筑紫の国の片隅で…

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10月20日は皇后陛下のお誕生日(地久節)です

最近マスコミやメディアでは「皇后陛下」とは言わずに「皇后さま」という言い方をしています。
「皇太子殿下」も「皇太子さま」と言っています。違和感を感じるのは私だけでしょうか・・・?
陛下や皇族は、われわれ一般国民とは違うのです。
「さま」とは国民同士が使う敬称であり、皇室に対して使うべきではないと思います。

公共の立場にあるマスコミは、正しくお呼びすることを心がけるべきではないでしょうか。

ちなみに、皇室典範(昭和22年1月16日法律第3号)条項の

第4章 成年、敬称、即位の礼、大喪の礼、皇統譜及び陵墓

第23条に於いて、天皇、皇后、太皇太后及び皇太后の敬称は、陛下とする。

その2で、前項の皇族以外の皇族の敬称は、殿下とする。

と規定されています。

 

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皇后さまは20日、78歳の誕生日を迎え、これに先立ち、宮内記者会の質問に文書で回答された。

 

この1年を振り返り、東日本大震災の行方不明者の家族について「長引く心労を思わずにはいられません」

とし、東電福島第一原発の事故の影響下にある被災者について「最も的確に与えられる情報の許(もと)、

安全で、安定した生活が出来るよう」と願われた。
日本人選手が活躍したロンドンでの五輪やパラリンピックは「心楽しい興奮」と「少し眠い数週間」を贈ってもらったといい、山中伸弥京都大教授のノーベル生理学・医学賞受賞を「嬉しいニュース」と喜ばれた。
天皇陛下が2月の心臓手術後、食欲を失い、胸の水を抜く治療を受けられ、「本当によくおなりになるのか」と心配したが、5月に英国訪問が実現し、陛下とエリザベス女王の対面をそばで見て、「しみじみと嬉しゅう

ございました」と振り返られた。
一方、ご自身について、痛みや不自由を感じる体と折り合いながら「心静かに日々を(陛下の)お側で送ることが出来れば」とつづられた。
皇后さまは最近、起床時に強い腰痛を感じられるといい、宮内庁では、ご高齢の両陛下の休養日を増やしていく必要があるとの考えを示した。
 
宮内記者会は、4月に発表された両陛下の意向を受けた葬儀方法の見直しに関連し、
陛下とどのような話をされているか質問したが、同庁は20日、「皇后陛下のお誕生を
慶祝する日にお示しいただくことは適切ではない」との判断から、別の機会に回答を
伝えると文書で説明した。この判断は皇后さまも了承されたとしている。

 

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質問とご回答の詳報は以下の通り

(問 1)
東日本大震災から約1年7カ月が経ちます。古里に帰れない被災者は多く、復興への道筋は
簡単なものではありませんが、今年はロンドン五輪で日本選手団が大活躍し、日本を元気づ
けた年でもありました。
皇室に関連しては、「女性宮家」の創設が政府で検討される中、皇太子ご夫妻の長女・愛子
さまは、おひとりで元気に通学されるようになり、秋篠宮家では長女・眞子さまが英国留学され
来年には次女・佳子さまが大学進学をされる節目の年となります。
長男・悠仁さまも小学校進学を控え、健やかに成長されています。
この一年を振り返ってのご感想をお聞かせ下さい。

 

(ご回答)
東日本大震災からすでに1年7カ月が経ちましたが、質問にもありましたように、復興への道のり
は険しく、被災した多くの人々が、今も各地で苦しい生活を余儀なくされています。
痛ましいことに、災害以来これだけの月日が経っておりますのに、行方不明者の数は今も2,700名を超え、

家族の人々の長引く心労を思わずにはいられません。
また、目に見えぬ放射能の影響下にある福島や周辺地域の人々の不安には、そこを離れて住む者には計り知れぬものがあると思われます。どうかこれらの人々が、最も的確に与えられる情報の許(もと)、安全で、少しでも安定した生活が出来るよう願うと共に、今も原発の現場で日々烈(はげ)しく働く人々の健康にも、十分な配慮が払われることを願っています。
今年は4年に一度の五輪と障害者五輪がロンドンで開かれ、多くの日本選手が立派に活躍し、私どもに心楽しい興奮と、少し眠い数週間を贈って下さいました。被災地の人たちへの大きな贈り物でもあったでしょう。
この五輪の時期を含め、今年の7、8、9月は例年にも増して暑く、とりわけこのような高温に慣れぬ北海道や東北の人たちにとり、辛い夏であったと思います。
集中豪雨も多く、昨年に引き続き西日本の各地が大きな被害に遭い、被災者の中には今なお避難生活を続けている人のあることを案じています。
8月には南海トラフ巨大地震の被害想定が発表され、大災害の可能性の高いこの列島に住む私どもが、

どんなに真剣に災害につき学び、かつ備えねばならないかを、深く考えさせられています。
皇室では、6月に三笠宮寛仁親王が薨去(こうきょ)され、三笠宮同妃両殿下お始め、ご家族の
皆様の深いお悲しみをおしのびいたしました。お若い女王殿下方が、どうか健やかにこれからの
人生を歩まれますよう祈っております。
この1年の記憶に残る出来事の一つとして、先述の五輪、障害者五輪における日本選手の活躍と並び、スカイツリーの完成がありました。日曜日の朝、よく陛下と散策中に東御苑の本丸跡に登り、近くのビルの上に少しずつ姿を現し、やがて完成に向かう姿を見ておりました。関係者の細やかな注意により、高所で働く人の多いこの大工事が、大きな事故もなく終了したことに安堵と誇りを覚えます。
新しい横綱の誕生も、今年のよい報(しら)せでした。これまで一人横綱を懸命に務めて来た白鵬関の長い間の苦労を思っています。
世界の出来事としては、世界の人口が遂に70億に達したこと、打ち続く世界経済の不況と失業率の上昇、長引くシリアの内戦や各地のテロ、とりわけシリア内戦における日本の女性ジャーナリストの惜しまれる死などを記憶しますが、喜ばしく、また驚くべきニュースの一つとして、日本の学会もそのことに関わった、ヒッグス粒子の発見がありました。
今から3年前の夏、何名かの日本のノーベル賞受賞者の方々のお招きにより、陛下のお供で筑波で開かれた

アジア・サイエンス・キャンプに参加した折、ポスターセッションでこのヒッグスという珍しい言葉に

何度か出会っており、十分に分からぬながらも「知ってる、知ってる」という感じで、一入(ひとしお)嬉しく思ったことでした。
この回答を書いております今、山中伸弥教授のノーベル医学・生理学賞受賞の嬉しいニュースが入ってまいりました。

山中さんの許(もと)で、又、山中さんのこれからのご研究の上に、これから更に幾つもの業績が一つ一つ重ねられ、難病の患者方を始め、苦しむ多くの人々の幸せにつながっていくことを願っています。

 

(問 2)
天皇陛下は昨年11月に気管支肺炎で入院され、今年2月には心臓の冠動脈バイパス手術を受けられました。

皇后さまは献身的に付き添われ、大変ご心配になったと思います。
当時のご心境や、具体的にどのようにお支えになられたかをお教えください。
陛下は無事に回復され、英国ご訪問や被災地ご訪問など以前と変わらないペースで公務を続け
ていらっしゃる印象ですが、来年には80歳を迎えられ、健康面では今後一層の配慮が必要になります。

お元気に公務を続けるために、両陛下はどのような健康管理をされていらっしゃいますか。

 

(ご回答)
2回にわたる御入院生活、とりわけ心臓の冠動脈バイパスの御手術の時は、不安でならず、只々お案じしつつ、お側での日々を過ごしておりましたが、全期間を通じ東大・順天堂、2つの病院の医師方が、緊密な協力のもと全てを運んで下さいましたことは、有り難く本当に心強いことでした。力を尽くして治療に当たって下さった、医師や医療関係者に深く感謝すると共に、皇居や各地で陛下の御回復を祈って記帳して下さった方々を始め、

心を寄せて下さった国内外の多くの方々に、心から御礼を申し上げます。
よい御手術をお受けになりましたのに、陛下には術後お食欲を失われ、結果的に胸水がいつまでも残り、御退院後2度にわたり、胸水穿刺(せんし)をお受けにならなければなりませんでした。
一時は、これで本当によくおなりになるのだろうかと心配いたしましたが、少しずつ快方に向かわれました。そして執刀して下さった天野先生が御退院時に言われたとおり、春の日ざしが感じられるようになった頃から、御回復のきざしがはっきりと見えてまいりました。
歩行が日増しにしっかりとおなりになり、3月にはご一緒に御所の門を出て、ノビルやフキノトウを
摘みにいくこともできました。
何よりも安堵いたしましたのは、陛下が御入院の前から絶えずお口にされ、出席を望んでいらした東日本大震災一周年追悼式にお出ましになれたことでした。
5月の御訪英も間ぎわまで検討が続けられたようでしたが、実現いたしました。
ウィンザー城で御対面の女王陛下も日本の陛下もお嬉しそうで、お側でお見上げしながら、私も
しみじみと嬉しゅうございました。
陛下や私の、これからの健康管理については、これからも医師や周囲の人々の助けを得、陛下の御健康を

尚一層、注意深くお見守りしつつ、しかし全般的にはこれまでとさほど変わりなく過ごしていくことになると思います。
季節と共に美しく変化する自然に囲まれて、日々を送ることが出来る幸せに感謝しつつ、特に痛かったり、

不自由の感じられる体とも何とか折り合って、心静かにこれからの日々をお側で送ることが出来ればと

願っています。

 

(問 3)
宮内庁は4月、両陛下のご意向を受けて、土葬から火葬への変更を含めた喪儀方法の見直しを
検討すると発表しました。生前にお決めになったことで時代の変化を感じ、自身や家族の人生の終え方について考えるきっかけになった国民も少なくありません。
宮内庁幹部の会見では、両陛下が喪儀の簡素化を望むお気持ちがあることから検討が始められたと伺っております。また皇后さまが陛下とご一緒の合葬の方式はご遠慮すべきだとお考えであることも伝えられています。
ご喪儀の見直しについて、陛下とどのようなお話をしていらっしゃるのかお聞かせください。

 

宮内庁の20日付発表文書)
質問3については、宮内庁としては、事柄が両陛下のご喪儀に関することであり、この問題に
対するお気持ちを、皇后陛下のお誕生をご慶祝する日にお示しいただくことは適切ではないと
判断し、別の機会にご回答いただき、お伝えすることとしました。

(2012年10月20日 読売新聞)

 

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宮内庁発表「皇后さまのこの一年のご動静」から抜粋してみます。

 

天皇陛下は、昨年11月6日から24日まで気管支炎及びマイコプラズマによる気管支肺炎で
東京大学医学部附属病院に入院され、また、冠動脈バイパス手術のために今年2月17日から
3月4日まで同病院に再び入院されました。
皇后さまは、お心を込めてご入院の準備に当たられたほか、ご入院中は、延期のできないご公務
をお一人でお務めになりながら、毎日、陛下のお側に付き添われ、献身的に看病されました。
とりわけ、陛下が冠動脈バイパス手術をお受けになられた時は、ご手術の前後6回にわたり病院に

ご宿泊になりました。ご退院後も陛下の健康維持に心を配られています。
(中略)
この一年間、皇后さまとしてのお立場でお務めになったお仕事は289件ありました。

昨年3月に発生した東日本大震災に関しては、発生後からこれまでに46回にわたり関係者から
被害状況や復旧状況等について説明をお受けになっていますが、昨年のお誕生日以降も復興
状況、支援活動や放射能除染活動の状況等について10回にわたって説明を受けられました。
(中略)
今年6月6日に寛仁親王殿下が薨去(こうきょ)され、両陛下はお悲しみのうちに5日間の喪を
服され、ご遺族と悲しみを共にされました。こう薨去の直後4回にわたり寛仁親王邸を訪問され
たほか、斂葬(れんそう)の儀及び百日祭の儀の後に、拝礼のため豊島岡墓地に行幸啓になり
ました。
宮中祭祀については、天皇陛下のご不例によりご代拝となった、「天皇千年式年祭の儀」、
「大正天皇例祭の儀」、「春季皇霊祭の儀」・「春季神殿祭の儀」
及び、おみ足の捻挫により
お取りやめとなった「元始祭の儀」、暗くなってから行われる「御神楽(かぐら)の儀」につい
ては欠席されましたが、それ以外の祭祀には全て列せられました。
今年のご「養蚕始の儀」は5月に英国をご訪問となったことから、例年より1か月遅い6月初旬と
なりました。 恒例の行事を含めご公務の合間に26回にわたり、桑畑、野蚕室、御養蚕所等に
おいでになり、野蚕の山つけや収穫、桑つみ、ご給桑、わら蔟(まぶし)作り、上蔟(じょうぞく)、
繭掻き、毛羽取り等の仕事に当たられました。
皇后さまは昨年喜寿をお迎えになられましたが、この1年もまた、土日や祝日も含めほぼ連日
お仕事を続けてこられました。
昨年夏には、頸椎症性神経根症による、左肩から左手にかけての強いお痛みと痺れにより、行事の一部をお取りやめになりましたが、ご回復の後も左指先に軽い痺れを折々にお感じのようです。また昨年10月には、「下腿筋膜炎」による右膝下の下腿外側の圧痛と腫れが強まり、治療を受けられました。最近では、ご起床時にかなり強い腰痛がおありのようですが、早朝のご散策により
軽減するとのお話でした。
長年にわたりお体を酷使されてきた影響が、少しずつあちこちに現れ始めているようで、難しい
ことですが、これからはもう少しご休養の日数を取っていただくよう考えなくてはなりません。
幸いなことに、この1年間はご病気により、ご公務をお取りやめになることはありませんでしたが、
この間、陛下のご看病とご手術後の健康維持にお心を配られると同時に、多くの公的な仕事を
果たされ、また、絶えず東北の人々への心配りをされつつ、お気の休まる暇なくお過ごしになった
日々と拝見しております。
(後略)

 

***********************************************************************

 

天皇陛下とともに皇后陛下も様々な公務をこなされるとともに、数ある祭祀をつうじて国の安寧と平和、

そして国民の幸せと平穏を祈られるのです。
我々国民は、感謝の心を忘れてはならないのです。

 

 

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