筑紫の国の片隅で…

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安倍総理の第3次東南アジア歴訪について <その3>

7月26日、安倍総理はシンガポールのトニー・タン大統領を表敬訪問に続き、リー・シェンロン首相との
首脳会談に臨みました。この中で日・ASEAN友好協力40周年を契機に、更なる関係強化をはかること
で合意。会談後の共同記者会見では「アジア太平洋地域を力ではなく、法が支配する自由で開かれた
地域にしていく必要がある」と述べています。
産経新聞によれば、リー・シェンロン首相が会談中に安倍首相から日本の集団的自衛権について聞か
された時「えっ!?」という表情をしたそうだ。安倍首相の説明は「シンガポール国軍と自衛隊が同じ国連
平和維持活動をしていて、国軍が危険にさらされても、自衛隊は武器を使って助けることはできない」。
現行の憲法解釈では集団的自衛権が行使できない。目の前で友軍が危なくなっても、見て見ぬふりを
するしかない。安倍首相は驚くリー氏に「当たり前のことをやろうとしているんです」と答えたそうだ。
また随行記者の話しによれば、シンガポールで26日に行った演説が圧巻だったそうである。
会場には約2,000人の政財界関係者らが押し掛け、立ち見まで出るほどの人気だったそうである。
安倍首相は「アジアを導くものは昔も今も、これからも力による威圧ではない」と語ったうえで、中国
「重要な隣国」と呼び、日中首脳会談の実現を堂々と呼びかると、聴衆は一気に盛り上がったらしい。
この講演に先立ち、安倍総理はアジア歴訪中のバイデン米副大統領と約1時間会談。
軍拡を続ける中国をにらみ、アジア太平洋地域での日米協力を強化すること確認しています。

 


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~2013年7月26日 NHKニュースより
安倍首相 シンガポール首相と会談
東南アジアを歴訪中の安倍総理大臣は、シンガポールでリー・シェンロン首相と会談し、地域の平和と
繁栄のためにも、ASEAN東南アジア諸国連合に加盟する国々との関係を、これまで以上に強化して
いきたいという考えを示しました。
安倍総理大臣は日本時間の午前11時前、2番目の訪問国シンガポールに到着し、大統領官邸で
リー・シェンロン首相と会談しました。
この中で、リー・シェンロン首相は「日本経済の再生がシンガポールを含む地域の経済の発展にとって
極めて重要だ」と述べました。
これに対し安倍総理大臣は「参議院選挙の結果得られた国民からの信任を背景に、地域と世界の平和
と繁栄に貢献する戦略的な外交を進めたい。特に東南アジア諸国との関係を強化していきたい」と述べ
ASEAN東南アジア諸国連合に加盟する国々との関係を、これまで以上に強化していきたいという考え
を示しました。
また両首脳は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉の早期妥結や、ASEANに日本や中国韓国
などを加えた自由貿易圏の構築などを目指して日本とシンガポールが連携していくことで一致しました。
安倍総理大臣は会談のあとの共同記者会見で、中国が海洋進出を強めていることを念頭に
「アジア太平洋地域を力ではなく、法が支配する自由で開かれた地域にしていく必要がある」
と述べました。

  
 (トニー・タン大統領と)

 (リー・シェンロン首相と)

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~7月26日 安倍晋三Fbより~
マレーシアの次に、シンガポールを訪れました。日本の総理としては十一年ぶりの公式訪問です。
その時私は官房副長官でした。
この間のシンガポールの発展は目を見張るものがあります。今や、一人当たり国民所得は、日本を
上回っています。
その活力あふれるシンガポールで、由緒ある「シンガポールレクチャー」で講演の機会を頂きました。
ワシントンのCSIS、ロンドンのギルドホールでの講演に続いて、総理就任以来三度目の海外での
スピーチです。聴衆の熱気から、シンガポールでも、日本に対する関心が強いのに驚きました。
世界の中で、久しぶりに存在感を発揮している日本。この機を逃さず、世界の真ん中で活躍する
日本に向けた道筋と決意を世界に発信していくことは、とても大事なことだと思っています。

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平成25年7月26日 外務省HPより
シンガポール共和国訪問
シンガポールに到着した安倍総理は、イスタナにおいて行われた歓迎式典に出席した後、
トニー・タン大統領を表敬しました。
続いて、日・シンガポール首脳会談を行った後、共同記者会見を行いました。
午後には、米国のバイデン副大統領による表敬を受けました。
その後、シンガポール・レクチャーで講演を行いました。

 

トニー・タン・シンガポール大統領表敬、日・シンガポール首脳会談
及び
リー・シェンロン首相主催昼食会(概要)


安倍晋三内閣総理大臣は、7月26日(金曜日)シンガポールを公式訪問し、トニー・タン大統領表敬
及び日・シンガポール首脳会談を行うとともに、リー・シェンロン首相主催昼食会に出席。
概要以下のとおりです。
 
1.
トニー・タン大統領表敬

26日午前10時45分頃(現地時間)から約30分間、安倍総理は、トニー・タン大統領を表敬しました
(先方:ローレンス・ウォン文化・地域・青年大臣代理兼情報通信担当上級国務大臣(接伴大臣)ほか、
当方:加藤官房副長官、鈴木駐シンガポール大使ほか同席)。


(1)冒頭、トニー・タン大統領から、安倍総理に対し、温かい歓迎の言葉があり、先の参議院選挙に
 おける自民党の勝利は、日本国民による安倍総理の経済政策に対する強い支持を意味するもの
 であると述べました。
(2)安倍総理から、日本としては、地域、特にASEANの安定と繁栄のために貢献したい、過去20年間
 日本とASEANは共に成長してきており、引き続き日本が成長すればASEANが成長し、ASEAN
 成長すれば日本が成長するという関係を構築していきたいと述べました。
 これに対し、トニー・タン大統領は、「アベノミクス」、更には環太平洋パートナーシップ協定(TPP)
 及び東アジア地域包括的経済連携(RCEP)等の経済連携を通じて、日本とシンガポールのみならず、

 ASEAN全体の発展が果たされることを期待すると述べました。
(3)また、安倍総理から「JENESYS2.0」を通じた青少年交流の取組などを紹介し、双方は、将来にわた
 る両国関係の強化のため、若い世代の相互理解を促進していくことが重要であるとの認識で一致しま
 した。
 
2.日・シンガポール首脳会談
26日午前11時20分頃(現地時間)から約30分間、安倍総理は、リー・シェンロン首相との間で
日・シンガポール首脳会談を行いました(先方:ローレンス・ウォン文化・地域・青年大臣代理兼情報
通信担当上級国務大臣(接伴大臣)ほか、当方:加藤官房副長官、鈴木駐シンガポール大使ほか同席)。
 
(1)冒頭
リー・シェンロン首相から、安倍総理の訪問に対する歓迎の意と共に、参議院選の結果、与党が勝利した
ことに祝意が示されました。これに対し、安倍総理から、11年半ぶりに日本の総理としてシンガポール
公式訪問することができ喜ばしい旨を述べるとともに、5月の首脳会談に続いて忌憚のない意見交換を
行って協力関係を深めたいと述べました。
(2)ASEANとの協力
安倍総理から、参議院選挙の結果得られた国民からの信任を背景に、今後とも地域・世界の平和と繁栄
に貢献する戦略的外交を進める考えであり、特に、ASEANとの協力を強化していきたい旨述べました。
リー・シェンロン首相からは、日本の地域における役割への大きな期待が示されるとともに、日・ASEAN
友好協力40周年を契機に、日・ASEAN関係を更に深めたい旨発言がありました。
(3)二国間関係
ア.両首脳は、政治・安全保障分野に関し、国際社会の平和と安定のための後方支援に係る協力強化で
 一致するとともに、相互理解の促進の観点から、若い世代の政治家間の交流を深めることの重要性に
 ついても一致しました。
イ.リー・シェンロン首相から安倍総理に対し、来年春に予定しているシャングリラ・ダイアログへの出席依
 頼があり、安倍総理からは、招待に感謝した。
ウ.次に、安倍総理から、安倍政権の経済政策、特に「日本再興戦略」の実現に向けた取組について説明
 するとともに、戦略に盛り込んだ施策を矢継ぎ早に実現していく旨を述べました。
 リー・シェンロン首相からは、日本経済の再生がシンガポールを含む地域の発展にとり重要であるとの
 考えが示されました。
 両首脳は、具体的にはASEAN連結性や第三国へのインフラ展開における協力も念頭に置いたインフラ
 システム輸出、TPP・RCEP等の経済連携交渉、クールジャパンの推進等で協力を推進していくことを
 確認しました。
エ.また安倍総理から、両国が直面する少子高齢化の問題への対応に関し、日本の強みを活かし、バイオ
 ・医療分野で更なる協力を期待する旨述べました。
 また安倍総理から、「国家戦略特区」の取組を紹介し、海外からの直接投資を促進していく旨述べ、
 シンガポール企業等を対象とする投資促進セミナーを開催したい旨述べました。
 さらに、安倍総理からは、日本国債を活用した通貨供給に係る合意や二国間スワップ取極の再締結
 交渉の開始などを説明し、両首脳は、二国間で金融協力が進展していることを歓迎しました。
オ.リー・シェンロン首相からは、日本の参加によりTPPが実質的・戦略的な意義を持つようになったとの
 指摘があり、RCEPにも積極的に参加してほしいと述べました。
 
3.リー・シェンロン首相主催昼食会
26日午後12時20分頃(現地時間)から約60分間、リー・シェンロン首相主催昼食会に出席しました。
(先方:ローレンス・ウォン文化・地域・青年大臣代理兼情報通信担当上級国務大臣(接伴大臣)ほか、
当方:鈴木駐シンガポール大使ほか同席)。
 
(1)両首脳による挨拶
ア.リー首相から乾杯の挨拶として、5月に安倍総理と東京で会ってすぐに再会できたことや、参議院選挙
 での勝利から間を置かずに、安倍総理が東南アジア訪問を決断したことを、うれしく思う旨述べるとと
 もに、日本とシンガポールは互いに学ぶべき点が多くあり、今後も二国間及びASEANにおける連携強
 化において総理と協力していけることを期待する旨を述べました。
イ.続いて安倍総理から乾杯の挨拶として、11年前の小泉総理によるシンガポール訪問には官房副長官
 として同行したが、その後、街の風景も変わり、日本からの観光客が更に増加している旨に言及しつつ
 両国が繁栄し続けるには、イノベーションをベースに常に時代の先端を走り続けるしかないが、この点、
 日本がシンガポールから学び協力できる点は多く、両国が共に繁栄し、そして地域の発展に共に貢献
 していくことを祈念する旨述べました。
 
(2)やり取りの内容
ア.両首脳は、12月に東京で開催される日・ASEAN特別首脳会議において、本年友好協力40周年を迎え
 た日・ASEAN関係の将来について成果を出すべく、協力を強化していくことで一致しました。
イ.南シナ海をめぐる問題に関し、両首脳は、全ての関係国が国連海洋法条約を始めとする関連国際法に
 基づき主張し、問題を平和的に解決すべきとの認識で一致しました。
ウ.両首脳は、北朝鮮等のアジア太平洋地域の問題についても意見交換を行いました。
エ.安倍総理から、日本国内における憲法改正や集団的自衛権に関する議論・検討について説明し、憲法
 改正については、「平和主義」、「国民主権」及び「基本的人権」を当然の前提とした上で、現在の日本
 にふさわしい憲法の在り方について議論を深めている旨述べるとともに、集団的自衛権については、
 国際社会全体の安全保障環境の変化を踏まえ、日本の安全を確保し、日米同盟、そして地域の平和と
 安定に貢献していくとの観点から検討を進めていく旨説明しました。

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~2013年7月26日 読売新聞 【シンガポール=大木聖馬】
中国にらみ日米協力強化…首相と米副大統領一致
安倍首相は26日、シンガポールのホテルで、アジア歴訪中のバイデン米副大統領と会談し、
急速に軍拡を続ける中国をにらみ、アジア太平洋地域での日米協力を強化することで一致した。
首相が参院選後、米オバマ政権の要人と会談するのは初めて。
首相は中国を念頭に、「アジア太平洋地域の安全保障環境が厳しさを増すなか、地域の平和と
安定の礎として日米同盟の重要性はかつてなく高まっている」と述べた。
副大統領も、米国のアジア回帰政策を踏まえ、「日本が果たす戦略的な役割を大変重視している」
と応じた。
首相はまた、環太平洋経済連携協定(TPP)について「経済面に加え、日米同盟強化の観点からも
非常に重要だ」と指摘した。また、「こうして会うことは対外的にも良いメッセージになる」と述べ、
緊密な日米関係を示すことが中国へのけん制につながるとの見方を示した。
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~2013年7月26日 毎日新聞 【シンガポール仙石恭】
安倍首相 日米同盟強化を確認…米副大統領と会談
安倍晋三首相は26日午後(日本時間同)、シンガポールで米国のバイデン副大統領と約1時間会談し、
アジア太平洋情勢の不安定化を踏まえ、日米同盟をいっそう強化する考えで一致した。
バイデン氏は沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中両国の対立について、双方が緊張緩和のために必要な
措置をとるべきだとの考えを示し、首相は「常に日本として(対話の)ドアは開かれている」と説明した。
参院選後、日米の首脳級が直接会談したのは初めて。
首相は中国の台頭を念頭に、東南アジア諸国連合ASEAN)との関係強化を進めており、「東南アジア
で(日米が)会談することは対外的にもよいメッセージになる」と述べた。
バイデン氏は「同盟国としての責任を含め、東シナ海での米国の立場を再確認する」と言及。
尖閣諸島が日米安全保障条約の適用対象になる、という米国の方針を改めて伝えた。
バイデン氏はまた、アジア太平洋に安全保障の重点を移す米国の「リバランス」政策に関し「日本の役割
を重視している」と述べ、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)についても「成功を非常に重視している」
と強調。首相は「日米同盟の強化、戦略的観点からも重要だ」と応じた。

 
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バイデン米国副大統領による安倍総理表敬(概要)
26日13時45分から約55分間、シンガポール出張中の安倍総理は、同じく同国を訪問中の
バイデン副大統領による表敬を受けた。概要以下のとおり。

 

1.冒頭発言
冒頭、バイデン副大統領より、先般の参院選の勝利に対する祝意の表明があった。
安倍総理からは、アジア太平洋地域の安全保障環境が厳しさを増す中、地域の平和と安定の礎として
日米同盟の重要性はかつてなく高まっており、バイデン副大統領との間で日米両国の連携をしっかり
確認したい旨述べた。

 

2.アジア太平洋地域情勢
(1)両者は、アジア太平洋地域は経済の面からも安全保障の面からもその重要性が増していることを
 確認し、その中で日米同盟を強化していくことの重要性につき一致した。
(2)バイデン副大統領より、米国のアジア太平洋重視政策(リバランス)につき説明があり、その中で日本
 の戦略的役割を重視している旨述べた。
 また同副大統領より、その観点からもTPP交渉の成功を重視している旨述べた。
(3)安倍総理より、アジア太平洋地域の戦略環境が大きく変化する中、経済成長を続け発言力も増して
 いるASEANの重要性は益々増大している旨述べ、このために政権発足後、最初の外遊先にASEAN
 選び、その後のミャンマーに続き、今回も訪問している旨説明した。
 また、バイデン副大統領のシンガポール訪問を含め米国の地域への関与を歓迎する、10月のASEAN
 関連首脳会議に向け連携を強化したい旨述べた。
(4)中国に関し、安倍総理より日中関係は日本にとって最も重要な二国間関係の一つであり、対話のドア
 は常にオープンである、との日本の基本的立場につき言及した。

 

3.日米関係
(1)安倍総理より今後、防衛大綱の見直し、NSCの設置に向けた法案の提出等、我が国の安全保障の
 強化に向けた取組を進めていく旨説明し、「2+2」をはじめ、日米で緊密に意思疎通していきたい旨
 述べた。また安倍総理より、在沖縄海兵隊のグアム移転に関し、適切な予算確保と資金凍結解除が
 行われるよう上院への働きかけを要請した。
(2)安倍総理より、我が国のTPP交渉への参加に言及した。両者は、TPPは経済面に加え日米同盟強化
 や戦略的観点からも重要であるとの点で一致した。
(3)安倍総理より、ケネディ新駐日大使の指名を歓迎する旨述べた上で、これまでのルース大使の取組
 に敬意を表し、ケネディ新大使の活躍に期待する旨述べた。
 これに対しバイデン副大統領より、ケネディ新大使は素晴らしい人物である旨発言があった。
(4)両者は、今後機会を見て日米首脳会談を行っていくことで一致した。

 

 

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