筑紫の国の片隅で…

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アジア安全保障会議で、安倍総理基調講演

シンガポールにおいて5月30日~6月1日に開催された、第13回シャングリラ・ダイアローグ(アジア安全保障会議)に日本の総理大臣として初めて参加した
安倍総理が、5月30日の開会関連行事おいて基調演説を行いました。
アジア安全保障会議はアジア太平洋地域各国の国防大臣のほか、軍関係者、シンクタンク、メディア関係者が参加する国際会議で、年1回開催されています。
安倍総理は演説で、海洋の法の支配のとして①国家は法に基づいて主張する ②主張を通すために力や威圧を用いない ③紛争解決には平和的収拾を徹底する
――という「3原則」を挙げました。
そして「既成事実を積み重ね、現状の変化を固定しようとする動きは、3原則の精神に反するものとして強い非難の対象となる」と宣言しました。
総理がこうした国際会議に出席し、自らの言葉で外交や安全保障に関する考え方を発信することは、日本を理解してもらううえで非常に大切なことだと思います。
一方この日ロンドンでは、英王立国際問題研究所(チャタムハウス)で、「アジア太平洋の安全保障 米国の役割はどのように変わっているのか」と題したパネル
ディスカッションが開かれたそうです。
チャタムハウスのゼニア・ドアマンディ米国部長(元米国家安全保障会議南アジア部長)が基調講演し、パネラーとして在英日本大使館の宮島昭夫特命全権公使
(チャタムハウス上級客員研究員)が加わりました。
報道関係者によれば、米国と日本が肩を並べて登壇すると発信力が違うそうです。
宮島公使が「安倍ドクトリン」を説明するとともに、他のパネラーに支那が軍備増強する理由などを質問したりしたため、かなり正確に南シナ海と東シナ海の状況が
参加者に伝わったようだとのことです。
これまで日本の戦争責任や歴史認識などについて非難されることが多かったようですが、そんな状況が変化しているそうです。憲法解釈変更による集団的自衛権
の行使容認」についても、警戒の声など上がらなかったらしいです。
これも「積極的平和主義」「地球儀を俯瞰する外交」を推進してきた安倍外交の成果の現れ、と言えるかも知れません。
日本では殆ど報じられませんでしたが、今年1月のダボス会議で安倍総理は報道関係の質疑のにおいて「日本の安全を守り、経済を復活させる」という強い信念を
示したことで高く評価されていました。
果たして、日米同盟を基軸とする安倍ドクトリンで、 国際法を守るつもりなど毛頭無い支那の「恫喝外交」に対抗できるかどうか・・・。それもこれも、日本が普通の国の
常識を身に付けなければ、「妄想」で終わってしまいます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

平成26年5月30日 外務省HPより

第13回アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)安倍内閣総理大臣の基調講演
     アジア安全保障会議

アジアの平和と繁栄よ永遠なれ

日本は法の支配のために アジアは法の支配のために 法の支配はわれわれすべてのために

リー・シェンロン首相、ジョン・チップマン所長、ご列席の皆様 「アジアの平和と繁栄よ永遠(とこしえ)なれ」。
本日は、そのため日本として何をなすべきか、どのように貢献すべきか、それを申し上げるためこの場に立
っています。ここに集う私達には共通の使命があります。私達の生活の向上、経済的な繁栄を追求すること
です。アジア・太平洋、それからインド洋と広がるこの偉大な成長センターに、そしてそこに住まう人々に持て
る潜在力を存分に花開かせることです。次の世代に、もっとはるかに豊かで一人ひとり成長の果実に浴すこ
とのできる舞台を築いて引き継ぐことでなくてはなりません。アジアとは成長の代名詞、達成の別名です。
TPPは、アジア・太平洋の経済に圧倒的なスケール・メリットをもたらすでしょう。まるで2段目、3段目のロケ
ットが加速度を増すようにTPPが点火する勢いは、やがてアールセップ(RCEP)、エフタープ(FTAAP)と自由
で創造的な経済圏を拡大させながら、私たちを一層の高みへはばたかせます。
アジア・太平洋は、世界の経済を力強く推進し続けるでしょう。今、私の経済政策はアジア・太平洋地域との
共存、win-winの関係をめざしながらフル・スロットルで前進しています。この広い太平洋、インド洋のように
私達の可能性はどこまでも広がっています。
私たちの子、孫の世代までその恩恵に浴せるよう平和を確固たるものにしなくてはなりません。安定をもた
らさなくてはならないのです。そのために、すべての国が国際法を遵守しなければなりません。
日本はASEAN各国の海や空の安全を保ち、航行の自由、飛行の自由をよく保全しようとする努力に対し
支援を惜しみません。アジアと世界の平和を確かなものとしていくうえで、日本はこれまでにも増した積極
的な役割を果たす覚悟があります。
日本の新しい旗「積極的平和主義」についてASEAN加盟国すべての指導者、米国や豪州、インドや英国、
フランスといった盟邦、友邦諸国指導者の皆さまからすでに明確で熱意ある支持をいただいています。
日本は法の支配のために。アジアは法の支配のために。そして法の支配は我々すべてのために。
アジアの平和と繁栄よ、とこしえなれ。それが、本日、私が申し上げたいことです。

まず私の情勢認識をお聞きください。この地域は、わずか一世代のうちに目覚ましい成長を遂げました。
ただ成長の果実のうち、割に合わないほど多くが、軍備の拡張、武器の取引に充てられている。
これを、私は残念に思います。大量破壊兵器の脅威があり、力による現状変更の試みがある。
不安定を生む要因は、確かに存在します。
しかし、悲観的になる必要などどこにもない。それが私の考えです。
米国のバラク・オバマ大統領と私は、先頃、日米同盟が地域の平和と安全の礎であることを確かめ合いま
した。大統領と私はまた、アジア・太平洋、さらには世界における平和と経済的な繁栄を推進するため、志を
同じくするパートナーとの間で、3カ国間協力を強化していることを確かめ合いました。
豪州のトニー・アボット首相が先月初め来日されたとき、まさしくこのこと、すなわち安全保障の面で日米豪
3国の協力を推し進めていくことを改めて確認しましたし、両国の戦略的パートナーシップを、新たな特別な
関係に引き上げる意思を内外に向け明らかにしました。
インドではこの度もまた公明な選挙によって、ナレンドラ・モディさんが首相になりました。モディ首相を東
京にお迎えする時は、日本とインドの協力、あるいはそれに第三国を加えた協力が、太平洋、インド洋という
「2つの海の交わり」を平和に、より豊かにしていくことを確認できるに違いありません。
昨年私は、ASEANの10カ国をすべて訪問し、訪れた先々で意を強くしました。法の支配を重んじようとする
点にかけて、共通の素地がある -- 航行の自由、飛行の自由を尊重する点でも、コンセンサスがあるのを
教えられたからです。実に私たちの地域では、殆どの国で、経済成長はスピードこそ各国さまざまでも、着実
に思想や宗教の自由、統治体制に対するチェック・アンド・バランスをもたらしました。法の支配という、人権
の基礎をなす大前提が、確実に浸透しました。
自由と民主主義、それらを支える法の支配は、アジア・太平洋の明るい長調の旋律を支えるふくよかな通奏
低音です。日々新たに、私はその響きに耳を傾けています。
以上、私の情勢認識を皆さんと共有するためお話しました。
そのうえで、本日第1の要点、国際法を守るべきことを申します。
海洋には、その秩序を定める国際法があります。歴史は古く、古代ギリシャの昔にさかのぼるといわれてい
ます。早くもローマ時代、海はすべての人々に開放され、私的な所有や分割が禁止されました。
いわゆる大航海時代以降、多くの人々が海を通じて出会い、海洋貿易が世界を結びます。公海自由の原則
が確立するに至り、海は人類の繁栄の礎となりました。
歴史を重ね、時として文字通り荒波に揉まれながら、海にかかわる多くの人々の知恵と実践の積み重ねが
あって、共通のルールとして生み出されたものが海に関する国際法です。
誰か特定の国や、集団がつくったものではありません。長い年月をかけ、人類の幸福と繁栄のためはぐくま
れた、我々自身の叡智の産物なのです。
今日、私たち各々にとっての利益は、太平洋からインド洋にかけての海を徹底してオープンなものとし、自由
で平和な場とするところにあります。法の支配が貫徹する、世界・人類の公共財として我々の海や空を保ち
続けるところ、そこにこそ、すべての者に共通する利益があります。海における法の支配とは、具体的には何
を意味するのか。
長い歳月をかけ、我々が国際法に宿した基本精神を3つの原則に置き直すと実に常識的な話になります。
原則その1は、国家はなにごとか主張をなすとき法にもとづいてなすべし、です。
原則その2は、主張を通したいからといって、力や威圧を用いないこと。
そして原則その3が、紛争解決には平和的収拾を徹底すべしということです。
繰り返しますと、国際法に照らして正しい主張をし、力や威圧に頼らず、紛争はすべからく平和的解決を図れ
、ということです。当たり前のこと、人間社会の基本です。しかし、その当たり前のことを、敢えて強調しなく
てはなりません。
アジア・太平洋に生きる我々、一人ひとり、この3原則を徹底遵守すべきだと私は訴えます。
先日、インドネシアとフィリピンが平和裏に、両国間の排他的経済水域の境界画定に合意しました。
法の支配が、まさに具現化した好例として私は歓迎したいと思います。また、南シナ海における紛争の解決
を、まさに3原則にのっとり求めようとしているフィリピンの努力を私の政府は強く支持します。
ベトナムが、対話を通じて問題を解決しようとしていることを、同様に支持します。
既成事実を積み重ね、現状の変化を固定しようとする動きは、3原則の精神に反するものとして、強い非難
の対象とならざるを得ません。
今こそ、南シナ海の全ての当事国が約束した2002年行動宣言、あのDOCの精神と規定に立ち返り、後戻
りができなくなる変化や、物理的な変更を伴う一方的行動をとらないという、固い約束を交わすべき時では
ないでしょうか。平穏な海を取り戻すため、叡智を傾けるべき時は今、です。
世界が待ち望んでいるのは、私達の海とその空が、ルールと法と、確立した紛争手続きの支配する場となる
ことです。最も望まないものは、威圧と威嚇がルールと法にとってかわり、任意の時、ところで不測の事態が
起きないかと、恐れなければならないことです。
南シナ海においては、ASEANと中国の間で真に実効ある行動規範ができるよう、それも速やかにできるよう
、期待してやみません。
日本と中国の間には2007年、私が総理を務めていたとき当時の温家宝中国首相との間で成立した合意が
あります。日中両国で不測の事態を防ぐため、海、空に連絡メカニズムをつくるという約束でした。
残念ながら、これが実地の運用に結びついていません。
私たちは海上での戦闘機や艦船による危険な遭遇を歓迎しません。交わすべきは言葉です。テーブルに
ついて、まずは微笑みのひとつなり交わし話し合おうではありませんか。
両国間の合意を実施に移すことが、地域全体の平和と安定につながる。私はそう確信しています。

それにつけても、EASに重きをもたせるときが来た。私はそう思います。
「ARF」は外相レベル、「ADMM+」は国防大臣レベルの会議です。首脳たちが集まり、あるべき秩序を話し
合う場として、EASに勝る舞台はありません。軍備拡張の抑制、軍事予算の透明化、あるいは武器貿易条
約の締結拡大や、国防当局間の意思疎通の向上――。
首脳同士が互いにピア・プレッシャーを掛け合い、取り組んでいかねばならない課題には事欠きません。
地域の政治・安全保障を扱うプレミア・フォーラムとして、EASを一層充実させるべきである。そう訴えます。
来年がちょうどEAS発足10周年です。まずは参加国代表からなるパーマネントな委員会をつくり、EASの
活性化さらにはEASとARF、ADMM+を重層的に機能させるため、ロードマップをこしらえてはどうでしょう。
まず話し合うべきは、ディスクロージャーの原則です。陽の光にまさる殺菌薬はなしと、そう言うではありま
せんか。アジアは、今後とも世界の繁栄をひっぱっていく主役です。そんな場所での軍拡は、元来不似合
です。繁栄の果実は、更なる繁栄、人々の生活の向上にこそ再投資されるべきです。
軍事予算を一歩、一歩公開し、クロスチェックしあえるような枠組こそ、EASの延長上に私たちが目指すべ
き体制だと、そう信じます。
ASEAN各国の海や空の安全を保ち、航行の自由、飛行の自由をよく保全しようとする努力に対し、日本は
支援を惜しみません。
では、日本は何を、どう支援するのか。それが次にお話すべきことです。
フィリピン沿岸警備隊に、新しい巡視艇を10隻提供することに致しました。
インドネシアには既に3隻、真新しい巡視艇を無償供与しました。ベトナムにも供与できるよう必要な調査を
進めています。日本が実施する援助全般について言えることですが、ハード・アセットが日本から出て行くと
技能の伝授に専門家がついていきます。そこで必ず、人と人のつながりが強くなります。職務を遂行するこ
と、それ自体への誇りの意識が伝わります。高い士気と練度が育ち、厳しい訓練をともにすることで永続的
な友情が芽吹きます。
フィリピン、インドネシア、マレーシア3国だけで、沿岸警備のあり方について日本から学んだ経験のある人は
250人をゆうに上回っています。
2012年、ASEAN主要5カ国から海上法執行機関の幹部を日本へ招いたときは、1カ月の研修期間中、1人に
つき日本の海上保安官が3人つき寝食をすべて共にしました。
「日本の場合、技術はもちろん、一人ひとり士気の高さがすばらしい。持って帰りたいのは、この気風だ」と、
マレーシアからの参加者は言ったそうです。私達が本当に伝えたいことを、よくわかってくれたと思います。
ここシンガポールでも、8年前にできた地域協力協定(ReCAAP)に基づいて、各国のスタッフが海賊許すま
じと、日夜目を光らせています。事務局長はいま、日本人が務めています。
日本はこの程、防衛装備について、どういう場合に他国へ移転できるか、新たな原則をつくりました。
厳格な審査のもと、適正な管理が確保される場合、救難・輸送・警戒・監視・掃海など目的に応じ、日本の
優れた防衛装備を出していけることになりました。
国同士で、まずは約束を結んでからになります。一つ一つ厳格に審査し、管理に適正を図ることを心がけ
つつ進めていきます。
ODA、自衛隊による能力構築、防衛装備協力など日本が持つ色々な支援メニューを組み合わせ、ASEAN
諸国が海を守る能力をシームレスに支援してまいります。 以上、お約束として申し上げました。

最後の話題に移りましょう。日本が掲げる、新しい旗についてのお話です。
最早どの国も、一国だけで平和を守れる時代ではありません。これは世界の共通認識でしょう。
さればこそ、集団的自衛権や国連PKOを含む国際協力にかかわる法的基盤の再構築を図る必要がある
のではないか。そう思い、私はいま国内で検討を進めています。
今、日本の自衛隊は国連ミッションの旗の下、独立間もない南スーダンにいて平和づくりに汗を流していま
す。そこには、カンボジア、モンゴル、バングラデシュ、インド、ネパール、韓国、中国といった国々の部隊が
参加しています。国連の文民スタッフや、各国NGOの方々も大勢います。
南スーダンの国造りを助けるという点で、彼らは皆、仲間です。
ここでもし、自らを守るすべのない文民やNGOの方々に、武装勢力が突然襲い掛かったとしましょう。
今までの日本政府の考え方では、襲撃を受けているこれら文民の方々を我が国自衛隊は助けに行くこと
はできません。今後ともそれでいいのか。我々は現在、日本政府としての検討を進めるとともに連立与党
同士の協議を続けています。
国際社会の平和、安定に多くを負う国ならばこそ、日本はもっと積極的に世界の平和に力を尽くしたい、
「積極的平和主義」のバナーを掲げたいとそう思うからです。
自由と人権を愛し、法と秩序を重んじて戦争を憎み、ひたぶるに、ただひたぶるに平和を追求する一本の
道を日本は一度としてぶれることなく、何世代にもわたって歩んできました。これからの幾世代、変わらず
歩んでいきます。
この点、本日はお集まりのすべての皆さまに、一点、曇りもなくご理解をいただきたい。 そう思います。

私はこの1年と半年近く、日本経済を今一度イノベーションがさきわい、力強く成長する経済に立て直そうと
、粉骨砕身、努めてまいりました。アベノミクスと、ひとはこれを呼び、経済政策として分類します。
私にとってそれは、経済政策を遥かに超えたミッションです。
未来を担う、新しい日本人を育てる事業に他なりません。新しい日本人は、どんな日本人か。
昔ながらの良さを一つとして失わない日本人です。貧困を憎み、勤労の喜びに普遍的価値があると信じる
日本人は、アジアがまだ貧しさの代名詞であるかに言われていた頃から、自分たちにできたことが、アジア
の他の国々で同じように出来ないはずはないと信じ、経済の建設に孜々として協力を続けました。
新しい日本人は、こうした無私・無欲の貢献を、おのがじし、喜びとする点で、父、祖父たちと何等変わるとこ
ろはないでしょう。変わるとすれば、日本が実施する支援や協力はその対象、担い手とも、ますます女性に
なることでしょうか。
カンボジアで民法をつくり、民事訴訟法をつくるお手伝いをした日本人が、3人のいずれも若い女性裁判官
、女性検事だったことを、ご記憶ください。
2011年8月のことでした。フィリピンのベニグノ・アキノ3世大統領と、ムラド・エブラヒムMILF議長との
トップ会談が、日本の成田で実現し、本年3月には、とうとう両者間に包括和平の合意がなりました。
2年後には、いよいよバンサモロ自治政府が産声をあげます。そのため私たち日本の援助チームは、何に
一番、力を入れているでしょうか。女性たちに生活の糧を稼ぐ実力をつけてもらうことが、そのひとつです。
ミンダナオに我が国は女性職業訓練所を建てました。銃声と怒号が消えたミンダナオに響くのは、彼女た
ちが動かすミシンの軽快な機械音です。
新しい日本人とは、今までと同じように成長のエンジンが結局のところ人間であり、ともすると不当に不利な
立場に置かれてきた、女性たちであることを踏まえ、その実力向上に力を惜しまない人間です。
新しい日本人は、アジア・太平洋の繁栄を自分のこととして喜び、日本を地域の意欲ある若者にとって希望
の場所とすることに、価値と生き甲斐を見出す日本人です。
日本という国境にとらわれない、包容力ある自我をもつ日本人です。
中国からは毎年、何十人かの高校生がやってきて、北から南まで日本列島に散らばって、まる1年、日本人
の高校生と生活や学習を共にします。彼ら彼女らは例外なく、日本人の友達と結んだ友情に感動し、ホスト
ファミリーが注ぐ愛情に涙して母国に帰ります。日本を第二の故郷だと言って帰ります。
新しい日本人には、そんな外国の人たちを、慈愛深く迎える心をいっそう大切にしてほしい。そう思います。
新しい日本人とは、最後に、この地域の平和と秩序の安定を、自らの責任として担う気構えがある日本人で
す。人権や自由の価値を共有する地域のパートナーたちと一緒になって、アジア・太平洋の平和、秩序を担
おうとする意欲の持ち主です。
そんな新しい日本人のための新しいバナー「積極的平和主義」とは、日本が今までより以上に地域の同輩
たち、志と価値を共にするパートナーたちと、アジア・太平洋の平和と安全、繁栄のため努力と労を惜しまな
いという心意気の表現にほかなりません。
米国との同盟を基盤とし、ASEANとの連携を重んじながら、地域の安定、平和、繁栄を確固たるものとしてい
くため、日本は骨身を惜しみません。
私たちの行く手には平和と繁栄の大道が、ひろびろと広がっています。
次の世代に対する我々の責任とは、この地域が持つ成長のポテンシャルを、存分に花開かせることです。

日本は法の支配のために。アジアは法の支配のために。そして法の支配は我々すべてのために。
アジアの平和と繁栄よ、とこしえなれ。 ―― 有難うございました。




関連記事
スポンサーサイト

テーマ:政治・経済・時事問題 - ジャンル:政治・経済

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://metalhorse.blog.fc2.com/tb.php/281-dda607aa
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。