氏が憲法解釈見直しについて、政府の有識者懇談会の報告が出る前に「内々に議論している」と、答弁したことも追
及した。小松氏が法制局内で「頭の体操」を行うのは問題ないとの考えを示すと、こう迫った「どんな頭の体操をしているのか開示してほ
しい」。小松氏は「資料を出す」と応じたが、今度は「まだ懇談会で議論しているのに、政府の一部局が『事前の準備を表に出す』と発言
するなんて許されるのか」。 自身の最初の質問を否定するかのような批判を行った。
民主党の大畠章宏幹事長も13日の記者会見で、小松氏について「本当に適切な人事だったのか、安倍政権として任命責任を考えるべき
段階に入った」と罷免を要求した。これに対し、菅義偉官房長官は記者会見で「全く当たらない」と拒否。
首相周辺は「小松氏の続投で微動だにしない」と明言しており、集団的自衛権をめぐり冷静な議論ができるよう沈静化を図りたい考えだ。
(桑原雄尚、力武崇樹)

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2014年6月23日 産経ニュースより

死去した小松前長官とけんか別れの共産・大門氏「静かに療養専念してほしかった」

小松一郎前内閣法制局長官の死去を受け、集団的自衛権の行使容認をめぐり「政権の番犬」呼ばわりされた小松氏と国会内
で口論し、けんか別れした共産党の大門実紀史参院議員が23日、産経新聞の取材に応じ「お悔やみを申し上げる。私の父親も
抗がん剤の治療で精神的に不安定なところがあったため、静かに病気療養に専念されたがいいと思っていた」と悼んだ。
大門氏は「私はただ、長官を『辞めろ』といったのではない。大事な時間を好きなようにやったらいいとの思いがあった」と述べた。
大門氏は3月7日の参院予算委員会終了後、国会内の廊下で小松氏と衆人環視の下で口論となった。
大門氏は別の共産党議員が小松氏を「政権の番犬」呼ばわりしたことを、小松氏が共産党に直接には抗議しなかったことを指摘。
その上で「あなたはそんなに偉いのか」とただすと、小松氏は「偉くはないが基本的人権はある」と言い返し、口論となった。
後日、小松氏は大門氏を参院議員会館に訪ねて直接謝罪したが、その場で再び口論となり、けんか別れしたままになっていた。

と新聞記事は伝えていますが、阿比留記者が自身のFbで以下のような追加記事を紹介しています。

小松一郎前内閣法制局長官の死去について、産経新聞の取材に共産党の大門参院議員が述べたことを紹介します。

Q:(小松氏が集団的自衛権政府解釈見直しの)政権の切り札といわれていたことについては

A:切り札にもならなかったね。振る舞いも異様なところがあってね、。番犬以前の問題だった。集団的自衛権は安倍さん
 はやる気だったし、最初から。小松さんがおりても、違う人でとは思っていたんだ。首をとったことにもならないしねえ。
 人生はそんなに長くはないとしたら、やはり、療養に…。集団的自衛権については何の役割も果たさずマイナスだった。
 余計なことで国会を混乱させた。

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体調不良で検査入院していた小松一郎内閣法制局長官が2月24日職務に復帰したとき、記者団に対して「内閣法制局は内閣の一部局だ。
安倍晋三首相の方針に従ってやるべきことをやる」と、きっぱりと言い切っていました。

以下、小松氏の遺言とも言える、産経新聞のインタビュー記事です。

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2014年2月26日 産経ニュースより

「立憲主義否定に当たらず」 首相の解釈改憲方針支持 一部メディア批判「的外れ」
内閣法制局の小松一郎長官は25日、産経新聞のインタビューに応じ、安倍晋三首相が集団的自衛権の行使を憲法解釈の見直しで
容認する考えを示し、一部野党やメディアが「立憲主義の否定」などと批判していることについて、「立憲主義の否定にはあたらない。
的外れの批判だ」と述べた。
憲法解釈に関し、首相は国会答弁で「私が最高責任者だ」と述べた。小松氏も「憲法規範を行政に反映させるには、第一義的に内閣
が責任を持って解釈をしなければいけない。その最高責任者は法制局長官ではなく首相なのは当たり前だ」と首相発言を擁護した。
阪田雅裕元内閣法制局長官が憲法解釈の変更を否定していることには「政府は10年も前に(質問主意書で)解釈の変更はまったく
認められないというわけではない、と答えている」と反論した。
集団的自衛権の憲法解釈を含む安全保障の法的基盤の再構築に向けた取り組みには「政策でなく、法のプロとして意見を述べる」
と強調。「論理的整合性や法的安定性などを十分に勘案し、どう意見を述べるかを就任時から議論してきた」とも述べた。
(中略)

「見解示す最高責任者は首相、当たり前じゃないですか」「解釈改憲は過去にもある」
心ならずも1カ月近く入院することになり、安倍晋三首相はじめ内閣に大変ご迷惑をおかけした。国会審議にも並々ならぬ支障をもたら
してしまった。大変申し訳なく、心からおわびしたい。
私の病状は菅義偉官房長官が話された通り、腹腔内に腫瘍が見つかり、入院中に抗がん剤治療と化学治療を受けていました。安静に
していればよくなるという話でもありません。
私が直訴して復帰を願ったとの報道もありますが、しかるべきタイミングで外来に切り替え、週に1回程度の通院は必要だが、職務復帰
は可能だとの判断を医師団にいただき、24日に職務に復帰しました。
1月31日に首相の見舞いを受けた際は「とにかく健康第一でやってください」と励まされました。復帰したからには誠心誠意、責務を果
たしたい気持ちです。25日の閣議でも、私から「一生懸命やらせていただきます」と申し上げ、首相から「よろしくお願いします」との言葉
をいただきました。私は非常に異例とされる人事で内閣法制局長官を命ぜられました。
首相は第1次内閣のときから「安全保障の法的基盤の再構築」に非常に強い思いを持っています。集団的自衛権の行使は重要な一部
ですが、すべてではありません。私も病床で国会中継を見ていましたが、首相は非常に詳しく説明しています。
わが国をめぐる安全保障環境が非常に厳しさを増す中で、やっぱり安全保障の中心的な柱は「抑止」です。
こういう事態が起これば、こういうことをやることができますよと示し、けしからんことを考える国があったら、その場合のコストを認識させ
、危ない乱暴なことをやらないようにしようというのが抑止の中心です。
そして、それよりももう少しグレードの低い事態というのはいつでも起こりうる。しかし、法律が十分に整備されていないがために穴があい
ているのです。
国民の最大の関心は「アベノミクス」の成功で経済が再生することです。日本は戦後、有数の経済大国を築き上げてきた。
これは安全保障がきちっと守られてきたからです。自衛隊とともに日米安保体制の両輪がまさに抑止となった。安全保障の法的基盤をし
っかりすることは、経済再生の大前提だと思っています。
首相が立憲主義を否定したという報道ですか?まったく、そんなことはないと考えています。内閣として見解を示すときの最高責任者は誰
なんですか。法制局長官ではなく、首相だというのは当たり前じゃないですか。内閣が見解を示すにあたって、一定の合理的な制限があ
ることは当然の前提として述べておられるのであって、自分が選挙を通っているから、何でも変えられるんだと述べておられるはずがない。
立憲主義に反するというのはおよそ的外れの批判だと思います。
実際に耳で聞いているわけではありませんが、阪田雅裕元内閣法制局長官が今までの見解は指一本触れることはできないと言っている
ように報道されています。そうだとすると、私が長官になる10年も前に、厳しい制約があるのは当然だが、十分熟慮した上で真に至当と認
められる場合には、憲法解釈の変更はまったく認められないというわけではないとちゃんと答弁している。阪田氏がそれを否定していると
すると、どうなのかなと思います。
政府の有識者会議「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」から報告書が出たら、首相の問題意識も踏まえ、われわれは法の
プロフェッショナルとして意見を言わなくてはいけない。政策的な意見を述べるというのが、われわれの役割じゃありません。
論理的整合性、法的安定性を十分に勘案した上で、どういう意見を言うべきかを6カ月間、ずいぶん議論してきたつもりです。
そのときに恥ずかしくない仕事を、みんなとしたいと思っています。 (峯匡孝、坂本一之)



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