筑紫の国の片隅で…

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安倍総理の第3次東南アジア歴訪について <その4>

7月27日、安倍総理はフィリピンアキノ大統領と首脳会談しました。
安倍総理はフィリピン沿岸警備隊の能力向上支援のため、巡視船10隻を供与することを発表。
スカボロー礁の領有権問題をめぐり、支那と対立するアキノ大統領への支援を、堂々と表明したことで
フィリピン側は大喜びだった、とのこと。
安倍総理は今回訪問した3カ国いずれの首脳会談において、支那が進出を図る南シナ海をめぐる問題に
言及し、「国際法を順守し、一方的行動を慎むべきだ」と主張。東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国と、

経済や安全保障面で協力関係を深め、同地域での足場を強固なものにするという目的を、ある程度まで

果たせたのではないでしょうか。

 


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2013年7月27日 ANNnewsCH

 

 

~平成25年7月28日 世界日報【マニラ時事】より
沿岸警備支援で巡視船提供-日比首脳が会談
安倍晋三首相は27日午前、マニラのマラカニアン宮殿でフィリピンアキノ大統領と会談した。
首相はフィリピン沿岸警備隊の能力向上を支援するため、政府開発援助(ODA)の円借款を活用し、
巡視船10隻を提供する意向を表明。また、中国が南シナ海への海洋進出を強めている問題について
「関連国際法を順守し、自国の主張の国際法上の根拠を明確にしていくべきだ」と述べ、中国側を
けん制した。
会談で、両首脳は地域の安全保障問題を議論し、中国を念頭に「国際的なプレーヤーが責任ある行動
を取るよう働き掛ける」ことで一致。首相は、中国との領有権をめぐり国際海洋法裁判所に仲裁手続き
を申し立てているフィリピンの立場を支持する考えを伝えた。

 

 

【共同記者発表の要旨】
安倍晋三首相とフィリピンアキノ大統領が27日、共同で記者発表した首脳会談の要旨は次の通り。

 

アキノ大統領)
両国が直面する安全保障上の課題について討議し、国際的なプレーヤーが責任ある行動を取るよう
働き掛け、協力すると誓い合った。海洋分野の協力強化で一致した。これは戦略パートナーシップの
柱だ。日本政府は巡視船と通信システム供与を通じて、フィリピン沿岸警備隊の能力向上強化へ支援
いただけるので、感謝する。日本のフィリピン開発への支援にも感謝申し上げた。また災害復旧支援の
ための借款への、日本の前向きな対応にも謝意を表明した。

 

(安倍首相)
フィリピンは日本にとって基本的価値観と多くの戦略的利益を共有する戦略パートナーだ。
この関係を一層強化するため、対フィリピン外交で四つのイニシアチブを表明した。
一つ目は活力ある経済をともに育む。マニラ首都圏の運輸・交通インフラにおける協力推進で一致した。

二つ目は海洋分野での協力を推進する。フィリピン沿岸警備隊の能力向上支援の継続を確認し、巡視船
10隻を円借款で供与する旨を表明した。
三つ目はミンダナオ和平支援を強化する。四つ目は人的交流を強力に推進する。
四つのイニシアチブを通じて、両国関係をさらに強化させていきたい。

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~7月27日 安倍晋三Fbより~

今回の最後の訪問国はフィリピンです。
日本の総理がフィリピンに公式訪問したのは、第一次安倍政権以来六年半ぶりです。
日本の総理として初めてフィリピンを訪問したのは、私の祖父・岸信介。不思議なご縁を感じます。
フィリピンは世界でも有数の親日国。世論調査によれば、84%もの人が日本を好意的に見ています。
アキノ大統領も「日本は、フィリピンにとって、世界中でたった二カ国しかない戦略的パートナーの一つ」
と言ってくれました。
フィリピン人のアニメーターが、「サザエさん」や「ワンピース」といった人気アニメの画像を制作している

など、日本とは裾野の広い繋がりがあります。
今後とも、世界全体を俯瞰する外交を進める中で、こうした基本的価値を共有する国々との関係を強化し
ていきたいと思います。

 

 

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~平成25年7月27日外務省HPより
フィリピン共和国訪問
平成25年7月27日(現地時間)、フィリピン共和国を訪れている安倍総理は、リサール公園にある
ホセ・リサール記念碑に献花をしました。
その後、マラカニアン宮殿において行われた歓迎式典に出席した後、日・フィリピン首脳会談、
共同記者発表を行いました。続いて、アキノ大統領主催の午餐会に出席しました。
午後には、市内のホテルで内外記者会見を行いました。
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日・フィリピン首脳会談(概要)
フィリピンを公式訪問中の安倍晋三総理大臣は、27日10時20分(現地時間)から約65分間
マラカニアン宮殿において、アキノ大統領との間で日・フィリピン首脳会談を行った。
概要以下のとおりです。
 
1.冒頭
アキノ大統領から安倍総理の訪問を心から歓迎するとともに、日本の参議院選挙の結果、与党が勝利
したことに対し祝意が示されたのに対し、安倍総理からは、6年半ぶりに公式訪問することができ喜ば
しい旨述べました。
両首脳は共に繁栄するための「戦略的パートナーシップ」の更なる強化に向けて、緊密に連携していく
ことで一致しました。
 
2.二国間関係
二国間関係について安倍総理から、対フィリピン外交「4つのイニシアティブ」として
①活力ある経済を共に育むこと ②海洋分野での協力を推進すること ③ミンダナオ和平プロセス
支援を強化すること ④人的交流を一層促進することを表明。
両首脳はこれに基づいて、両国関係をより建設的かつ互恵的なものへと発展させていくことで一致
しました。
 
・第1のイニシアティブである活力ある経済を共に育んでいくため、両首脳は大都市圏の運輸・交通イン
 フラについて、特に日本の支援で作成されたマニラ首都圏の「運輸・交通ロードマップ」を踏まえ協力
 していくことで一致しました。
 また安倍総理から、フィリピンによる地デジ日本方式採用に対する期待を表明したほか、災害復旧支援
 のために新たに創設した「災害復旧スタンドバイ借款」として100億円を供与することを表明し、アキノ
 大統領から謝意が表明されました。
 さらに金融分野において、両首脳は二国間通貨スワップの拡充に向けた協議が開始されるなど協力の
 進展を歓迎しました。
・第2のイニシアティブである海洋分野での協力を推進し、自由で開かれた海洋を共に守るため、両首脳
 は、海洋協議の重要性を確認するとともに、防衛当局間、海上保安機関間でも共同訓練を始めとした実 

践的な協力や各種交流を進めていくことで一致しました。
 また安倍総理から、フィリピン沿岸警備隊の能力向上のため、フィリピン側からの要請を踏まえ円借款
 よる巡視艇10隻の供与を行う旨表明し、アキノ大統領から謝意が表明されました。
・第3のイニシアティブであるミンダナオ和平プロセスについては、安倍総理から昨年10月の「枠組み
 合意」を改めて高く評価するとともに、今後の和平の進展に応じて
 (1)コミュニティ開発支援 (2)移行プロセスにおける人材育成支援 (3)持続的発展に向けた経済開発
 支援を三本柱として支援を強化していく考えを示したのに対し、アキノ大統領からは日本の支援に謝意
 が示されました。
 またこの関連では、首脳会談の後に行われた共同記者発表の際に、今後の経済開発に役立てるよう
 作成したミンダナオの地形を精密に描写した画期的な地図を、安倍総理からアキノ大統領に進呈しま
 した。
・第4のイニシアティブである人的交流に関しては、安倍総理から「JENESYS2.0」の下で、フィリピンから
 多くの青少年を招へいすること及び観光促進のため、7月1日から査証緩和を実施していることに加え
 日・フィリピン間の定期便の増加など航空関係を拡大していきたい旨述べ、両首脳は二国間交流の礎
 である人的交流を一層推進していくことで一致しました。
 
3.地域協力等
(1)両首脳は、日・ASEAN友好協力40周年を契機に日・ASEAN関係が一層強化できるよう、本年12月
 に開催される日・ASEAN特別首脳会議に向けて連携していくことで一致するとともに、アジア太平洋
 地域情勢についても意見交換を行いました。

(2)南シナ海をめぐる問題についても取り上げられ、安倍総理からはこの問題は、地域・国際社会の関心
 事項であること及び全ての関係国が一方的な行動を慎むことを含め、国連海洋法条約を始めとする
 関連国際法を遵守し、自国の主張の国際法上の根拠を明確にすべきであることを指摘しました。
(3)北朝鮮については、安倍総理から北朝鮮による核保有を断じて認めない、安保理決議を誠実かつ
 完全に実施すべきとのメッセージを送り続ける必要がある、また拉致問題は日本の主権及び国民の
 生命・安全に関わる重要な問題であり、現政権のうちに完全解決する決意であり、引き続き協力をお
 願いしたい旨を述べました。
(4)また安倍総理から、日本国内における憲法改正、NSCの設置、集団的自衛権に関する議論・検討に
 ついて説明しました。
 具体的には、憲法改正については「平和主義」「国民主権」及び「基本的人権」を当然の前提とした
 上で、現在の日本にふさわしい憲法の在り方について議論を深めている旨を、また集団的自衛権
 ついては、国際社会全体の安全保障環境の変化を踏まえ、日本の安全を確保し日米同盟そして地域
 の平和と安定に貢献していく、との観点から検討を進めていく旨を説明しました。

 

 

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