筑紫の国の片隅で…

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麻生副総理の「ナチス発言」、騒ぐ方が…

麻生副総理の「ナチス発言」が、思わぬ波紋を広げていますが、それもこれも一部のマスコミと、
左巻きの勢力がここぞとばかりに、些細な例え話を針小棒大に騒ぎ立てたからに他なりません。
ナチスを例え話に出し、しかも言葉足らずだったために誤解を招いたのは、失言といわれても致し
方ありませんが、それが「国益を損ねる」というほどのことでしょうか…?
こうやって騒ぎ立てることの方が、よほど国益を損ねることになるのではないでしょうか。
朝日新聞は“「ナチスの手法に学べ」と言わんばかりの発言”、毎日新聞は“「誰も気づかぬうちに
変わった手口」を参考にせよと言っている”として、麻生副総理の発言をとんでもないことだと批判
しています。両誌とも同じような論調で、これをもとに安倍総理批判に言及しています。
何のことはない、麻生副総理を悪者に仕立て上げて、安倍叩きをしたいというのが、本音なのです。
麻生副総理は「誰も気が付かないで変わったんだ。あの手口学んだらどうかね」と発言していますが
その前段で「きちんと、ワイマール憲法という当時ヨーロッパで最も進んだ憲法下にあって、ヒトラーが
出てきたんですから。常に憲法は良くても、そういったことは有り得るということですよ」と述べており、
普通の国語力があれば「悪しき例」として言及しているのが分かります。
ちなみに「ナチス憲法」といったのは「全権委任法」(国会の機能を内閣に委任する法律)のことだと
思われますが、ナチスはこの法律を使って「ワイマール憲法」を無力化してしまったのです。
つまり、立派な憲法でも無効化されてしまうことがある、そういう手口があることを我々は学んだうえで、
そういう手口が使われるないように注意しなければいけない、ということでしょう。
朝日も毎日も、麻生副総理の発言の一部分を切り取って断罪していますが、これは歪曲報道その
ものです。批判するなら、その内容を読者が判断できるよう、読売のように発言の前後の要旨など
を掲載すべきでしょう。事実を、自分達の都合良いように捻じ曲げて報道するのは、朝日と毎日の
お家芸といえますが、こういうことが報道の劣化をまねき、国民がマスコミを信用しなくなる元凶だ
ということに思い至らないのでしょうか・・・。
朝日は「きちんとけじめをつけなければ、…これは、安倍首相の認識が問われる問題である」と
偉そうに意見していますが、朝日の大罪の一つである、いわゆる「従軍慰安婦」の捏造報道に関して

一切の訂正記事も無ければ、謝罪もしない、報道機関としての「けじめ」をつけられない新聞社が、

何をか言わんやであります。

 

 
(7月29日 国家基本問題研究所主催の月例研究会)

 

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青山繁晴、麻生太郎副総理の憲法改正に巡ってのナチス発言撤回にについて、
「あの発言の何が問題なのか?」

 

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~2013年8月1日  読売新聞より
◇麻生副総理の29日の講演発言要旨
麻生副総理が29日に都内で講演した発言要旨は次の通り。

単なる護憲、護憲と叫んでいれば、平和が来るなんて思っていたら大間違いだ。
改憲は単なる手段だ。目的は国家の安寧と繁栄と国土、我々の生命、財産の保全、国家の誇り。
従って狂騒、狂乱の中で決めてほしくない。
ヒトラーは民主主義によって、きちんとした議会で多数を握って出てきた。
いかにも軍事力で取ったように思われるが全然違う。ワイマール憲法という、当時ヨーロッパで最も進ん
だ憲法下にあって、ヒトラーが出てきた。常に憲法が良くても、そういったことはあり得る。
私どもは、憲法はきちんと改正すべきだとずっと言い続けているが、わーとした中でやってほしくはない。
ワイマール憲法もいつの間にか変わっていて、ナチス憲法に変わっていた。誰も気づかないで変わった。

あの手口に学んだらどうかね。本当に、みんな、いい憲法と、みんな納得して、あの憲法が変わっている
からね。僕は民主主義を否定するつもりも全くありませんし。
しかし、重ねて言いますが、喧騒の中で決めないでほしい。それだけはぜひ、お願いしたい。

 

◇悪しき例としてナチス例示…麻生氏コメント全文
麻生副総理が1日に発表した発言撤回コメント(全文)は次の通り。

7月29日の国家基本問題研究所月例研究会における私のナチス政権に関する発言が、私の真意と
異なり誤解を招いたことは遺憾である。
私は、憲法改正については、落ち着いて議論することが極めて重要であると考えている。
この点を強調する趣旨で、同研究会においては喧騒にまぎれて十分な国民的理解及び議論のないまま
進んでしまった悪しき例として、ナチス政権下のワイマール憲法に係る経緯をあげたところである。
私がナチス及びワイマール憲法に係る経緯について、極めて否定的にとらえていることは、私の発言全体
から明らかである。
ただし、この例示が、誤解を招く結果となったので、ナチス政権を例示としてあげたことは撤回したい。

 

平成25年8月1日 財務大臣 麻生太郎

 

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2013年8月2日  朝日新聞【社説】
麻生氏の発言―立憲主義への無理解だ
憲法改正論議にからみ、ナチスを引き合いに出した麻生財務相の発言が波紋を広げている。
麻生氏はきのう、「誤解を招く結果となった」と発言を撤回した。だが、明確に謝罪はしていないし、発言
の核心部分の説明は避けたままである。
欧米では、ナチスを肯定するような閣僚の発言は即刻、進退問題につながる。
麻生氏は首相や外相を歴任し、いまは副総理を兼ねる安倍政権の重鎮だ。その発言によって、侵略や
大虐殺の歴史を忘れず、乗り越えようとしてきた人たちを傷つけ、これに対する日本人の姿勢について
大きな誤解を世界に与えた責任は、極めて大きい。
麻生氏は先月29日のシンポジウムで、日本の憲法改正論議を「狂騒の中でやってほしくない」としたう
えで、以下のように述べた。「ある日気づいたら、ワイマール憲法がナチス憲法に変わっていたんですよ。
だれも気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうかね」
普通に聞けば、ナチスの手法に学ぶべきだと言っているとしか受け止められない。
事実認識にも問題がある。ヒトラーは巧みな演説で国民を扇動し、まさに狂騒の中で台頭した。
首相に就任すると、国会の同意なしに法律をつくる権限を政府に認める全権委任法を制定。
これでワイマール憲法は実質的に停止されたが、「ナチス憲法」なるものができたわけではない。
いずれにせよ、だれも気づかないうちに憲法が変えられることなど、絶対にあってはならない。ましてや
ヒトラーを引き合いに出し、その手法を是と思わせるような麻生氏の発言は、撤回ですむものではない。
当時のドイツでは、ワイマール憲法に定める大統領緊急令の乱発が議会の無力化とナチスの独裁を
招き、数々の惨禍につながった。こうした立憲主義の骨抜きの歴史を理解していれば、憲法論でナチス
を軽々しく引き合いに出すことなど、できるはずがない。
自民党憲法改正草案をまとめ、実現に動こうとしている。だが議論にあたっては、歴史や立憲主義へ
の正しい認識を土台にすることが大前提だ。
安倍首相は、「ナチスの手法に学べ」と言わんばかりの今回の発言を、どう整理するのか。
前言撤回で幕引きをはかるのではなく、きちんとけじめをつけなければ、まともな憲法論議に進めるとは
思えない。 これは、安倍首相の認識が問われる問題である。
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2013年8月2日 毎日新聞 【社説】
麻生氏ナチス発言 撤回で済まない重大さ
何度読み返しても驚くべき発言である。もちろん麻生太郎副総理兼財務相が憲法改正に関連してナチス
政権を引き合いに「あの手口、学んだらどうかね」と語った問題だ。
麻生氏は1日、ナチスを例示した点を撤回したが、「真意と異なり誤解を招いた」との釈明は無理があり、
まるで説得力がない。まず国会できちんと説明するのが最低限の責務だ。
麻生氏の発言は改憲と国防軍の設置などを提言する公益財団法人「国家基本問題研究所」(桜井よしこ
理事長)が東京都内で開いた討論会にパネリストとして出席した際のものだ。
要約するとこうなる。
戦前のドイツではワイマール憲法という当時、欧州でも先進的な憲法の下で選挙によってヒトラーが
出てきた。憲法がよくてもそういうことはある。日本の憲法改正も狂騒の中でやってほしくない。
ドイツではある日気づいたらワイマール憲法がナチス憲法に変わっていた。誰も気づかないで変わった。あの手口、学んだらどうかね−−。
「憲法がよくても……」までは間違っているとは思わない。問題はその後だ。
「ナチス憲法」とは、実際には憲法ではなくワイマール憲法の機能を事実上停止させ、ナチス独裁体制を
確立させた「全権委任法」と呼ばれる法律を指しているとみられる。
麻生氏の史実の押さえ方もあいまいだが、この変化が後に戦争とユダヤ人虐殺につながっていったのは
指摘するまでもなかろう。
いずれにしても麻生氏はそんな「誰も気づかぬうちに変わった手口」を参考にせよと言っているのだ。
そうとしか受け止めようがなく、国際的な常識を著しく欠いた発言というほかない。
麻生氏は「喧騒にまぎれて十分な国民的議論のないまま進んでしまったあしき例として挙げた」と弁明
しているが、だとすれば言葉を伝える能力自体に疑問を抱く。
憲法改正には冷静な議論を重ねる熟議が必要だと私たちも主張してきたところだ。
しかし、麻生氏は討論会で自民党憲法改正草案は長期間かけてまとめたとも強調している。そうして
できた草案に対し、一時的な狂騒の中で反対してほしくない…本音はそこにあるとみるのも可能である。
米国のユダヤ人人権団体が批判声明を出す一方、野党からは閣僚辞任を求める声も出ている。
当然だろう。これまでも再三、麻生氏の発言は物議をかもしてきたが、今回は、先の大戦をどうみるか、
安倍政権の歴史認識が問われている折も折だ。「言葉が軽い」というだけでは済まされない。
2日からの臨時国会で麻生氏に対する質疑が必要だ。安倍晋三首相も頬かぶりしている場合ではない。

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~2013年8月2日  読売新聞より
「ナチス発言」火消し急ぐ…麻生氏撤回表明
麻生副総理が1日、憲法改正を巡ってナチスを引き合いに出した7月2日の自らの発言の撤回を表明し、
早期の「火消し」を図ったのは、安倍政権が取り組もうとしている憲法改正や集団的自衛権の解釈変更
などの障害になりかねないと判断したためとみられる。
麻生氏の発言の文脈は、憲法改正について「狂騒、狂乱の中で決めてほしくない」として、慎重な議論を
求めるものだったが、麻生氏は1日のコメントの中で「悪しき例としてナチスをあげた。ナチスについて
極めて否定的にとらえている」と釈明せざるを得なかった。
また、麻生氏が「ナチス憲法」と語ったことについても、実在しないものだとする批判が出ている。
ナチス政権は、中央政府が定めた法律に矛盾する憲法の規定は効力を失うとしたいわゆる
「全権委任法」を成立させ、ワイマール憲法を形骸化することで権力を掌握したからだ。
菅官房長官は1日の記者会見で「安倍内閣としてはナチス政権を肯定的にとらえるようなことは断じて
ない」と強調した。菅氏は7月31日、麻生氏に電話し「発言が誤解されている」と進言。
麻生氏も撤回する考えを伝えた。安倍首相も、発言撤回の意向について「当然だ、早いほうがいい」と
承諾したという。
こうした対応の背景には、麻生氏の発言に対する批判が、安倍政権の取り組む憲法改正や集団的自衛
権の解釈変更などに対する誤解につながりかねないとの危機感があったものとみられる。
野党は麻生氏の発言に対する批判を強めており、民主党の海江田代表は1日の党役員会で「首相の
任命責任に触れないわけにはいかない」と述べた。
与党からも苦言を呈する声が出ており、公明党の山口代表が1日の記者会見で、「枢要な立場にある
政治家は発言に重々配慮することが重要だ」と語った。
ただ、日本維新の会の橋下共同代表は1日、大阪市役所で記者団に、「行き過ぎたブラックジョークだ。
ナチスドイツを正当化した発言ではない。国語力があればすぐにわかる」と語り、麻生氏を擁護した。
一方、国際社会での反発も相次いでいる。
米国のユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は7月30日、ホームページで
「発言の真意を明らかにすべきだ」と抗議。
アジア諸国からも、「発言が多くの人々を傷つけるのは明らかだ」(韓国外交省報道官)、
「国際社会の懸念と警戒を呼び起こさずにはいられない」(中国外務省副報道局長談話)
などと批判が出ている。


 

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