筑紫の国の片隅で…

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2020年夏季五輪開催都市 東京に決定!!

 

 

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最終プレゼンテーションの冒頭で高円宮妃久子殿下が、東日本大震災の復興支援に

感謝の言葉­を述べられました。 

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2020年五輪東京招致委の最終プレゼンテーション(日本語訳)


【パラリンピック女子走り幅跳び代表・佐藤真海】 


会長、そしてIOC委員の皆様。佐藤真海です。
私がここにいるのは、スポーツによって救われたからです。スポーツは私に人生で大切な価値を教えて
くれました。それは、2020年東京大会が世界に広めようと決意している価値です。
本日は、そのグローバルなビジョンについてご説明いたします。 
19歳のときに私の人生は一変しました。私は陸上選手で、水泳もしていました。また、チアリーダーでも
ありました。そして、初めて足首に痛みを感じてから、たった数週間のうちに骨肉種により足を失ってしま
いました。もちろん、それは過酷なことで、絶望の淵に沈みました。
でもそれは大学に戻り、陸上に取り組むまでのことでした。私は目標を決め、それを越えることに喜びを
感じ、新しい自信が生まれました。そして何より、私にとって大切なのは、私が持っているものであって、
私が失ったものではないということを学びました。
私はアテネと北京のパラリンピック大会に出場しました。スポーツの力に感動させられた私は、恵まれて
いると感じました。
2012年ロンドン大会も楽しみにしていました。しかし2011年3月11日、津波が私の故郷の町を襲いま
した。6日もの間、私は自分の家族がまだ無事でいるかどうかわかりませんでした。そして家族を見つけ
出したとき、自分の個人的な幸せなど、国民の深い悲しみとは比べものにもなりませんでした。
私はいろいろな学校からメッセージを集めて故郷に持ち帰り、私自身の経験を人々に話しました。
食糧も持って行きました。ほかのアスリートたちも同じことをしました。私達は一緒になってスポーツ活動
を準備して、自信を取り戻すお手伝いをしました。
そのとき初めて、私はスポーツの真の力を目の当たりにしたのです。新たな夢と笑顔を育む力。
希望をもたらす力。人々を結びつける力。200人を超えるアスリートたちが、日本そして世界から、被災地
におよそ1,000回も足を運びながら、5万人以上の子どもたちをインスパイアしています。
私達が目にしたものは、かつて日本では見られなかったオリンピックの価値が及ぼす力です。
そして、日本が目の当たりにしたのは、これらの貴重な価値、卓越、友情、尊敬が、言葉以上の大きな
力をもつということです。

 

【招致委・竹田恒和理事長


皆様、あのフィーリング…スポーツだけが与えることができる、全世界を感動させます。
会長、オリンピック・ムーブメントは20年以上も黄金期を謳歌しています。
それは、明確で強固なリーダーシップ、委員の皆様の戦略的な決定、そして、このムーブメントの時間を
超えた価値によるものです。若者たちの新しい世代が恩恵を受けています。
そしてうれしいことに、その若者の1人が今ここに来ています。ユースオリンピック競技大会の最初の金
メダリスト、トライアスロンの佐藤優香選手。
私たちは1912年ストックホルム大会に初めて参加して以来、大会に選手団を送り出してきたことを誇り
に思っています。そして、日本のアスリートたちがオリンピズムの真の精神のもとで大会に参加してきた
ことは、なお一層の誇りです。
オリンピック・パラリンピック競技大会でドーピング違反をした日本のアスリートは1人もおりません。
それは法令があったからということだけではなく、政府、NOC、国内連盟による、長期にわたる統合され
たアプローチによるものです。これらの組織はすべて、私たちがアスリートをサポートし、オリンピックの
価値の高潔さを守らなくてはいけないということに、同意しています。
オリンピックの価値へのコミットメントは、私たちのこの2度目の招致の核心にあります。
皆様方にとって今日、重要なことに焦点を置いた招致…
第1に、オリンピック・ムーブメントの成功を、財政的にもスポーツ的にも一番継続させることができるのは
どの都市なのか。
第2に、大会を確実に成功に導くのはどの都市なのか。そして最後に、スポーツが直面しているこの困難
な時代に、一国としての問題を超え、グローバルなビジョンで、オリンピックの価値を推進できるのは、
どの都市なのか。
現代ではスポーツそのものが競争状態にさらされており、また、スポーツの信頼性が問題になることも
非常に多くなっています。ドーピング、違法賭博、八百長行為。日本では、この2年間にスポーツの最高
の面を見てきました。それは、われわれのグローバルなビジョンにインスピレーションを与え、そして、
そのインスピレーションを共有しようという私たちの決意をもたらしました。
東京の有する3つの強さは、全てのオリンピック・ファミリーに恩恵をもたらします。 
Delivery:なぜなら東京は、万全な大会開催、そしてそれ以上を提供します。 
Celebration:なぜなら東京は、かつてないような、すばらしい都心での祝祭を実現します。 
Innovation:なぜなら東京は、世界中のスポーツに恩恵をもたらすため、東京の有する創造性と
テクノロジーのすべてを提供するからです。

 

【招致委・水野正人専務理事


皆様、3つの強さは、1つの言葉で表されます。すなわち、「機会」です。
2020年東京大会は、広大で若いアジア大陸への玄関口となります。40億人以上の人々が暮らし、その
中には10億人以上の若者が含まれます。事実、この円の外よりも円の中に、より多くの若者が住んで
いることが分かります。
東京は、この重要な市場で皆様のスポーツが成長できる7年間を提供します。
2020年東京大会で、ゴールデンタイムにテレビの生中継を見る視聴者の規模は、史上最大となります。

最大の地元の観戦チケット市場と商業面での最大限の成功がもたらされます。
われわれの招致はすでに21の企業スポンサーを得ています。また、JOCは記録的なレベルでのスポン
サーシップを獲得しています。
日本の経済界が大会を支援し、そして、IOCが確実に、世界中にオリンピズムを推進するという独自の
大変、重要なプログラムに集中できるようにします。
われわれの先駆的な計画は大都市の中心で大会を開催するモデルを提供します。
その出発点は、2016年大会招致の強固な計画でした。IOC、アスリート、IF、NOCのアドバイスを

得て、その計画をさらに改善してきました。
3つの例をご紹介しましょう。1つ目は選手村です。より良いロケーションになり、面積も増えました。
そして、全アスリートにベッドを提供します。
2つ目は、新しいオリンピックスタジアム。重要な新しいランドマークとなるでしょう。
そして、そこではアスリート全員が開会式を座席で楽しむことができます。
そして3つ目は、さらにコンパクトな会場計画です。私たちはよい部分をそのまま残し、さらなる改善を
行ってきました。
最後に、これまでの20年間に培ってきた友情に大きな感動を覚えるとともに、心から感謝いたします。

本日、その固い友情の名のもとに、皆様から信頼していただけることを願っています。 

 

猪瀬直樹東京都知事

会長、東京はダイナミックでありながら、平和で、信頼のおける、安全で安定した都市です。
東京は世界水準の素晴らしいインフラを有し、それをさらに発展させるため、投資を続けています。
そして、若者たちにとっては世界的なランドマークである都市です。 
私たちは大会を確実に成功に導くため、宿泊やセキュリティーといった全ての重要な分野において、
東京が擁するインフラを提供いたします。
輸送面でも、交通網がすでに整備されており、確実な能力を有しています。この大会が開かれる2020年
の東京では、誰もが常に時間通りに目的地へ到着することができるのです。
そしてまた、私たちは大会開催によって都市とスポーツに新しいレガシーをもたらします。
45億ドルもの大会開催準備基金がそれを可能にします。大会が終わった後も、常設のスポーツ施設と
して残る10の競技会場整備に必要な資金を、すでに保有しているのです。
私たちは、東京という都市の長期的なニーズを満たすために投資をしています。都市の中心で、そして
3,500万人の人々の心の中で、スポーツが新たな重みを持つのです。
選手村は向こう数十年にはない規模での東京の都心における最大級の住宅開発となり、大会のレガシー
として残ります。
大会後には、文化や教育、スポーツ機能を包含する、国内外の人々に開かれた国際交流プラザが誕生
します。東京の長期的な都市戦略にも掲げている通り、「誰もがスポーツに親しみ、子供たちに夢を与え
る社会」を創っていきます。
これらの全てを兼ね備えた東京は、日本、東京ならではの歓迎の気持ちで、世界中の皆さんをお迎え
したいのです。

 

【招致“Cool Tokyo”アンバサダー・滝川クリステル


東京は皆様をユニークにお迎えします。日本語ではそれを「おもてなし」という一語で表現できます。
それは見返りを求めないホスピタリティの精神、それは先祖代々受け継がれながら、日本の超現代的な
文化にも深く根付いています。「おもてなし」という言葉は、なぜ日本人が互いに助け合い、お迎えする
お客さまのことを大切にするかを示しています。
ひとつ簡単な例をご紹介しましょう。もし皆様が東京で何かをなくしたならば、ほぼ確実にそれは戻って
きます。例え現金でも。実際に昨年、現金3,000万ドル以上が、落し物として、東京の警察署に届けられ
ました。世界を旅する7万5,000人の旅行者を対象としておこなった最近の調査によると、東京は世界
で最も安全な都市です。この調査ではまた、東京は次の項目においても第1位の評価を受けました。
公共交通機関。街中の清潔さ。そして、タクシーの運転手の親切さにおいてもです。
あらゆる界隈で、これらの資産を目にするでしょう。東洋の伝統的な文化。
そして最高級の西洋的なショッピングやレストランが、世界で最もミシュランの星が多い街にあり、全て
が、未来的な都市の景観に組み込まれています。
私が働いているお台場は、史上初の“ダウンタウン”ゲームズを目指すわれわれのビジョンの中心地で
もあります。それは都心に完全に融合し、文化、生活、スポーツがユニークに一体化します。
ファントレイル、ライブサイト、チケットを必要としないイベントが、共有スペースにおいて多くの競技会場
を結び、素晴らしい雰囲気を創り出します。 来訪者全てに、生涯忘れ得ぬ思い出をお約束します。

 

【招致アンバサダー・太田雄貴


想像してみてください。東京という都市のまさに中心で生活することを。
目覚めれば素晴らしい水辺の景色があることを。寝室から見える競技会場で競技することを。
すぐ近くには若者文化の世界的な中心である最もクールな地区。これが東京でアスリートが期待できる
ことです。アスリートとして、私たちの視点が取り入れられているのを誇りに思います。例えば、選手村は
2020年東京大会の中心です。精神においても、地理的にも。
どの国からいらっしゃるアスリートも熱烈なサポートを楽しみにしていただけます。
知識が豊富で、アスリートの活躍とフェアプレーを尊ぶ日本のファンから。
昨夏、私たち2012年ロンドン大会の出場アスリートを祝福するために、平日にも関わらず50万人を超え
る人々が東京の都心に繰り出しました。そして、2020年でのこの情熱を想像してください。
各会場は満席になるでしょう。全てのスポーツが光り輝くでしょう。東京は、オリンピック・ムーブメント

をプロモーションするための素晴らしいプラットホームを確実に開催します。
そのプロモーションは日本の若者文化を世界規模にアピールすることとともに進めていきます。
メッシ、カカや内村選手などの実在するスター選手が、アニメのヒーローたちから刺激を受けました。
同様に、あらゆる国々から多くの子どもたちを彼らが好きなスポーツへと導きます。
イノベーションに基づいたプロモーション。それは例えば、次世代のモーショントラッキングのようなテクノ
ロジーを、スポーツ関連のプレゼンテーションやライブサイト、それ以外の所でも利用している場面を想像
してください。そのすべてが、より多くの若者をスポーツに結びつけます。
そして彼らは、私のように、その価値を通して成長することができます。日本で、そして世界中で。

 

安倍晋三首相

 
委員長、ならびにIOC委員の皆様。東京で、この今も、そして2020年を迎えても、世界有数の安全な
都市・東京で大会を開けますならば、それは私どもにとって、このうえない名誉となるでありましょう。
フクシマについてお案じの向きには、私から保証をいたします。状況は統御されています。
東京には、いかなる悪影響にしろ、これまで及ぼしたことはなく、今後とも及ぼすことはありません。 
さらに申し上げます。他のどんな競技場とも似ていない真新しいスタジアムから、確かな財政措置に
至るまで、2020年東京大会は、その確実な実行が確証されたものとなります。
けれども私は本日、もっとはるかに重要な、あるメッセージを携えてまいりました。
それは、私ども日本人こそは、オリンピック運動を真に信奉する者たちだということであります。
この私にしてからが、ひとつの好例です。私が大学に入ったのは1973年。
そして始めたのがアーチェリーでした。一体どうしてだったか、おわかりでしょうか。
その前年、ミュンヘンで、オリンピックの歴史では久方ぶりにアーチェリーがオリンピック競技として復活し
たということがあったのです。つまり私のオリンピックへの愛たるや、そのときすでに確固たるものだった。
それがうかがえるわけであります。
今もこうして目を瞑りますと、1964年東京大会開会式の情景がまざまざと蘇ります。
一斉に放たれた何千という鳩。紺碧の空高く5つのジェット機が描いた五輪の輪。
何もかも、わずか10歳だった私の目を見張らせるものでした。スポーツこそは世界をつなぐ。
そして万人に等しい機会を与えるものがスポーツであると私たちは学びました。オリンピックの遺産とは
建築物ばかりをいうのではない。国家を挙げて推進した、あれこれのプロジェクトのことだけいうのでも
なくて、それは、グローバルなビジョンを持つことだ、そして、人間への投資をすることだと、オリンピック
の精神は私たちに教えました。だからこそ、その翌年です。日本はボランティアの組織をこしらえました。
広く遠くへとスポーツのメッセージを送り届ける仕事に乗り出したのです。以来、3,000人にも及ぶ日本
の若者がスポーツのインストラクターとして働きます。赴任した先の国は80を超える数に上ります。
働きを通じ、100万を超す人々の心の琴線に触れたのです。
敬愛するIOC委員の皆様に申し上げます。2020年に東京を選ぶとは、オリンピック運動の一つの新しい
力強い推進力を選ぶことを意味します。
なぜならば、われわれが実施しようとしている「スポーツ・フォー・トゥモロー」という新しいプランのもと
日本の若者は、もっとたくさん世界へ出ていくからです。
学校をつくる手助けをするでしょう。スポーツの道具を提供するでしょう。体育のカリキュラムを生み出す
お手伝いをすることでしょう。
やがて、オリンピックの聖火が2020年に東京へやってくる頃までには、彼らはスポーツの悦びを100を
超す国々で1,000万になんなんとする人々へ直接届けているはずなのです。 
今日、東京を選ぶということ。それはオリンピック運動の信奉者を、情熱と誇りに満ち強固な信奉者を
選ぶことにほかなりません。スポーツの力によって世界をより良い場所にせんとするためIOCとともに
働くことを、強くこいねがう、そういう国を選ぶことを意味するのです。
みなさんと働く準備が私たちにはできています。 ありがとうございました。

 

【招致委・竹田恒和理事長
会長、皆様。私はスポーツを通し、教育とインスピレーションを受けてきた人生を経て、今ここに立って
おります。私が十代の頃、スポーツは私の眼を世界に向けて開いてくれました。
私がオリンピアンになったとき、世界のまさに最高レベルで競うということを教えてくれたのはスポーツ
でした。ユニークな精神を持って、いつまでも色あせない友情を築きました。ここにいらっしゃる多くの
方々ともです。 
またこの2年間、スポーツがいかに人々を結びつけ、インスパイアするものなのか、幾度となく教えられま
した。佐藤真海さんたちの被災地訪問や、2012年ロンドン大会で笑顔を見せていたボランティアまで。
そして、東京でのアスリートたちのパレードに集まった大観衆。素晴らしいアスリートたち、感動を与えて
くれたアスリートのパフォーマンス、そしてオリンピックの価値を実際に目の当たりにすることができた
私は幸運です。とても幸運です。
私のゴール、そして私のチーム全員のゴールは、この困難な時に、オリンピックの価値に忠実に、できる
限り多くの人々にスポーツの素晴らしさを伝えるべく力を尽くすことです。
今回の招致に向けた旅の中で、私はこれらの問題について皆様の多くと話し合ってまいりました。
そして、私たちが共有している「共に前進したい」という願いが、新しい世代のためにスポーツを保護する
のだと楽観しています。
会長、そして皆様。その旅は、ここブエノスアイレスから始まります。
これからの数日間は、今後長年にわたるオリンピック・ムーブメントの道筋を定めることとなるでしょう。
グローバルなスポーツの恩恵という正当な根拠をもって重要な決断を下す。非常に大きな責任がある
のは、そのためです。 
本日の私たちの立場はシンプルです。
東京に投票してください。それは保証された開催への投票です。
東京に投票してください。それはあらゆる意味で素晴らしさを経験できる大会への投票です。
東京に投票してください。それはスポーツに恩恵をもたらすグローバルなビジョンへの投票です。
今日から2020年まで、そしてその後、何十年にもわたって、東京は最適な時期における最適なパートナー
なのです。確実に開催できる都市。オリンピックの価値を共有して守る国。
オリンピックの貴重な価値を支援するために皆様とともにたゆみなく努力する人々。
本日、私のチームとすべての日本国民を代表し、誇りをもってここにオリンピックを招致いたします。
また皆様に、私個人としても次のことをお約束します。
2020年東京大会では大きなレガシーをつくりだすこと。巨大な機会を実現すること。
そしてスポーツが、オリンピック・ムーブメントそのものが最大の勝者となることを。
会長、これで東京のプレゼンテーションを終わります。 ありがとうございました。
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~2013年9月8日 時事ドットコム【ブエノスアイレス時事】
安倍首相、五輪成功へ決意=経済でも起爆剤に-2020年五輪招致
東京が2020年夏季五輪の招致に成功したことを受け、安倍晋三首相は7日夜(日本時間8日午前)
のブエノスアイレスでの内外記者会見で「東京五輪を必ず成功させるべく、早速準備に取りかかる。
全ての選手が実力を出し切り、ベストな競技ができるようにする」と述べ、成功への決意を表明した。
首相は「皆が力を合わせれば夢がかなうことを国民とともに示すことができた」と招致の意義を強調。
デフレ、縮み志向の経済を五輪開催を起爆剤として払拭していきたい」と五輪開催を景気浮揚に
つなげる姿勢を鮮明にし、「大きな目標を得ることができた。夢に向かって進んでいく」と熱弁を振るった。
また「東日本大震災からの復興を見事に成し遂げた日本の姿を世界中の人々に向けて力強く発信して
いく。それこそが感謝の気持ちを表す最善の道だ」と語り、被災地に配慮した五輪を実現させる意向を
にじませた。

 

安倍晋三首相の内外記者会見の要旨は次の通り。

 

 

『記者会見要旨』
2020年五輪開催地に東京が選ばれた。ここからが本番だ。必ず成功させるべく早速準備に取り掛かる。
開催国として全ての選手が実力を出し切り、ベストな競技ができるようにする義務がある。
東日本大震災からの復興を見事に成し遂げた日本の姿を、世界の中心で活躍する日本の姿を世界中
の人々に向けて力強く発信していく。

 

---消費税率引き上げをめぐる判断への影響は。
 

五輪招致はインフラ整備、観光など幅広い分野にも良い影響を与える。
15年続いたデフレ、縮み志向の経済を五輪開催決定を起爆剤として払拭していきたい。
私たちは大きな目標を得た。夢に向かって進んでいく。
消費税については経済情勢を見極めて秋に判断する方針に変わりはない。

 

---ロシアで中韓両国の首脳とあいさつを交わした。正式な首脳会談をどう実現するか。
 

戦略的互恵関係にのっとって大局的観点から中国との対話を進めていく考えだ。
対話のドアは常にオープンだ。習近平国家主席に説明した通り、私は「戦略的互恵関係の原点に立ち
戻って日中関係を発展させていくべきだ」との考えだ。中国側においても同様の姿勢を期待したい。
韓国は基本的な価値と利益を共有する重要な隣国だ。
難しい問題はあるが、意思疎通を今後も積み重ね、大局的観点から協力関係を構築していきたい。

 

---東京電力福島第1原発の汚染水漏れにどう対処するか。
 

健康に対する問題は、今までも、現在も、これからも全くない。
抜本解決に向けたプログラムを政府は決定し、既に着手している。責任を持って実行していく。
エネルギーの安定供給、コスト低減の観点も含め、責任あるエネルギー政策を構築していく。
原子力比率は引き下げていく。今後3年程度の間に再生可能エネルギーの普及と省エネルギーの推進
を最大限加速させていく。

 

 

 

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