筑紫の国の片隅で…

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日印首脳会談について

 

6月1日から、第5回アフリカ開発会議(TICAD Ⅴ)が横浜市で開催中です。アフリカの国々は国家として

未熟な国が多く、日本が投資増大するにはリスクが多いように思うのですが…。
それに比べて、先月末に訪日されていたインドのシン首相との日印首脳会談において、日印の関係強化が
計れた事の方が重要なことではないでしょうか。
今回の日印首脳会談は、今月初めにインドを訪問した麻生副総理との合意内容をベースに、さらなる
日印の関係強化(経済、安全保障など)をはかるうえで、大変意義あるものになったと思います。
日本からの原子力発電技術を輸出可能にするため、原子力協定の早期妥結をはかることで合意。
その上で、核爆発実験の凍結と包括的核実験禁止条約の早期発効を要求し、原発輸出に関する条件
を明確に示し、釘を刺すことも忘れていません。
海洋安保分野での日印協力強化を進めるために、海上自衛隊とインド海軍の共同訓練をより頻繁に
実施することで合意した意義も大きいものです。
インドはこれまで、特別なパートナー国を決めることなく、全方位外交の姿勢をとってきていました。
しかしながら近年、支那共産党の脅威が増すにしたがい、対抗策を模索しはじめていました。
もともと親日国のインドですが、日本の経済的衰退と政治の混迷のため、日印関係の連携強化に踏み
込めないでいました。
信用度ゼロ民主党政権から、自民党安倍政権に代わり、アベノミクス効果で経済も復調の兆しを見せ
はじめたことにより、インド側の日本との関係強化への懸念も無くなったのです。
経済を中心とした関係強化により、日印両国で支那の脅威に対抗することが可能になるのです。
それを決定的なものにするのが、天皇・皇后両陛下のインドご訪問に他なりません。

 

 原子力協定交渉を加速 日印首脳会談 KyodoNews

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~2013年5月29日 時事ドットコムより
日印首脳会談要旨
安倍晋三首相とシン・インド首相の29日の首脳会談要旨は次の通り。

【2国間関係】
安倍首相:日印関係は2006年に合意した戦略的グローバル・パートナーシップに基づき深化・拡大
      しており、さらにその強化に努力したい。
シン首相:日印関係の発展は大変喜ばしく、現状に満足することなく、さらに関係強化に取り組みたい。

【原子力協定】
安倍首相:インド側の核不拡散に対する努力を評価する。日本の立場として核拡散防止条約(NPT)
      の普遍化を引き続き追求していきたい。包括的核実験禁止条約(CTBT)を重視しており、
      ぜひ対応を進めていただきたい。
シン首相:そういう努力をしている。

【中 国】
安倍首相:日中関係は大変重要な2国間関係であり、大局的観点から戦略的互恵関係を進めていき
      たい。困難な状況にあっても、わが国は冷静に対応していく。

北朝鮮
安倍首相:北朝鮮の核保有は断じて認めることができない。一連の国連安全保障理事会決議を誠実
      かつ完全に実施すべきだという強いメッセージを送り続ける必要がある。
      拉致問題の完全解決を図る決意だ。インド側の理解と協力を求めたい。
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【 日印共同声明の要旨 】
安倍晋三首相とインドのシン首相が29日発表した共同声明の要旨は次の通り。
両首脳は普遍的価値を共有するアジアの二大民主主義国として、戦略的グローバル・パートナー
シップを一層強化する決意を表明
▽11月末から12月初めごろの天皇、皇后両陛下のインドご訪問で調整
▽海上自衛隊とインド海軍の共同訓練をより頻繁に実施。US2飛行艇に関する合同作業部会を設置
 「ムンバイメトロ3号線建設計画」に関する710億円の円借款の交換公文署名を歓迎。
    シン首相は、177億円の円借款インド工科大学ハイデラバード校整備計画」、130億円の円借款
 「タミルナド投資促進プログラム」に謝意
▽日印社会保障協定の早期発効に向け作業
▽シン首相は、インド産エビの輸入問題に懸念を表明
▽ムンバイ-アーメダバード路線の高速鉄道システムの共同調査に共同出資
    原子力協定の早期妥結に向けた交渉加速を関係当局に指示
▽国際法の諸原則に基づく航行の自由への関与を強調
アフガニスタンが、安定的・民主的・多元的国家となるための取り組みを支援
▽北朝鮮の核兵器・弾道ミサイル計画の進展に懸念を表明。北朝鮮国連安全保障理事会決議、
    6カ国協議共同声明の完全順守、拉致問題の可能な限り早期解決を要求
▽包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期発効の重要性を強調。
    シン首相は、核爆発実験モラトリアム(凍結)の約束を改めて表明。兵器用核分裂物質生産禁止
    (カットオフ)条約交渉の即時開始と早期妥結に向けて協働
国連安保理改革を含む課題を議論する第1回日印国連協議を近く実施し、1年に2回定期的に協議

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~平成25年6月2日 産経新聞より
「甘いカレー」が取り持つ日印両首脳の縁
「日本の総理として、前回デリーへお邪魔した折は首相に大変温かく迎えていただきました。
あの時、2007年の夏ですが、首相の友情は殊のほか身にしみました」
「その次デリーへ行った2011年には、首相は、ちょうど国連総会参加へ向けてニューヨークへお発ち
になる直前でした。それなのに、私のために予定を超過してお話しする機会を作ってくださり、大変あ
りがたかったのを覚えています」
5月29日夜に首相官邸で開かれたインドのシン首相を歓迎する晩餐会の挨拶で、安倍晋三首相は
過去2回にわたるインド訪問の思い出を語った。2007年8月の訪問は参院選で大敗した直後だった。
安倍首相はシン首相との首脳会談のほか、インド国会で「2つの海の交わり」と題して演説。
インド洋と太平洋という2つの海の交わりで生まれた「拡大アジア」を、豊かに育てていく力と責任が
両国にあることなどを強調した。安倍首相の演説に対するインド国内での評価は高かったが、日本では
帰国後の内閣改造・党役員人事ばかりに関心が集まった。
安倍首相はインドネシア、マレーシアも巡る一連の歴訪で体調を崩し、翌月の退陣表明へとつながった。
それから4年、野党の一議員として安倍首相がインドを再訪したのは2011年9月のこと。
ジャーナリストの櫻井よしこ氏らとともにセミナーに参加することが目的だったが、シン首相は安倍首相
を昼食会に招き、手厚くもてなした。当時、安倍首相に同行した自民党の中堅議員は「インド側は、前回
訪問したときに、料理の香辛料で体調を崩したことをよく知っていて、昼食会では甘い味のカレーを出し
てきた」と振り返る。シン首相の気遣いに、安倍首相も感銘を受けたに違いない。
インドは自由と民主主義、法の支配といった普遍的価値を日本と共有しており、安倍首相が掲げる
「価値観外交」で重要なポジションを占めるが、首相は、その戦略的な重要性とは関係なく「雨天の友
こそ真の友」ともいえるインド側の温かい対応を高く評価している。
その証拠に、今回のシン首相の来日では、公式な晩餐会の前日の5月28日夜に、非公式の夕食会を
首相公邸で開いた。首相が外国の賓客と2日連続で会食するのは異例のこと。安倍首相がインドとの
関係を極めて重視していることを印象付けた。
「今度は、デリーでまた近くお会いできるのを楽しみにしています。その時までに我々のパートナーシップ
を、経済的にも、戦略的にも『こんな前向きなことをして、強くしましたよ』と、ご報告できるのを楽しみに
しています」安倍首相は晩餐会の挨拶をこう締めくくり、早期のインド訪問に意欲を示した。
首相周辺によると、天皇、皇后両陛下が、今年の年末にインドをご訪問された後の年明け早々にも安倍
首相がインドを訪問する可能性があるという。
参院選後は、消費税増税の決定や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉への参加など、難題が
続くことになりそうだが、安倍首相が成果を上げて、再びインドを訪問できるのかどうか、改めて注目し
たい。 (桑原雄尚)

 

安倍首相夫妻、インド首相夫妻と非公式に会食

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~平成25年5月31日 産経新聞 【ニューデリー=岩田智雄】より
中国あしらう好機インド各紙がシン首相の訪日で日印関係強化を訴え
5月30日付のインド主要紙は、シン首相の訪日を1面トップ記事などで手厚く報道し、日印関係の
強化を大々的に歓迎した。インドカシミール地方の支配地で、中国人民解放軍の侵入と駐留を
受けたばかりで、中国の軍事的脅威に対抗するため、日印の連携強化を訴える論調が目立った。
ヒンドゥスタン・タイムズは1面トップで「仕事と円を中国からインドに移すのに熱心な日本」との
見出しで「何百もの日本企業が、工場を中国からインドに移し、巨額の投資と大量の仕事をもた
らすかもしれない。日本はインドにとり、(軍事)技術の魅力的な源として浮上しそうだ」と期待を
示し「共同軍事演習を深化させることは、最近、インド領にずうずうしい侵入をした中国を鼻先で
あしらう好機となるだろう」と伝えた。
シン首相が、日印の関係強化や海洋の自由での協力を訴えたのは「中国の海洋での拡張路線
に抵抗する穏やかな表現だ」と指摘した。
中国共産党機関紙、人民日報が最近、日本がインドなど中国周辺国との関係を深めていることに
中国関連問題で押し込み泥棒になっている政治家がいる」と批判した記事についても、「こうした
邪悪な警告は命運が尽きた」と断じた。
タイムズ・オブ・インディアは「日印が真珠の首飾りの破壊で手を携え」との見出しで日印首脳会談
の成果を報じ、中国がスリランカやパキスタンなどインド洋周辺国で軍事利用を視野に港湾整備を
支援していることに対抗するため、日印が協力を強化するとの趣旨の記事を掲載した。
インディアン・エクスプレスは「トーキョー(日本政府)との団結」と題する社説で、シン首相は中国の
顔色を窺って日本への接近を心配していたようだが、カシミール地方での侵入事件が「いつまでも
続く中印関係の脆さをさらけ出し、日本という選択肢を新たに突出させた」と分析している。
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シン首相の来日を前に、インド大手英字紙デカンヘラルドが、日印の防衛協力について記事を掲載。
この記事を「剣kenn諤々」さんが5月28日のブログで意訳紹介してくださっていますので転載します。

 

~DECCAN HERALD ニューデリー: May 26.2013~
インド中国を無視して日本海軍との演習を維持
インドと日本の戦艦は正規の演習を維持する。
ニューデリーと東京が、両海軍間の演習を制度化することになっているためだ。
アメリカが主導する対中牽制の勧誘から距離を取れ、との北京からの呼びかけにもかかわらず、
インドは今や日本との海軍演習を制度化するようだ。
来週前半に東京で、マンモハン・シン首相が日本のカウンターパート安倍晋三氏と地域安全保障
を議論する予定だからだ。
「我々はインド洋における演習の維持に日本を招待し、今はそれを固定化する予定だ。というのは、
我々が共同演習を計画する時が分かるように彼らが働くには、固定された計画を持つ必要がある
と言われたからだ」
首相の次の訪日に関する報道機関への説明の際、外務次官ランジャン・マタイは言った。
インドはまた、北京がパキスタン占領下カシミールにおけるイスラマバードのインフラ整備を援助し
続ける誓約にも“強い留保”を表明した。「我々は最高レベルでの中国のリーダーシップとして知ら
れるものと見なした。これについては深刻な留保を示す」 マタイは言った。
彼は、中国の李克強首相が最近パキスタンを訪問した際に、北京とイスラマバードが調印した覚書
に反応していたのだ。覚書はパキスタン占領下カシミールを通過する中パ経済回廊を想定している。
パキスタン占領下カシミールを含むジャム・カシミール州全体は不可分のインド領であり、不法占領
地域においてパキスタンによって企てられるいかなるプロジェクトも、パキスタン自身のものか外国の
援助によるものかを問わず「法的根拠はなく、一切受け入れられない」とニューデリーは主張している。
中国との領土紛争が日本とインド両国において表面化したこの時期に、シン首相は日本を訪問する。
シン首相は安倍氏と定期的な会談を行うことになる。安倍氏は、中国語では釣魚島群島、日本語では
尖閣諸島として知られる島に関する東京と北京の議論で、強硬路線に立つ人物である。
アメリカ同盟国、日本との防衛協力を向上させようとするニューデリーの動きもまた、李克強の印パ
訪問に引き続いて間近なものとなる。中国の首相は、遠く隔てられた関係は隣人ほど有用なもので
はないと、先週火曜にニューデリーで述べた。
彼はどうやら、インドに戦略的なメッセージを送るため所見を述べたようだ。北京が中国封じ込めを
狙っていると見ている、アメリカのアジア再均衡政策に参加しないようにと。
インド海軍と日本海上自衛隊の最初の合同演習-JIMEX 12-は2012年6月に東京沖で行われた。
次の演習は、今年後半にインド洋で行われる模様だ。正規の訓練の開始となる。インドは2007年に、
アメリカオーストラリア・日本・シンガポールと共に、ベンガル湾におけるマラバール海軍演習に参加
した。中国は同年、一足先にニューデリー・ワシントン・キャンベラ・東京の4カ国の計画を知ろうと必死
で策を弄していたが、5カ国訓練はその中国を、驚倒させたと言われる。
ニューデリーの明かすところによれば、最近ワシントンと東京は、3カ国海軍訓練の可能性を模索して
いるという。外務次官はまだ決定したわけではないと述べているとはいえ、インドと日本は2国間訓練
を進めていく模様だ。
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~2013年5月10日 サーチナより
日本とインドが接近した理由…両国協力の潜在力は巨大中国報道
麻生太郎副総理兼財務・金融相はアジア開発銀行年次総会の期間中にインドのシン首相と会談した。

双方はインドでの新幹線技術の導入や、レアアース開発などで協力を進める方針を固め、原子力発電
に関する技術協力を進めることで合意した。
中国網日本語版(チャイナネット)は9日、日本とインドが接近した理由について論じた。
以下は同記事より。

日印両国の交流は経済分野だけにとどまらない。
海上自衛隊は2012年6月、インド海軍と初の合同訓練を実施した他、日本メディアは天皇皇后両陛下
が年内にインドを訪問すると報じている。これが事実ならば、天皇陛下によるインド訪問は初めてであり
シン首相は「格別に栄誉あること。天皇皇后両陛下の訪問を楽しみにしている」とコメントした。
日本とインドが関係を深め続けていることは偶然ではなく、戦略的利益を考慮したためとの見方がある。

両国とも国連安保理常任理事国入りすることを望んでいる。インドに関して言えば、常任理事国入りする
にはまず経済力を高めなければならない。しかし、インドのインフラは脆弱で、経済成長において資金、
技術、産業移転などで他国と協力する必要があり、日本はちょうどこれらの分野を強みとしている。
また、両国はエネルギー安全保障において互いを必要としている。
インド紙『THE INDIAN EXPRESS』は「日本とインドが安全保障分野で協力する原動力は、エネルギー
の安全なルートのためで、海上のエネルギーライフラインの保護を強化することが両国の協力の重点
だ」と論じた。日本とインドの協力の潜在力は巨大だが、両国関係の推進には障害もいくつかある。
分析によると、近年、両国の貿易は急速に発展しているが、日本の投資家は、インドのビジネス環境に
まだ完全に適応できていない。また、原子力分野の協力にもずれがあり、原発の協力に向けた交渉が
まとまるかどうかは、インドが原子力技術と設備の軍用化、第3国への移転を行わないと保証するかに
かかっている。


 

 

 

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