筑紫の国の片隅で…

「美味しんぼ」の真実って・・・

若田光一宇宙飛行士が無事帰還されました。約半年間の宇宙滞在にもかかわらず、元気な姿に
一安心というところです。ところで、着陸船から出てきた若田さん鼻血出てましたっけ?
「美味しんぼ」の話が真実だとすれば、半年間も宇宙空間で放射線を浴び続けていたんですから
前町長さんのような症状が出るんじゃないんですか・・・?

漫画雑誌ビックコミック・スピリッツ(小学館発行)の連載漫画「美味しんぼ」の内容について、
福島県双葉町と福島県に続いて、大阪府・大阪市も抗議声明を発表しました。
5月12日発売号に登場した岐阜(県)環境医学研究所所長の松井英介氏が、大阪府が処理した
震災がれきについての発言が事実ではないとの抗議のようです。
2012年5月に北九州市が石巻市の震災ガレキの焼却処理をしたときに、これを中止させようと
抗議行動をした「放射能恐怖病」の集団がいました。彼等の主張は震災ガレキを燃やせば、北九
州一円に放射能が拡散して危険だから止めろ、というのです。放射能汚染とは関係ない石巻市の
ガレキだと説明しても、聞く耳を持ちません。まったく馬鹿げた話で呆れてしまいます。
市側は、焼却前の空間線量と、焼却後の空間線量を測定し公開しましたが、まったく変化はあり
ませんでした。当然ですね。結果は初めから分かっていました。
「放射能恐怖病」に汚染された無知蒙昧な連中がおこす無責任な行動には、怒りを覚えます。
大阪でも似たような状況だったようです。
そんな訳で、環境医学研究所所長の松井英介氏が語った内容が気になったので考察してみます。
原作者の雁屋哲氏が自身のブログにおいて、「私は真実しか書けない」「自己欺瞞は私の一番嫌
う物である」と書いていますが、作中で松井氏が「焼却場の近くに住む住民1,000人ほどを対象に
云々・・・」は真実なのでしょうか・・・?
疑問その1として、大阪府・大阪市が処理を行った震災ガレキは、岩手県宮古地区のものであり、
福島県から出た震災ガレキではありません。つまり放射能に汚染されていない。
疑問その2として、大阪府・大阪市がガレキの焼却処理を行った大阪市環境局舞洲工場は、湾岸
埋立工業地帯に立地しており、その周辺は工場ばかりであり、一般住宅は見当たりません。
疑問その3として、近くに住む住民800人が症状を訴えているのなら、近場に有るユニバーサル・
スタジオ・ジャパン(USJ)で、毎日外で働いているスタッフに影響があって当然だと思いますが、
そんな話が地元で話題になった様子はありません。つまり、松井英介氏の話は疑問だらけであり
とても真実とは思えません。
雁屋哲氏が、「真実をありのままに書くことがどうして批判されなければならないのか」と強弁し
ていますが、それこそ自己欺瞞ではないでしょうか。
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~YAH00!ニュースに寄せられたユーザーコメントから~

受け入れ時から散々地元では新聞やテレビで伝えられてますし、被害を隠すも何も大阪の住民
は「黙ってい」て言われたかて、黙ってられへんのが性分。
お上(行政)に逆らってなんぼな気質は、なにしろ江戸時代からなんで、公権力が仮に秘匿しよう
としても、できるわけがないというのが実際。
関西ローカルの紙面・番組でも、原発問題(瓦礫処理、関西への避難者、福井の原発銀座と地震
の関係等)を細かに追っているものが多いんですが、もし健康被害が800どころか、数人でも出れ
ば、「大きな騒ぎ」になっていたはずだと思います。
夕方枠でも「憤懣本舗」など、視聴者からの告発コーナーがメインだったりしますしね。
もともと信用なんかしてません(笑)よって、住民を権力が黙らせることなんて無理。
なにより舞洲では受け入れ後も線量が変化していないにもかかわらず、こういう漫画が書かれて
しまうということに大変疑問を感じますね。
もし、毎日外でお仕事されているUSJクルーの鼻の下が血だらけなんやったら、信じてもええけれ
ども(笑)

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平成26年5月14日 産経新聞 【産経抄】より抜粋

小学館の漫画雑誌に連載中の「美味しんぼ」に、抗議が相次ぐのも当然である。まず、主人公が
東京電力福島第1原発を視察した後に、鼻血を出すシーンが問題になった。断定はしていないも
のの、放射線の影響だと言わんばかりに描かれている。やはり鼻血が止まらないと訴える実在の
前双葉町長には、「福島県内には住むな」とまで語らせた。
▼冷静に考えれば、きのうの小紙の記事で専門家がコメントした通り、「科学的にはありえない」。
 もし低線量被曝が原因で鼻血が出るのなら、放射線技師やきょう帰還する若田光一さんら宇宙
 飛行士も、同じ症状で悩むことになる。
▼ただ、原作者の雁屋哲さんは「真実をありのままに書くことがどうして批判されなければならな
 いのか」と、ひるむ様子はない。何よりすでに単行本が110巻も出ている、人気漫画の影響力は
 とてつもなく大きい。科学的根拠のない風評のために、福島県の産物が再び被害を受け、住民
 の不安が増す恐れは十分ある。

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5月13日 スポニチアネックスより

岩手県も「美味しんぼ」に苦言「震災がれきは安全確認済み」

12日発売の小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」掲載の漫画「美味しんぼ」で、震災がれきを
受け入れた大阪市内の焼却場近くの住民について、鼻血を出したり、目やのどに不快な症状を
訴えたりしていると表現された件について、岩手県が12日、災害廃棄物の安全性を主張した。
大阪府と大阪市は2013年1月、東日本大震災で発生した岩手県のがれきを受け入れ、計約1万
5,300トンの処理を同年9月に終えた。
「美味しんぼ」では「岐阜環境医学研究所」の所長が、大阪の震災がれき焼却場近くの住民千人
を対象にした調査で「鼻血、眼、のどや皮膚などに、不快な症状を訴える人が約800人もあった」
と指摘している。
これを受け岩手県は「当該災害廃棄物については、宮古地区において放射性物質の濃度を測定
するなど安全を確認し、運搬、焼却など処理の各過程でも空間放射線量率などを測定し安全を確
認しております」と計測をしたうえで安全性を確認したと説明。
「その結果各過程の空間放射線量率については全て受け入れの前後で値に変化はなく、安全に
処理していることを確認しており、測定結果について、大阪府、大阪市はホームページにて公表し
ております」と測定結果が公表されていることも加えた。
大阪府のホームページでは岩手県から受け入れた災害廃棄物、焼却灰の放射性セシウム濃度
測定結果を公表。
廃棄物は「不検出から8ベクレル/キログラム(基準は100ベクレル/キログラム以下)」、
焼却灰は「不検出から21ベクレル//キログラム(基準は2,000ベクレル/キログラム以下)」
で、ともに基準値を下回っている。

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<大阪府の公式ページ>より
岩手県の災害廃棄物の受入れについて
http://www.pref.osaka.lg.jp/shigenjunkan/haikibutukouikishori/index.html

漫画『美味しんぼ』での本府の災害廃棄物処理に関する記述について
http://www.pref.osaka.lg.jp/shigenjunkan/haikibutukouikishori/comic.html

平成26年5月12日に発売された小学館の週刊ビックコミックスピリッツに掲載された
「美味しんぼ」に本府の災害廃棄物処理に関連する記述がありましたが、下記のとおり
作中の記述にあるような状況は認められず、災害廃棄物の処理は全て安全に終了して
いますので改めてお知らせします。

◇作中の記述について
「大阪で、受け入れたガレキを処理する焼却場の近くに住む住民1,000人ほどを対象に
お母さんたちが調査したところ、放射線だけの影響と断定はできませんが、眼や呼吸器
系の症状が出ています」「鼻血、眼、のどや皮膚などに不快な症状を訴える人が約800
人もあったのです」
これについては、大阪市が、処理を行った焼却工場の存在する此花区役所、同保健福祉
センター、此花区医師会に確認をしましたが、処理中においても、その後においても、
そのような状況は認められませんでした。

◇災害廃棄物受け入れの安全性について
大阪府、大阪市が行った、災害廃棄物の広域処理は、岩手県からの要請を受け、岩手県
宮古地区(宮古市、岩泉町、田野畑村)の災害廃棄物を受け入れました。
受け入れに際しては、宮古地区において放射性物質の濃度を測定するなど安全を確認し
運搬、焼却など処理の各過程でも空間放射線量率などを測定し安全を確認しています。
その結果各過程の空間放射線量率については全て受け入れの前後で値に変化はなく、
安全に処理していることを確認しています。

Googleマップ
大阪市環境局舞洲(まいしま)工場
大阪市環境局舞洲工場








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