筑紫の国の片隅で…

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海自輸送艦「くにさき」、南シナ海へ

支那がベトナム、フィリピンと対立し一触即発の緊張がたかまっているこの時期に、米豪の要員を乗せた日本の自衛艦が南シナ海に出向
く意義は、表向きの目的はどうあれ、覇権主義的な傍若無人な行為に対する日米豪3か国からの無言の圧力となることでしょう。
東南アジアで行われる米海軍主催の人道支援演習「パシフィック・パートナーシップ2014」に参加するため、自衛隊が派遣されています。
海上自衛隊輸送艦(LST)「くにさき」1隻と人員約150名、陸上自衛隊施設要員約10名、航空自衛隊C-1輸送機1機と人員約30名、自衛隊
医療要員約40名がベトナム(6月6日~15日)、カンボジア(6月19~28日)、フィリピン(7月4~15日)の3ヵ国で医療活動や文化交流を行う
予定です。なお、海自輸送艦「くにさき」には、米軍約130人と豪軍約10人も乗船しています。
航海中の5月31日、「くにさき」艦上において日米豪合同の追悼式がおこなわれ、海上自衛隊Fbでその時の様子が伝えられています。
洋上で、軍人同志ならではの交流が計られているようです。
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ダナンに寄港した輸送艦「くにさき」01

2014年6月9日 日刊ベトナムニュースより

海自輸送艦がダナン入港、中国は5隻目の補給艦を派遣

米軍とオーストラリア軍の隊員約140人を乗せた海上自衛隊の輸送艦「くにさき」が6日、南中部沿岸地方のダナン港に入港した。
今回のベトナム訪問は、国際災害救難訓練が目的だが、南シナ海で海洋進出を進める中国を日米豪3か国がけん制する格好となった。
なお、中国共産党中央委員会の機関紙「環球時報」は、中国人民解放軍が南シナ海に5隻目の補給艦「福池型補給艦(903型総合補
給艦)」を配備すると報じた。福池型補給艦の補給能力は、燃料1万t、清水250t、ドライカーゴ680tで、停泊先の広州市を5月末に出発し
、南シナ海に到着後、同海域に派遣されている中国人民開放軍の戦艦などに燃料や食料を供給する。
またベトナム人民海軍は8日、ベトナムが実効支配するチュオンサ諸島(英名:スプラトリー諸島、中国名:南沙諸島)の島で、同じく南シナ
海の領有権を巡って中国と対立するフィリピン海軍とスポーツ交流を行った。このイベントは、両国海軍が協力して中国に対抗していく姿
勢をアピールするため行われたものと見られる。

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2014年6月6日 NHKNewsより
6月6日NHKnews
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2014年6月6日 時事ドットコム 【ダナン(ベトナム中部)時事】より

自衛艦、ベトナム寄港=人道支援演習参加-中国けん制も

日本海上自衛隊の輸送艦「くにさき」が6日、ベトナム中部のダナンに寄港した。米海軍主催の人道支援演習「パシフィック・パートナー
シップ2014」の一環で、7月下旬まで東南アジア5カ国(自衛隊は3カ国)で医療活動や文化交流を行う。演習は07年から毎年実施し、
今年で8回目。日米やオーストラリアなど6カ国からNGOも含めて約370人が参加。うち日本からは約240人が加わっている。
人道活動が中心だが、今年は「くにさき」が南シナ海の領有権をめぐり中国と対立するベトナムとフィリピンを訪問する計画で、中国の海
洋進出を強くけん制する形になった。今回は米、豪軍が初めて「くにさき」に同乗して緊密な連携をアピール。
記者会見した第一輸送隊司令の松井陽一1等海佐は「初めての日米豪共同乗船で、非常にやりがいがある。十分な成果を出せるように
頑張りたい」と述べた。 
ダナンは、ベトナム戦争で米軍が1965年に初めて上陸した地として知られる軍事的要衝。かつては激戦を展開した米越だが、現在はア
ジアで中国のプレゼンスが強まっているのを背景に急速に接近。 日豪なども加わって「中国包囲網」の形成が企図されている。

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2014年6月6日 SankeiBiz (共同)より

海自輸送艦「くにさき」がベトナム入港 日米豪3カ国結束で中国牽制

南シナ海に臨むベトナム中部ダナンの港に6日、米軍とオーストラリア軍の隊員計約140人を乗せた海上自衛隊の輸送艦「くにさき」が
入港した。ダナン市内で医療支援と文化交流を行うのが目的だ。
南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島海域では中国の石油掘削作業を発端に、中国とベトナムの公船などが衝突を繰り返し緊張が
高まっている。ダナン訪問は地域の海洋安全保障に関与を強める日米豪3カ国が結束して中国を牽制する格好となった。
活動は米軍が中心となり、アジア太平洋地域で医療活動などを行う「パシフィック・パートナーシップ」の一環。自衛隊は7月15日までの
予定でベトナム、カンボジア、フィリピンを訪問する。
くにさきには海自の人員約150人と米軍の約130人、オーストラリア軍の約10人が乗り込み、米海軍横須賀基地を5月29日に出航した。
海自当局者によると、海自輸送艦が米軍やオーストラリア軍の要員を大規模に運ぶのは初めてという。

パシフィック・パートナーシップ2014 01

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~海上自衛隊Fbより~

【パシフィック・パートナーシップ2014】

パシフィック・パートナーシップ2014 02

平成26年5月31日、輸送艦「くにさき」艦上において、追悼式が行われ、豪軍のクローニン中佐と海自第1輸送隊司令の松井1佐が
スピーチを行いました。この追悼式は、1942年5月31日、日本軍の小型潜航艇3隻がオーストラリアのシドニー湾に侵入しました。
その中の「M24」潜航艇が米軍の巡洋艦「シカゴ」にめがけて魚雷を発射しましたが、代わりに豪軍「クッタブル」に命中、21人の
海兵が死亡したことに対して行われたものです。同潜航艇は長年行方が分からなくなっていましたが、2006年にダイバーらによって
シドニーの海岸沖で発見されました。
今年は豪軍船が沈没して71年目にあたり、記念式典が31日、シドニー湾内のガーデン島艦隊基地で開催されたそうです。

パシフィック・パートナーシップ2014 松井1佐

『豪軍クローニン中佐のスピーチ』
「5月31日の本日は、1942年前の今日から2日間にわたった日本軍によるシドニー港小型潜水艦攻撃から72年目を数えます。
海上自衛艦「くにさき」艦上にて、本日、我々は、オーストラリア、米国、そして日本から集い、先人たち海軍軍人たちがそれぞれの祖国
を守るためにとった、勇敢なる行動、犠牲に敬意を払い、追悼したいと思います。
72年前は、敵対者として対峙しあった我々は、本日、この艦上において、パシフィックパートナーシップという共通の目的をもち、アジア
太平洋地域の平和と繁栄のために、ここに集い、盟友、同盟国として、この追悼式にあたっています。
本日、オーストラリアのシドニーにおいても、日、米、豪の政府関係者や軍関係者が、この追悼の日に集まっていると聞いています。
パシフィックパートナーシップのミッションのもと、この防衛協力の場において、友人として盟友として、世界の中でもたいへんに重要な
地域の安定に寄与しつつ、追悼できることは大変意義深いと感じています。
1942年、小型潜水艦にて突入した海軍軍人たちの祖国を愛する勇敢なる行動とその犠牲は、今もこのような形で我々の記憶に残り、
日本、米国、オーストラリアの力強く、そして、重要な同盟関係の構築に寄与しており、また、その関係が今後も末永く続くであることを
祈念し、挨拶といたします。ありがとうございました。」

『米海軍牧師による祈念』
「祈りをささげたいと思います。父なる神よ、見守りをありがとうございます。勇敢さ、犠牲、そして平和と和解について申し上げます。
今日、我々、盟友たちは、多くの勇敢なる海軍軍人たちの犠牲を悼みます。1942年5月31日から2日にかけて海の下に沈んでいった者
たちの犠牲です。
日本潜水艦隊の勇敢さは、1942年の戦争当時から、オーストラリアにとってさえも尊厳とともに認識されており、犠牲となった日本海軍
軍人4名の遺灰は、戦争中にも関わらず日本に送還されました。
過去10年にわたり、オーストラリアおよび日本は、合同にて、日豪両軍の犠牲者を追悼してまいりました。オーストラリア側は日本海軍軍
人の勇敢さを認め、日本側はオーストラリア側の犠牲について認識を深めてまいりました。また、米国は両国および、米国を加えた三カ国
の和解と平和につき理解を深めてまいりました。そして今、参加国は共同のチームとして災害被害国などに支援の手を差し伸べようとし
ております。パシフィックパートナーシップ2014を構成する我々は、犠牲となった海軍軍人、その家族をここに祈念したいと思います。
希望と名誉を我々にお与えください。」



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