筑紫の国の片隅で…

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ドキュメンタリー映画『パンドラの約束』が公開されます

原子力発電に関して様々な考えや意見があって当然だと思いますが、福島第一の事故以来、マスコミ
メディアが流がす情報は一方向に偏り過ぎだと思います。反原発の声や抗議行動は大きく取り上げ、
賛成派の声は黙殺してきました。原発を再稼働させないために、エネルギー問題や環境問題について
の情報を、あえて語ろうとはしません。
ネットにおいても、放射能に関して根拠薄弱な妄言や暴論が、まことしやかに流布してします。
反原発派による、低線量の放射線の影響や福島の現状について、必要以上に不安を煽る情報の拡散
により、原子力発電と放射能に対するいわれなき恐怖は、今でも風評被害をもたらしており過剰とも
いえる除染は、福島の復興を遅らせ続けています。
反原発派が過度の安全性を求め、「原子力はいらない」という極論を主張することにより再稼働でき
ない原子力発電を補うために、火力発電をフル稼働せざるを得ない現状です。
原子力発電の危険を断罪する反対派は、「安全・安心」がもたらされたと主張するかもしれませんが
火力発電による別のリスクや環境破壊問題については、口を閉ざしています。
原子力を使わないことにより我々国民は2011年から13年までに、9兆円以上のエネルギー購入代を、
電気料金の値上げとして負担する羽目になりました。このまま原発が再稼働しなければ、今後も電気
代は上がり続けるでしょう。さらに反原発派が持上げる「再生可能エネルギー」、特に太陽光発電が
普及しても、24時間365日発電するわけではないので、どうしても火力発電は必要となるため、エネ
ルギー購入を続けなければなりません。また、買取り制度による価格負担が上乗せされることになり
ますから、2011年以前の電気料金の2倍以上になってもおかしくありませんし、その高額電気料金の
まま続くことになるでしょう。一般国民の生活への負担が重くなるのは勿論の事、国内の製造業をは
じめ様々な分野の産業に大きな影響をもたらします。極論すれば、日本国内での生産活動が立ち行か
なくなり、日本経済は疲弊し衰退してしまうかも・・・。
原子力発電だけではなく火力発電も再生可能エネルギーも、其々にメリットとデメリットが有ります。
それらを踏まえた上で、様々な問題点を観念論や感情論ではなく、冷静に議論することが必要ではな
いでしょうか。安倍政権が掲げる「エネルギーのベストミックス」は、そういった意味において今後
の我々の生活に密接に関係してくるものなのです。

原子力発電や環境破壊問題を取上げたドキュメンタリー映画、『パンドラの約束』が4月12日から
名古屋市で先行ロードショーされるのをかわきりに、19日からは全国各地で順次公開されます。
この映画『パンドラの約束』は、2013年1月に米国の「サンダンス映画祭」で上映され、論争を巻き
起こした注目作品です。そして同年6月に全米で公開されましたが、以下にその時の論評の一部を紹
介しておきます。

<ニューヨーク・タイムス(6月14日の記事抜粋)>
ドキュメンタリーやそれを制作する自主映画には、制作者と意見を一つにする観客を狙った作品が
多く、釈迦に説法といった非難の声が寄せられる。
政治的に保守的な観客に向けたドキュメンタリー映画は少なく、映画祭での成功を模索しても成功
の度合いは様々である。その意味において「パンドラの約束」は、サンダンス映画祭とTrue・False
映画祭(ドキュメンタリー映画の米国映画祭)で素晴らしい功績を残している。

<科学雑誌 サイエンティフィック・アメリカン(6月11日の記事抜粋)>
「パンドラの約束」は、私たちのリスク認知に感情に訴えかけるようなイメージを効果的に活用する
ことで、我々に影響を与える説得力のある作品となっている。「冷戦時代など歴史的背景からの原子
力の何に対しても恐怖を持っている」そして「反原子力団体と非常に強く結びついたアイデンティテ
ィを持っている」ベビーブーム世代の環境保護活動家の心を変えることはできないかもしれない。
しかし、若い世代や寛容な心を持った観客がこの作品を見ることにより、この重要なクリーンエネル
ギーの資源(原子力)に関してよく知られている反対の理由だけでなく、大いに賛成する理由が議論
されるきっかけとなるのかもしれない。


私も、昨年8月に「WEDGE」でロバート・ストーン監督のインタビューを読んで以来、日本での公開を
楽しみにしておりましたので、映画館で内容を確認したいと思っています。
賛成派も反対派も他人の意見や、批評を鵜呑みにするのではなく、自分の眼で見て自分で考えて自分
なりの意見を持ち判断することが大切だと思います。
脱原発派や反日左翼はおそらく、この作品を「原発推進の根拠のないプロパガンダ映画」だと酷評し
て、認めようとはしないでしょうが・・・。

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2014年4月1日 日本エネルギー会議事務局HP より

『パンドラの約束』の一般公開が迫る
原子力発電に反対してきた環境保護派の人々が、原発支持に転換する動きを追ったドキュメンタリー
映画『パンドラの約束』(ロバート・ストーン監督、国内配給元:フイルムヴォイス)の一般公開が迫っ
てきた。米国の「サンダンス映画祭2013」の正式招待作品として、大きな論争を巻き起こした注目の
映画で、日本でも公開前から原発の賛成派、反対派さらには態度を決めかねている人々などから関心
を集めている作品である。
まず4月12日から名古屋市の「伏見ミリオン座」で先行ロードショーが始まり、続いて4月19日には
東京・渋谷公園通りパルコパート3前の「シネマライズ」をはじめ全国各地で順次公開される予定だ。
この映画の特色は、単に原発のメリットを訴えるのでなく、世界のエネルギー事情を詳細に分析する
とともにエネルギーと生活環境の関係、地球環境問題と発電システムの現状と将来などを冷静に評価
し、紹介している点である。
さらには、原発開発の歴史や原子力技術に携わってきた専門家の安全な最新型原子炉への挑戦も追っ
ている。その科学的な姿勢には、混迷を続ける我が国のエネルギー政策を再構築するために、重要な
視点が込められているとの認識から、当会議としても、広く国民の方々に認識を深めてもらうべきで
あると考え、先行特別試写会を開催してきた。

◆国民一人ひとりが、自分の問題として判断することが欠かせない
試写会などで映画をご覧になった、各界の方々から様々な意見が寄せられている。
ジャーナリストの櫻井よしこ氏は「この映画には福島の悲劇を克服して日本を元気にし、世界の人々
に幸福をもたらす、現実的な道筋が科学的に示されている」と評価。
作曲家の三枝成彰氏は「私は原発に否定的な考えを持っているが、地球環境問題への対応など、この
映画が提起している内容は驚きで、賛成、反対の壁を超えてぜひ多くの人に見ていただきたい作品だ
と思う」と率直な感想を寄せた。
さらにジャーナリストの田原総一朗氏は「浅薄な原発PR映画ではない。原発反対派と推進派が討論
する恰好の題材になる映画だと思う。日本の多くの映画館で封切られることを望む」と批評している。
専門家の多くは「原発を再稼働するか廃止するかは、国民ひとりひとりが自分の問題として判断する
ことが求められている」と強調している。まさに日本の将来に大きな影響を及ぼすテーマであるから
であろう。こうした判断をする際に、『パンドラの約束』は極めて重い問題提起となるに違いない。
一般公開にあたって、国民の一人でも多くの方々に劇場に足を運び、自らの冷静な考えをまとめる参
考にしていただけるように願っている。

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映画『パンドラの約束』 HP

2013年8月28日 「WEDGE」編集部による
映画『パンドラの約束』 ロバート・ストーン
監督の特別インタビューは ↓
http://www.pandoraspromise.jp/director.html


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平成26年4月4日 産経新聞より

原発の必要性、客観的事実で訴え 映画「パンドラの約束」
4月中旬に日本公開


原発に反対してきた人々が、原発支持に転じた様子などを描いた米ドキュメンタリー映画「パンドラ
の約束」が4月中旬に日本で公開される。客観的な事実を積み重ねて原発の必要性を訴える内容に、
政財界などで注目が高まっている。
同作品を手掛けたロバート・ストーン監督はもともと原発反対派だったが、環境保護を理由に原発支持
に変わった。映画では、地球温暖化に歯止めを掛けるため、二酸化炭素を出さない原発の活用が必要
との主張を紹介する。
東京電力福島第1原発周辺など世界各地を取材し、放射線が健康に与える影響を過度に恐れる必要が
ないとデータを使って説明するほか、安全性が高い原発の新技術にも言及する。
3月に行われた一般向け試写会には会社員など約450人が訪れた。
自民党の電力安定供給推進議員連盟(細田博之会長)も2月中旬に議員向け試写会を開き、参加した議員
は「原発に対して中間的な意見の人にぜひ見てもらいたい」と述べた。
同映画は4月12日に名古屋市の伏見ミリオン座で先行公開。19日から東京の渋谷シネマライズほかで
順次全国公開する。

      映画「パンドラの約束」のロバート・ストーン監督


平成26年4月5日 産経新聞より

「賛成派も反対派も見てほしい」映画「パンドラの約束」
 田中伸男・日本エネ研特別顧問

日本エネルギー経済研究所の田中伸男特別顧問に同映画の注目点を聞いた。

--映画への評価は
「原子力にはリスクが付きものだが、それがどの程度のものか客観的な情報を積み重ねて説明し
ている。原発事故から3年がたち、日本はエネルギー問題にどう対処していくか判断を下す時期
に来ているが、その議論の材料にしてほしい」

--環境問題の観点で原発支持に転じる人の姿が描かれている
「二酸化炭素の排出削減には原発活用が欠かせない。映画にもあったが、太陽光などの再生可能
エネルギーは、発電できない時に火力発電で補う必要がある。経済成長を続ける中国やインドな
ど新興国は原発の新増設を進めているが、それらの安全性を確保するため日本も貢献すべきだ」

--誰が見るべき映画か
「原発の賛成派でも反対派でも、この問題に興味がある人は見ることを薦める。映画を見ただけ
で全てが分かることはないが、多様な論点や事実が存在することは理解できるだろう」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2014年2月11日 産経ニュース

反原発を放棄した人々 冷厳な事実描いた「パンドラの約束」

(前略)
世界的に著名な環境保護活動家の中から、「やはり原発を推進しないと、地球温暖化や人口増加
に対応できない」と転換した人々が出てきたのだ。
原発問題を題材にしたロバート・ストーン監督は、ドキュメンタリー映画「パンドラの約束」で、
そうした環境活動家がエネルギー事情を知るに連れ、原発推進派に転向していく様を描いている。
情緒的な感覚から反原発論者になるタレント文化人が多いなか、試写会では見る者に冷厳な事実
を突きつけてくる。彼らは非難を承知でカメラの前に身をさらし、反原発を放棄することになっ
た経緯を語る。
その一人、環境活動家のシェレンバーガーさんは、福島第1原発事故のテレビ映像が米国で流さ
れた時、茫然自失の状態になったと証言した。反原発の旗手から一転、原発推進に宗旨変えした
直後だったからである。シェレンバーガーさんだけでなく同じように原発推進派に転向した英国
人作家のライナースさんもまた、福島事故で「パニックになりそうだった」と振り返る。
ライナースさんは東日本大震災から1年後に、福島市を訪ねて、その実態を探っている。
彼らに影響を与えたのは米国環境保護運動の“巨頭”ブランドさんで、エネルギー研究会に参加す
るうちに、原発こそが地球温暖化の解決手段であるとの結論に行き着く。
彼は「数十年にわたって環境保護派をミスリードしてきたことを後悔した」と述べる。
原子力の利用は1948年に、米国でウランが熱を効率的に発する実験に成功して始まった。
米政府は商業化を決意し「平和のための原発利用」が進む。「夢のエネルギー」が「悪魔」のそ
れに変わったのは、79年のスリーマイル島の原発事故からだった。
ちょうど原発事故を扱った映画「チャイナ・シンドローム」が公開されたばかり。
主演女優のジェーン・フォンダが、すぐに反原発運動の先頭にたった時代だ。
だがブランドさんやライナースさんは、石油など化石燃料を燃やしていれば世界で年間300万人が
大気汚染で死んでいると強調する。原発は風力についで安全な上に太陽光は日照時間が足らない。
米国の電力の20%が原発で賄われ、その半分がロシアの核兵器廃棄から再利用されるという。
原発の怖さは誰もが知っている。できれば避けたいが貧困地帯に病院ができエアコンで快適な生活
が広がれば、エネルギー使用量は増していく。
「核の廃絶」を望まぬものもまたいない。だが良心的な開発者が手を引いたとして、そうでない核
開発者が携われば事態はかえって悪化する。
評論家の福田恆存氏は「悪魔は一度地上に出現してしまった以上、二度と地下に戻らぬよ」という
過酷な現実を語った。 原発も核も、英知と技術を結集してどうコントロールするかにかかる。

東京特派員/湯浅博




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テーマ:環境・資源・エネルギー - ジャンル:政治・経済

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