筑紫の国の片隅で…

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若田光一さん、ISSのコマンダーに就任

International_Space_Station.jpg

2013年11月から国際宇宙ステーション(ISS)で、フライトエンジニアとして長期滞在活動中の若田
光一宇宙飛行士が、日本人として初めてISSのコマンダー(船長)に、9日就任しました。
これから約2ヶ月間、責任重大で大変だと思いますが、ミッションを成功させ、クルー全員と無事帰還
されるよう願うばかりです。

          若田宇宙飛行士

       「若田宇宙飛行士がISSのコマンダーに就任」 (JAXA)
         http://iss.jaxa.jp/iss/jaxa_exp/wakata/news/140309.html


wakata.jpeg

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<NASA 国際宇宙ステーション プログラムマネージャからの祝辞>

JAXA有人宇宙ミッション本部 国際宇宙ステーション計画
プログラムマネージャ 三宅 正純 殿

2014年3月9日、JAXA宇宙飛行士の若田光一氏が、日本人として初めて国際宇宙ステーション(ISS)
の船長(コマンダー)に就任されます。
この大変記念すべき機会に、この有人宇宙飛行における画期的な出来事を祝し、JAXAおよび日本国
民の皆様にお祝いを申し上げます。
これは、ISS運用における国際的な協調体制への日本の貢献が不可欠であり、また、ISS参加国15カ
国の強い絆がはぐくまれている証です。
JAXAは、世界水準の軌道上研究施設である、「きぼう」日本実験棟を開発し、革新的な研究を行っ
ています。ISS上で行われている研究は全人類に利益をもたらすものであること、また宇宙探査の
分野において日米二か国の強い絆が人類を導いていく役に立つことを、確信しております。

                                         敬白

2014年3月4日
国際宇宙ステーション プログラムマネージャ
マイケル T. サファディーニ

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<ロシア連邦宇宙局 有人飛行局長からの祝辞>

JAXA有人宇宙ミッション本部 国際宇宙ステーション計画
プログラムマネージャ 三宅 正純 殿

国際宇宙ステーション(ISS)における第38次長期滞在ミッションが成功裏に完遂し、第39次長滞在
ミッションを開始するにあたり、心よりお祝い申し上げます。
ISSでは初めて、JAXAの若田光一宇宙飛行士が、第39代目の船長としての責務を達成するために
任務を開始されました。これは、ISSの建設、運用を通して、パートナーシップが広がっていく中で
の、重要かつ画期的な出来事です。今回の若田飛行士の船長就任が、さらに共同実験などを含む科学
プログラム研究の実施機会への扉を開きます。
新たな共同プロジェクト実施へ期待とともに、私どもの協力がさらに深まることを祈念しております。

                                          敬白

ロシア連邦宇宙局 有人飛行局長
A.B. クラズノフ

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<JAXA理事長談話>

若田光一宇宙飛行士のISS船長就任について

平成26年3月9日、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中の若田光一宇宙飛行士が、ロシア
宇宙飛行士のオレッグ・コトフ船長から引き継ぎ、第39代目のISS船長に就任したことは非常に喜
ばしいことです。
ISS船長は、宇宙飛行士全員の命とISSミッション全体を預かるという重い責任と、適格な危機管理
能力が求められます。若田宇宙飛行士がISS船長に任命されたのは、本人のこれまでの宇宙活動の
実績や地上での勤務・訓練時に発揮してきた優れたリーダーシップが高く評価されたものと思います。
加えて、宇宙開発活動において日本がこれまで培ってきた国際社会からの信頼の結果であると思い
ます。
そして若田宇宙飛行士が、今回の長期滞在で掲げている「和」(ハーモニー)は、日本人が特に重視
する美徳の一つです。この「和」の心を持って、世界15ヶ国による国際協力のシンボルであるISS
で、アジア初の船長として任務にあたる若田宇宙飛行士の活躍する姿は、日本国民の皆様に共感いた
だけるものと思います。
間もなく東日本大震災から三年が経過しますが、先頃ソチオリンピックで明るい話題を提供してくれ
た日本人選手の姿に続き、若田宇宙飛行士の勇姿が、復興に取り組む皆様に活力や希望を与えるもの
となることも併せて期待いたします。
これまで多くのご協力、ご支援をいただきましたNASA、ロシア連邦宇宙局をはじめとする国内外の
関係機関の皆様及び国民の皆様に心からお礼を申し上げるとともに、引き続きご支援を賜りますよう
お願い申し上げます。

平成26年3月9日
宇宙航空研究開発機構
理事長 奥村 直樹


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2014年3月9日19時35分 NHKニュースより

若田さん 国際宇宙ステーションの船長就任

宇宙飛行士の若田光一さんが、日本人として初めて国際宇宙ステーションの船長に就任しました。
地球に帰還するまでのおよそ2か月間、宇宙ステーションの指揮を担います。
国際宇宙ステーションでは、これまで船長を務めていたロシアの飛行士が、まもなく地球に帰還する
ため、去年11月から滞在している若田さんが日本時間の9日、後任の船長に就任しました。
宇宙ステーションでは、日本時間9日午後6時ごろから船長の引き継ぎ式が行われ、これまで船長を
務めたロシアの飛行士が「友人である若田さんに、船長の業務を引き継ぎます」などと述べました。
これに対し若田さんは「船長の任期中には、宇宙船のドッキングや宇宙ステーションのメンテナンス
など、さまざまな任務があるが、しっかりとこなしたい」などと応えました。
最後に、若田さんは、日本の人たちへのメッセージとして、「日本の『和』の心を持って船長の任務
に当たりたい。日本ではまもなく震災から3年を迎えると思うが、宇宙ステーションから東北の明か
りを見ると、復興への努力が続いていることを感じ、こちらが勇気づけられます」などと話しました。
若田さんが就任した宇宙ステーションの船長は、合わせて6人の飛行士のリーダーとして、それぞれ
の作業の量や体調を考慮してスケジュールの調整を行います。さらに地上と連絡が取れないような
緊急事態では、全体の指揮をとる重要な役割を担います。
若田さんは5月14日に地球に帰還する予定で、その直前まで、およそ2か月間にわたり、船長を務め
ます。

◇宇宙ステーション船長の任務は
高度400キロの軌道を回る国際宇宙ステーションでは、自然の放射線の強さが地上の200倍程度に
上ります。若田さんが就任した船長の任務は、その過酷な閉ざされた空間で数か月間生活する宇宙
飛行士たちをまとめ、作業をスムーズに進めることです。
船長の仕事の1つが、飛行士1人1人の作業量や体調を把握してスケジュールの調整を行うことです。
飛行士に疲れが見える場合は、作業の中断や工程の見直しを地上に求めることもあります。
さらに力量を問われるのが、緊急事態への対応です。
地上との連絡が途絶えるようなトラブルが起きた場合、船長は緊急対応を行う権限を持つなど、乗組
員の命を預かる重責を担います。
おととし11月まで4か月にわたり宇宙ステーションに滞在した星出彰彦さんは「船長は自分の健康や
精神を管理したうえで、ほかの飛行士にも目を行き届かせなければならない。皆が元気に仕事をして
いるか、いつも意識する必要がある」と話しています。
星出さん自身、船外活動に臨む前に船長から休みをしっかりとるようアドバイスを受けたということ
で「体が疲れていてはミスも起きる。体力の回復を意識させてくれて、非常にいいアドバイスだった」
と当時を振り返っていました。

◇毛利さん「歴史的な大きな意義」
宇宙ステーションの船長はこれまで32人が務めてきましたが、その殆どはアメリカとロシアの飛行士
で、ほかにはベルギーとカナダの1人ずつです。日本の飛行士は、これまで4人が宇宙ステーション
に長期滞在してきましたが、若田さんが初めて船長に就任しました。
若田さんが船長に就任した背景には、日本が積み重ねてきた技術的な支援や、宇宙飛行士たちの
実績、それに日本の宇宙ステーション計画に対する、年間およそ400億円に上る経済的な貢献もあり
ます。船長就任の意義について、22年前、日本人として初めてスペースシャトルで宇宙飛行を果たし
た毛利衛さんは「日本は20年以上前から国際宇宙ステーションを目指して宇宙開発をしてきた。その
宇宙ステーションを取り仕切る役割を果たすことは、歴史的な大きな意義がある」と話しています。
そして「日本だけでなく世界中に宇宙ステーションの意義を知ってもらう。それが若田飛行士の船長
としての任務だと思う」とも話していました。

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2014年3月9日 読売新聞より

若田光一さんのメッセージ(全文)

日本の皆さん、ISS(国際宇宙ステーション)第39次船長に就任したJAXA(宇宙航空研究開発機構)
宇宙飛行士の若田光一です。ISSという地球最大規模の国際協力プロジェクトの中で、船長という
大役を任されたことを日本人として誇りに思います。
私の船長の就任は、これまで日本が築き上げてきた実績、そして高い信頼の表れだと思います。
これは私1人の力ではなしえなかったことであり、この2回目の長期滞在を通して、卓越した日本の
チーム力を認識していると同時に、私たちが「きぼう」の大きなチームの一員であることを感じてい
ます。私は今回の長期滞在にあたり、和、ハーモニーをその信念として挙げさせてもらいました。
和という言葉は、長い歴史の中で、日本人の心を表す言葉だと思います。
ISSという国際協力プロジェクトの中で、和の心を大切にして、相手を思いやり、そして調和の中か
らベストな結果を生み出す、世界の中の日本らしさをもって船長業務にあたりたいと思っています。
東日本大震災から3年が経とうとしていますが、ここISSからは震災地域の町の灯りが力強く輝いて
いるのが印象的です。それを見ますと、皆さんが復興に向けて努力なさっている、そういう様子をは
っきりと感じ取ることができますし、私もそれを見ながら強く励まされたように感じます。
その和の心を大切にして、皆と協力しながら、この5月中旬までの船長業務を全うできるよう尽力し
たいと思います。
日本の多くの皆さまからの応援に心より感謝いたします。ありがとうございました。

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2014年3月9日 朝日新聞より

■首相「日本のISS貢献の表れ」 若田さん船長就任祝う
安倍晋三首相は9日、宇宙飛行士の若田光一さんが国際宇宙ステーション(ISS)の船長に就任した
ことについて「日本人初の栄誉であり、心よりお祝い申し上げる」との談話を発表した。
「我が国のISS計画への貢献が高く評価されている表れでもあり、誇りに思う」と評価し、若田氏に
「船長として素晴らしいリーダーシップを発揮されることを期待します」とエールも送った。


■若田さん、ISS船長就任 日本人初「和の心を大切に」
国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の若田光一さん(50)が9日、船長に就任した。
のべ39人目で、日本人では初めて。就任あいさつでは、まもなく3年を迎える東日本大震災に触れ
「(ISSから見える)震災地域の街の明かりが力強く輝いているのが印象的。復興への努力を感じ
取り、私自身も強く励まされる」と語った。
ISSでの指揮権の委譲式は日本時間午後6時ごろ開かれた。前任のロシアのオレグ・コトフ船長が
「私の友人であり同僚である素晴らしい人物、若田光一に引き継ぐことができてうれしい」と挨拶
し、握手を交わした。
若田さんは「地球最大規模の国際プロジェクトで大役を任されたことを日本人として誇りに思う。
和の心、ハーモニーを大切にして任務を全うしたい」と抱負を述べた。
任期は、地球に戻る5月中ごろまでの2カ月。
米ロからの5人の飛行士を束ね、地上との窓口になってISSの維持管理や実験など様々な作業を
調整し、任務の分担を決める。宇宙空間を超高速で飛ぶ宇宙ゴミが接近する際の緊急判断や、
機器の故障への対処などの重責も担う。
若田さんはこれまで、海底や冬山などでの訓練を通じて、リーダーとしての判断力やチームワークを
培うなどの経験を積んできた。
中継映像を見守っていた宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センター(茨城県つくば市)の
東覚芳夫フライトディレクターは「若田さんらしい和の心でISSをまとめ、成果を世界に発信してく
ださい」とエールを送った。 (冨岡史穂)


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