筑紫の国の片隅で…

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アルジェリア人質事件から1年

アルジェリア人質事件から1年が経ちました。改めて犠牲になられた方々のご冥福をお祈り致します。

2014-01-16_讀賣新聞


~2014年1月16日 FNNnewsCHより~


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~2014年1月16日 産経ニュース 【アルジェリア人質事件1年】より~

政府、邦人保護・情報収集強化 駐在官増員や人的情報収集支援の研究室

政府はアルジェリア人質事件発生から1年となった16日、国際テロ事件に備え在外邦人の安全確保に
向けた即応態勢や情報収集能力の強化策を発表した。
現地の情報不足に陥った教訓を踏まえ、人的情報(ヒューミント)の収集機能を高めるためにアフリカ
の防衛駐在官を増員し、各国の駐在官を支援する「調査研究室」を防衛省に新設する。
アフリカの駐在官はエジプトとスーダンだけだったが、新たに7カ国に派遣する。
アフリカ連合(AU)本部があるエチオピアや、米仏両軍が駐留しアフリカ随一の軍事情報サークルを
形成するジブチも含む。
また、国際報道の情報収集・分析能力を高めるため、これまで重視してきた欧米に加え、イスラム圏
の報道機関も調査対象に取り入れる。
テロ組織がツイッターなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で声明を出すことで動向
を把握できるケースも増えていることが背景にある。
即応態勢では、テロ発生時に邦人保護や情報収集のため急派する外務省などによる「海外緊急展開チ
ーム」を新たに編成。
警察庁は突発事態の対処を専門とする「外事特殊事案対策官」を新設し、現地治安当局の支援に入る
「国際テロリズム緊急展開班」を増員する。
強化策の大半は平成25年度補正予算案と26年度予算案に盛り込まれ、順次実現させる。
菅義偉官房長官は16日の記者会見で「尊い犠牲を無駄にせず、政府一丸で危機管理対応に万全を期し
たい」と述べた。

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~2014年1月16日 毎日新聞より~

アルジェリア人質
事件1年機に在外邦人・企業の安全対策


◇新たな対応マニュアルに基づく訓練 年内に実施
政府は16日、日本人10人が犠牲になったアルジェリア人質事件から1年を機に、在外邦人・企業の
安全確保に向けた対策を発表した。
新たな対応マニュアルに基づく訓練を年内に実施することや、アフリカでの防衛駐在官の派遣先拡大
などが柱。テロなどで事業を中断した企業に対し、追加コストの補填を可能にする貿易保険法改正案
を24日召集の通常国会に提出し、海外進出企業を支援する。
今回の対策は、政府の検証委員会や有識者懇談会の報告書などを受けたもので、大半は通常国会に
提出する2013年度補正予算案と14年度予算案に盛り込まれている。
菅義偉官房長官は16日の記者会見で「尊い犠牲を決して無駄にしてはならない。国民の生命・安全を
守り抜くため、危機管理対応に万全を期したい」と述べた。
年内に行う訓練は、国家安全保障会議(NSC)と外務、防衛、警察など関係省庁の連携手順を確認し、
対応能力を高める方針。事件発生当時、首相官邸が各省庁からの情報集約に手間取った反省を踏ま
えた。新たな対応マニュアルには、被害者家族へのケアも新たに盛り込んだ。
一方、各国大使館で軍事情報の収集などにあたる自衛官の防衛駐在官についても、派遣先を拡充す
る。アフリカでは現在、エジプトとスーダンに1人ずつ配置。
政府は新たにアルジェリア、モロッコ、ジブチ、ナイジェリア、エチオピア、ケニア、南アフリカへ
の派遣を計画している。
アフリカ各国と関係が深い旧宗主国の英仏独では増員し、現地の情報収集力を強化する。
(朝日弘行)

◇アルジェリア人質事件後の政府の対策
<即応体制の強化>
 ・海外緊急展開チーム(ERT)の編成
 ・車両による邦人輸送を可能にする自衛隊法改正
 ・対応マニュアルの作成や関係省庁による訓練

<情報収集・発信能力の強化>
 ・北アフリカや中東に関する国際ニュース監視の強化
 ・短期滞在者の届け出システムを導入
 ・防衛駐在官の体制強化

<官民の連携・協力の抜本的強化>
 ・安全対策連絡協議会の定期的開催
 ・国際テロ要覧の海外進出企業への配布
 ・テロで事業中断した場合の追加コストを補填する貿易保険法改正案を通常国会に提出

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~2014年1月16日 ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 (時事通信社)より~

アルジェリア人質事件
警戒水準1年前から不変=危機管理に生かせず—被害合弁会社


プラント建設大手「日揮」の駐在員ら日本人10人が死亡したアルジェリア人質事件で、テロリストに
襲撃された施設を操業する合弁会社が、周辺地域の混乱にも拘わらず事件の1年前から脅威レベル
を同じ水準のまま据え置いていたことが15日、合弁の参画企業がまとめた報告書で分かった。
報告書は「脅威レベルのシステムを危機管理の手段として積極的に活用していなかった」と指摘して
いる。
施設はアルジェリアの国営石油会社ソナトラック、英石油大手BP、ノルウェーの石油大手スタトイル
の3社でつくる合弁会社が操業。日揮は建設工事を担当した。
スタトイルのまとめた報告書などによると、合弁会社が定期的に得ていた治安情報には2012年以降、
アルジェリア国内で頻発した自爆テロなどの情勢不安が記載されていた。
しかし、施設に特有の脅威が増すとの評価はされず「中程度の脅威レベルに当たる『低警戒水準』」
のままだった。同水準は11年の大半に適用されたものより低く、既存の警備手順などの順守を強化し
たが、追加措置は取らなかった。
警戒水準の引き上げは合弁会社に加わる3社の合意で決まる仕組みで、施設内の警備や軍との連絡は
ソナトラックが担当。警備態勢に関する日揮の関与は限定的だった。
日揮は「ソナトラックの方が現地事情に詳しく、それに従うのは自然だ」と説明。ただ、事件で中断
した工事の再開に先立ち、警備態勢の強化をソナトラック側に申し入れているという。 


東京新聞 アルジェリア人質事件から1年 「首謀者潜伏」テロ脅威なお 国際 TOKYO Web


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《2013年01月21日 AFP(イナメナス/アルジェリア)より》

アルジェリア人質事件、生存者が証言 「日本人は処刑された」

「お前たちはアルジェリア人でイスラム教徒だから、心配は要らない。我々が探しているのはキリスト
教徒だ。マリやアフガニスタンでわれわれの兄弟を殺害したやつらだ」──。
アルジェリア南東部イナメナスの天然ガス関連施設で発生した人質拘束事件の生存者のアルジェリア人
たちの証言によると、武装勢力はそう叫んだという。
16日未明に発生した事件は、最近まで「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織(AQIM)」の幹部
だったモフタール・ベルモフタール司令官率いるイスラム武装勢力「イスラム聖戦士血盟団」のメンバ
ー30人以上により実行されたとみられている。

■日本人犠牲、日揮スタッフの生々しい証言
日本のプラント建設大手、日揮のアルジェリア人スタッフ、リアドさんは、空港へと向かっていたバス
が襲撃され、同乗していた日本人の同僚3人が殺害されたときの様子を次のように語った。
「午前5時30分ごろ、銃撃音が聞こえた。逃げようとした3人の日本人の同僚が(武装勢力に)殺されたの
を見て、みんな震え上がった」。
実行犯らはその後、リアドさんらを乗せたままバスをガス施設の居住区へと向かわせたが、そこでは
アルジェリア人と外国人数百人が人質になっていたという。
「テロリストの1人が『ドアを開けろ!』と強い北米なまりで叫んで、発砲した。そこで、さらに2人
の日本人が殺された。施設内でも別に4人の日本人の遺体を発見した」。
リアドさんは込み上げる感情に言葉を詰まらせながら証言した。
襲撃現場の映像や写真は公式には発表されていないが、AFP記者は人質たちが撮影した写真を確認した。
銃撃された生々しい犠牲者たちの姿が写されており中には衝撃で頭部が大きく損傷した遺体もあった。
「彼らは残忍に処刑されたんだ」と、やはり人質になっていたアルジェリア人のブラヒムさんは震えな
がら話した。事件発生からの数日間を、人質たちは首に爆弾を巻かれて過ごした。
実行グループのアブドゥルラフマン・ニジェリ指揮官は、いつでも爆破させる用意があると人質たちを
脅したという。
また別のアルジェリア人生存者によると、実行犯らは英国人の人質の1人に対して、英語で同僚に呼び
掛けるよう強要。この男性が「出て来なさい、彼ら(武装勢力)はあなたたちを殺さない。
彼らが探しているのは米国人だ」と叫んだ数分後、男性の爆弾を起爆させて殺害したという。

■内通者がいた?
イナメナスのプラントを共同操業していた英石油大手BPの現地スタッフ、アブデルカデルさんは施設
出入口で数人の同僚と警備に当たっていた。そのとき、1台のジープがゲートを突破してきて、甲高い
ブレーキ音を立てて止まった。ジープには武装勢力7人が乗っていて、アブデルカデルさんらの携帯
電話を取り上げ、防犯カメラを壊した。武装勢力の1人は、こう言ったという。
「お前たちはアルジェリア人でイスラム教徒だから、何も怖がることはない。我々が探しているのは
キリスト教徒だ。マリやアフガニスタンで我々の兄弟を殺害し、資源を略奪するやつらだ」。
その後、警備員の1人が足を撃たれ、プラント内を先導させられていった。
アブデルカデルさんは4児の父親なんだと嘆願したところ解放されたという。
人質たちは、実行犯らがサハラ砂漠の真ん中にある広大なイナメナスの施設について「非常に詳細に
知っていた」と口をそろえている。
リアドさんによると、実行犯らは施設内部のさまざまな手続きや外国人スタッフの部屋番号を把握して
おり、BPと日揮のスタッフ居住区を狙って襲撃してきたようだという。
「内部に共犯者がいたんだ」と、リアドさんは話した。リアドさんたち日揮のアルジェリア人スタッフ
らは17日、アルジェリア軍特殊部隊と武装勢力との銃撃戦の間を縫って脱出に成功。武装勢力の襲撃を
免れていたイタリア企業の居住施設へ逃げ込んだ。
その後、アルジェリア軍によってBPの居住区が解放されてから日揮のスタッフが拠点としていた区域に
荷物を取りに戻ると、武装勢力7人の遺体とベッドの下に隠れて茫然としているマレーシア人の同僚1人
を発見したという。(c)AFP/Amal Belalloufi


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