筑紫の国の片隅で…

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皆様、良いお年を

本年も拙ブログに、多くの皆様方に訪問いただき、本当にありがとうございました。
今年は思うように時間がとれず、書きたい事の半分もアップすることが出来ませんでした。
天皇陛下の「譲位」のお言葉には、敢えて個人的な意見を書くことは控えました。
畏れ多いとともに、知識薄弱な者が2600年以上の伝統を紡いできたご皇室に対して、
あれこれと言えるものではない、と判断した次第です。

今年も産経新聞の『号外で振り返る平成28年』より、個人的に印象深かった記事を選ん
でみました。


2016年産経号外88
読売新聞の読者が選ぶ「日本10大ニュース」
では4位でした



2016年産経号外416  2016年産経号外527  2016年産経号外69


2016年産経号外624  2016年産経号外1027  2016年産経号外118


2016年産経号外119  2016年産経号外1216  2016年産経号外1228


<テロ関連>
2016年産経号外322テロ  2016年産経号外613テロ  2016年産経号外73テロ


2016年産経号外715テロ


<スポーツ他>
2016年産経号外 番外






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テーマ:政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル:政治・経済

真珠湾慰霊を8割以上が評価

12月26~27日、安倍総理の真珠湾訪問をうけ、読売と日経がそれぞれおこなった世論調査によれば、今回
安倍総理の真珠湾訪問を「評価する」は84%と85%、内閣支持率は64%と63%となっています。
民進党と共産党などの野党、朝日新聞などの批判的な主張とは逆の評価を、日本国民はしているようですね。
これを踏まえて29日の主要紙の「社説」を読み比べてみると、読売・産経の論調は理解できますが、朝日と
毎日の「アジアを忘れるな」と主張する内容には、呆れるうえに理解に苦しみます。
日本に執拗に謝罪を要求し続けているのは、支那と朝鮮だけです。アジアのその他多くの国々は、日本と良好
な関係を築いています。2紙のいう「アジア」とは支那と朝鮮の2国のことようです。
今回の訪問は、大東亜戦争で熾烈な戦いをした日米間の問題であり、アジア諸国との関係とは異なります。
更にいうなら、昨年8月14日に安倍総理が表明した「安倍談話(戦後70年談話)」において総括しており、
アジア諸国の多くがこれを評価してくれました。納得できない朝日は、難癖をつけていましたが・・・。
読者離れが止まらない、哀れ朝日新聞は、いつまで中・朝の「機関紙」を務めるつもりなのでしょうか・・・。

まずは、安倍総理の真珠湾訪問を好意的に報じた「ウォール・ストリート・ジャーナル」の社説から

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2016年12月28日
WSJ【社説】

安倍首相が真珠湾で示した日本の価値
安倍首相が率いる日本は米国の安全保障上の最重要パートナー

12月28日 日経 日米首脳会談

安倍晋三首相による27日の真珠湾訪問は和解の象徴だ。日米関係の重要性が増している現下の情勢が、今回の
訪問をとりわけ劇的にしている。真珠湾攻撃から75年が経過し、北朝鮮の核兵器と中国の修正主義的な野望が
太平洋地域に脅威を与えるなか、日本は米国にとって安全保障上の最重要パートナーだ。
アジア太平洋地域で米国が同盟を結ぶ5カ国のうち、日本は経済規模が突出して大きく最も優れた軍事力を持
ち、最も戦略的思考を持つ政治的リーダーシップも有している。
安倍首相は今回の真珠湾訪問でバラク・オバマ大統領による広島訪問に応えただけでなく、ドナルド・トラン
プ次期米大統領に対して日本の価値を示すことができた。
トランプ氏は選挙期間中、日本が米国の安全保障にただ乗りしているかのように聞こえる主張をしていた。
しかし、それに十分反論できる成果をあげていることを、安倍氏は自ら理解している。
安倍氏は2012年に政権に返り咲いて以降、自国の防衛力を継続的に強化し、米国が両国共通の利益を追求しや
すくなる環境を作った。抗議デモが道を埋め、国会では乱闘騒ぎが起こるなか、昨年には「集団的自衛権」を
行使できるようにする安全保障関連法を成立させた。これは日本が攻撃の標的となっていなくても、自衛隊が
武力を使って米軍や他の友好国を守れることを意味する。
トランプ氏は選挙期間中、日本は米国が攻撃されても「自宅で座ってソニー製のテレビを見ているだけ」と批
判したが、それはもう事実ではない。今や自衛隊は、米国を狙って発射された北朝鮮のミサイルを撃ち落とす
ことも可能だ。英国海軍よりも規模が大きい海上自衛隊は、アジアの海で中国から手を出されそうな米国の船
を護衛することもできる。
日本はここ数十年にわたって、防衛費を対国内総生産(GDP)比で1%程度に抑えている。その額は依然とし
て少なすぎるが、安倍政権は防衛費を5年連続で増額させている。先週発表された2017年度予算案の防衛費は
過去最大の5兆1000億円となり、2016年度当初予算比で1.4%増となった。
この予算は米国と開発した新たなミサイル防衛システムや、潜水艦の数を現在の17隻から2021年までに22隻に
増やす財源となる。
海上保安庁の予算も16年度当初比12%増の20億ドル近く(約2350億円)に増額されている。
日本はこれ以外にも在日米軍5万4千人に年間17億ドルを支出している。これは駐留コストの約半分だが、
仮にこの5万4千人を米国に戻せば費用はさらにかかる。
また、太平洋における米軍最大の建設プロジェクトの一部に対しても、日本は約180億ドルの支出を約束
している。こうしたプロジェクトには、尖閣諸島や台湾にも近い日本南部での新たな施設のほか、グアムの
施設も含まれる。これらの意義をさらに高めているのが、安倍氏の精力的な地域外交だ。
ナレンドラ・モディ印首相との友好関係は、アジアの強力な民主国家同士の戦略的関係を強化させた。
また韓国との慰安婦問題をめぐる合意は、ミサイル防衛システムなど日米韓3カ国による前例のない協力関係
に道筋を開いた。
東南アジアへの働きかけは、中国からの脅威に弱い国々の経済面・軍事面での近代化を支援した。
安倍氏は、過激な発言で知られるフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領とも良好な関係を保っている。
他にもまだある。安倍氏は台湾に好意を寄せている。
また、長期にわたって保護されてきた国内産業への外資参入にも前向きだ。米国が、どのようなアジア戦略を
描くとしても、日本はそれに積極的に協力し、手を差し伸べられる状態にある。
昨年の米議会での演説や今回の真珠湾への訪問を持って、安倍氏はこの事実を高らかに見せつけた。
このことは、称賛に値するだろう。11月のトランプ氏との会談も友好的なものに見えた。アジアの平和と発展
にとって明るい兆しだ。

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2016年12月29日
読売新聞【社説】

首相真珠湾訪問 日米は「和解の力」を実践せよ

■同盟の国際秩序貢献が問われる
戦後の日米外交の重要な到達点と言えよう。安倍首相が米ハワイの真珠湾を訪れた。
オバマ米大統領とともに、旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者らを慰霊した。
今回の訪問は、昨年4月の首相の米議会演説、8月の戦後70年談話、そして今年5月のオバマ氏の広島
訪問から連なる日米の戦後処理の歴史的な集大成である。
首相は演説で、「戦争の惨禍は二度と繰り返してはならない」という「不戦の誓い」を今後も堅持する考
えを改めて表明した。

■「寛容の大切さ」訴える
首相が言及したように、日本の戦後70年余の平和国家としての歩みは世界に誇れるものだ。
平和は何もしないことでは実現しない。自国の安全と地域の安定を確保する不断の努力を継続したい。
首相は、戦火を交えた日米両国が「深く強く結ばれた同盟国」になった「和解の力」が今、世界の課題解
決に必要だと指摘した。日米は「寛容の大切さと和解の力を世界に訴え続けていく任務を帯びている」と
も語った。
今回の演説では、米議会演説で触れた「痛切な反省」「深い悔悟」など歴史認識には一切言及しなかった。
未来志向に徹したいという首相の意向は適切だ。
演説後、首相と抱き合った高齢の元米兵が「私自身が日米和解の体現者」と語ったように、謝罪のないこ
とを問題視する米側の関係者は殆どいない。
オバマ氏の広島訪問時の被爆者の反応と同様、70年余を経て成熟した日米関係を象徴している。
「リメンバー・パールハーバー(真珠湾を忘れるな)」は、奇襲攻撃を仕掛けた日本に対する米国の敵意
を示す言葉だった。真珠湾が今後、日米の和解の象徴となるのであれば、喜ばしい。
首相は、様々な国際課題に取り組む日米の「希望の同盟」の重要性を強調した。
オバマ氏も、「お互いのために」という日本語を引用し、両国の連帯を訴えた。

■安保協力を拡大したい
日米同盟は、東西冷戦中は西側陣営の主要な柱として機能した。冷戦終結後も、多くの不安定要因を抱え
るアジア太平洋地域の平和と繁栄を支える公共財として、関係国に高く評価されている。
首相の言う「希望の同盟」を実践するには、日米両国が政治、経済両面で従来以上に緊密に戦略的な対話
を重ねる必要がある。韓国、豪州、インドなど友好国とも重層的な協力関係を構築し、課題を処理するこ
とも大切だ。
戦没者の慰霊に先立ち、首相とオバマ氏は最後の首脳会談を行い日米同盟を一層強化する方針を確認した。
中国の空母が西太平洋に進出したことについて、「中長期的観点からも、注視すべき動向だ」との認識で
も一致した。
首相とオバマ氏の4年間の関係は当初、順調ではなく、首相の靖国神社参拝や日露外交を巡ってぎくしゃ
くすることもあった。首相が、米軍普天間飛行場の辺野古移設や安全保障関連法の制定などで実績を上げ、
両首脳の信頼関係は着実に高まった。
アジアを重視するオバマ政権のリバランス(再均衡)政策と、日本の国際的な役割を拡大する安倍政権の
「積極的平和主義」の歯車がかみ合ったことも追い風となった。
アジアでは最近、多くの安全保障上の懸案が深刻化している。中国は急速に軍備を増強し、南シナ海の人
工島の軍事拠点化など、力による独善的な現状変更を試みている。北朝鮮は、国際社会の制裁や警告を無
視して、計5回もの核実験を強行し、多様な弾道ミサイルの発射を繰り返した。
昨年4月に改定した日米防衛協力の指針(ガイドライン)に基づき、自衛隊と米軍による共同の警戒監視
活動や合同演習を重ねて、同盟の抑止力の実効性を向上させる努力が求められる。

■トランプ氏と対話急げ
来月20日に就任するトランプ次期米大統領のアジア外交の行方が不透明なことも気がかりだ。
トランプ氏は再三、在日米軍経費の日本側負担の増額に言及した。環太平洋経済連携協定(TPP)の離脱
表明は、アジアの自由貿易体制を揺るがしている。
安倍首相は、11月中旬の電撃的な非公式会談に続き、来月下旬に正式な会談を調整している。
日米両国には、政治家、官僚、制服組、経済人など各層に、長年かけて築き上げてきたパイプが存在する。
これらを土台に、首脳同士が同盟の意義と新たな方向性について率直に意見交換し、認識を共有すること
が急務である。

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2016年12月29日
産経新聞【主張】

真珠湾での慰霊
平和保つ同盟を確認した 靖国を参拝し「訪問」報告せよ

「和解の力」に基づく日米同盟の絆の強さを発信した意義は大きい。緊密な同盟こそ地域安定の礎となる
ものだ。その抑止力を一層高めていくことが重要である。
日米戦争発端の地となったハワイ・真珠湾で、安倍晋三首相と米国のオバマ大統領が肩を並べ、戦争で亡
くなった人々を慰めたことを素直に喜びたい。
日米それぞれの国の戦没者、および戦災で亡くなった人々に対し、敬意と哀悼の誠をささげたのである。

■対中国の抑止力を築け
75年前の真珠湾攻撃以来、両国の首脳がそろってこの地を訪れたのは初めてのことだ。
安倍、オバマ両氏は不戦の誓いと日米和解の意義を強調し、アジア太平洋地域と世界の平和と発展のため
という同盟の役割を再確認した。
この地域における最大の不安要因は、軍事的に台頭した中国の脅威である。慰霊に先立つ首脳会談で中国
の空母が西太平洋へ初めて進出したことが話題となり、その動向を注視すべきだとの認識で一致した点に
も象徴される。
会談では、南シナ海や東シナ海における中国の行動を念頭に、太平洋とインド洋を「自由で開かれた海域」
として維持するためのインド、オーストラリアとの協力を申し合わせた。北朝鮮の核・弾道ミサイル開発
問題で連携していくことも確認した。
今後、具体策を講じるのは、安倍首相と来年1月に就任するトランプ次期大統領の役割となる。
日米の協力を継続、強化していかねばならない。
オバマ大統領は演説で、日米同盟について「新たな世界大戦を防ぎ、国際秩序の強化に貢献している」と
評価した。同盟が揺らぐことがあれば、大規模な戦争に発展する危機を招来しかねないということである。
安倍首相は、戦争の惨禍を二度と繰り返してはならないとの「不動の方針」を強調した。
同盟を強めるのは、戦争を回避することそのものであるといえよう。
安保関連法や防衛力の整備は、日米同盟と自衛隊を充実させ、戦争を抑止する。平和への道としての努力
であることを、内外に説明していく必要がある。
それは、首相が語った「世界を覆う幾多の困難に立ち向かう希望の同盟」の実現に不可欠だ。
今回の真珠湾訪問とオバマ大統領の広島訪問は連動するものではない。これら2つの訪問によって日米が
初めて和解したわけではない点を指摘しておきたい。
両国は、とうに和解している。法の支配や民主主義などの基本的な価値観を共有してきた。
首相の演説に直接的な謝罪がなかったとして、問題視するのもおかしい。「謝罪ではなく慰霊のため」の
訪問だからだ。
菅義偉官房長官が「米国と協力し世界の平和と安定に貢献していくことを伝えた」と、その意義を語った
のは妥当な判断だ。

■「寛容」が「憎悪」に勝る
成熟した関係にある両国は、憎悪ではなく寛容の心を持つ。だからこそ、広島でもハワイでも相手に謝罪
を求めなかった。そもそも、戦争をめぐる日米の歴史観は重なり合わない。真珠湾攻撃にしても、米国は
「屈辱の日」と位置づけてきた。日本にとっては、自存自衛のため大きな戦果を挙げた戦いだ。
思想の自由や言論の自由がある民主主義の国同士として、当然である。欧米のメディアも、今回の真珠湾
訪問をおおむね好意的に報じている。
これに対し、中国外務省の報道官は「侵略の歴史を深く反省すべきだ」と日本の謝罪を求めた。
自国の歴史認識を言い張り、謝罪せよと求めてやまない。
中国の江沢民国家主席(当時)は1997年の訪米時、わざわざハワイに立ち寄り真珠湾で献花をした。
日本を米中共通の敵と印象付けようとしたからだ。
力による現状変更をねらう中国にとり、日米同盟は大きな障害物となる。今後も歴史問題を用いて日米分
断を図ってくることに備える必要がある。
ここで安倍首相には、靖国神社参拝の再開を改めて求めたい。吉田茂首相(当時)は、まだ占領中の昭和
26年10月、サンフランシスコ平和条約締結を戦没者に報告するため靖国を参拝した。
真珠湾訪問も十分報告に値しよう。

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2016年12月29日
朝日新聞デジタル【社説】

真珠湾訪問 「戦後」は終わらない

旧日本軍による奇襲から75年。
米ハワイの真珠湾を訪問中の安倍首相がオバマ大統領と演説し、かつての敵味方による「和解の力」を訴え
た。「戦争の惨禍は、二度と繰り返してはならない」「戦後70年間に及ぶ平和国家としての歩みに静かな
誇りを感じながら、この不動の方針を貫いていく」 首相はそう語り、「未来」に向けて不戦の決意を強調
した。
一方で、抜け落ちていたのは「過去」への視線である。真珠湾攻撃を、さらには日米のみならずアジア太平
洋地域の国々に甚大な犠牲をもたらした先の戦争をどう振り返り、どう歴史に位置づけるか。演説は殆ど触
れていない。未来こそ大事だ、反省を繰り返す必要はない。首相はそう考えているのかもしれない。
真珠湾攻撃から半世紀の1991年、当時の渡辺美智雄副総理・外相は「我が国の過去の行為に対し深く反
省します」とする談話を発表した。安倍首相自身も昨年4月、米議会での演説で「先の大戦に対する痛切な
反省」や「アジア諸国民に苦しみを与えた事実」に言及した。
だが、未来志向は、過去を乗り越える不断の努力のうえに成り立つ。日米の首脳がともに世界に語りかける
絶好の機会に、先の戦争をどう総括するか、日本のリーダーとして発信しなかったことは残念でならない。
アジアへの視線も希薄だ。太平洋戦争は日米だけの戦争だったわけではない。
米英などとの開戦は、満州事変以来の10年に及ぶ中国への侵略や、その行き詰まりを打開するための東南
アジアへの武力進出から生まれた。アジアの人々にも悲惨な犠牲を強いたことを忘れてはならない。
首相がハワイに出発した翌日、安倍政権は沖縄県の反対を振り切って、名護市辺野古での埋め立て工事を再
開した。全国の米軍専用施設の7割が沖縄に集中する現状も、真珠湾攻撃に端を発した米国との戦争のひと
つの帰結である。
演説で首相は日米同盟を「希望の同盟」と自賛したが、沖縄には触れなかった。日米の「和解」は強調する
のに、過重な基地負担にあえぐ沖縄との和解には背を向ける。そんな首相の姿勢は納得できるものではない。
首相は、今回の演説で戦後を終わらせたかったのだろう。だが逆に印象に残ったのは、過去を語らず、沖縄
の声を聞かず、「美しい未来」を強調しようとする首相の姿である。

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2016年12月29日
毎日新聞【社説】

首相の真珠湾訪問 和解を地域安定の礎に

日系人として初めて米上院議員になった故ダニエル・イノウエさんは17歳のとき、故郷ハワイで真珠湾
攻撃の日を迎えた。その情景を自伝に書き残している。「訓練飛行じゃない。パールハーバーが、日本軍
に爆撃されている」とラジオから流れる怒鳴り声を聞いたとき、「日系アメリカ人は一大恐怖に襲われた」
という。イノウエさんは、米陸軍の日系2世らの部隊である第442連隊に志願して欧州の激戦地で戦い、
右腕を失う。終戦後、ハワイに戻り、民主党の下院議員、上院議員となった。

■日米関係の成熟を示す
「旭日をつけた一番機がパールハーバーの上空に姿を見せた瞬間に、2世の背をピシッと打った目に見え
ない十字架」を感じ、米国人としての忠誠心を示すために戦争協力に打ち込まざるを得なくなったと生涯
を振り返っている。
安倍晋三首相がオバマ米大統領とともに、太平洋戦争の戦端が開かれたハワイ・真珠湾を訪れて、戦没者
を慰霊した。戦争は、多くの人たちの人生を一変させた。とりわけ日系人は、自らのルーツである日本と
の戦争でつらい日々を味わうことになったが、イノウエさんはそれを乗り越え日米の懸け橋となった。
戦後、日米両国は安保条約を結び同盟国となった。しかし、米国にとっては真珠湾への奇襲攻撃や米兵捕
虜の扱いが、日本にとっては広島、長崎への原爆投下、日系人の強制収容などが、両国関係の歴史に刺さ
ったトゲのようになってきた。その傷痕を癒やし日米の和解の歴史に新たなページを開こうと、オバマ氏
が5月に広島を現職の米大統領として初めて訪問し、それを引き継ぐようにして首相が真珠湾を訪問した
ことを評価したい。
首相の真珠湾訪問によって、日米間に戦争をめぐるわだかまりがなくなるわけではない。和解プロセスは
今後も続けていかなくてはならない。それでも同じ年に、両首脳が太平洋戦争の重要な場所を互いに訪問
したことは、象徴的な意味を持つ。日米開戦から75年。両首脳が真珠湾に並んで立つことにより、かつ
ての敵国が和解の道を歩み、強固な同盟関係を築いたことを両国の人々だけでなく国際社会にも示した。
首相が真珠湾で行った演説のキーワードは、「寛容の心」と「和解の力」だった。米国の寛容の心が日米
に和解の力をもたらし、激しい戦争を戦った両国が歴史的にもまれな同盟国になったという認識を示した。
大統領もこれに呼応するような演説をし、「最も憎しみあった敵同士でも、最も強固な同盟国になること
ができる」と語った。
両首脳が演説の中で、今の国際情勢への強い危機感を共有したことも、日米同盟の成熟を感じさせた。
首相は「憎悪が憎悪を招く連鎖はなくなろうとしない」と語った。
大統領は「憎しみが燃えさかっている時でも、内向きになる衝動に抵抗しなければならない。自分たちと
違う人々を悪魔のように扱う衝動に抵抗しなければならない」と訴えた。これはトランプ次期政権を意識
したものでもあろう。 ただ、首相の演説には、もの足りない面もある。

■乏しいアジアへの視線
首相は「戦争の惨禍は二度と繰り返してはならない」と不戦の誓いをした。
では、なぜ日本人だけで約300万人の死者を出すような無謀な戦争を防げなかったのか。過去の戦争に
対する認識が語られなかったのは残念だ。もう一つは、アジアへの視線が見られなかったことだ。
昨年の米議会演説や戦後70年談話に盛り込まれたアジア諸国に対する戦争の加害者としての視点はなか
った。おそらく首相は、戦後70年から真珠湾訪問までで「戦後」に一区切りをつけ、「未来志向」で外
交を展開したいと考えているのだろう。
しかし、満州事変以降の中国侵略の拡大が、やがて日米開戦につながった経緯や、それらに先立つ韓国の
併合について、首相がどういう認識を持っているかは、国のあり方の基本にかかわる問題だ。
首相は、未来を語るうえで、歴史を謙虚に顧み、反省を踏まえる姿勢を示すべきだったのではないか。
今回、首相の真珠湾訪問が実現する環境が整うまでには、日米両国の先人たちの長年の努力の蓄積があっ
たことも忘れてはならない。
たとえば、真珠湾攻撃を指揮した山本五十六・連合艦隊司令長官の出身地である新潟県長岡市。
山本が最後まで日米開戦に反対したことを地道に説き、4年前にハワイ・ホノルル市と姉妹都市になった。
戦後70年の昨夏は米海軍とも協力し慰霊の長岡花火を真珠湾で打ち上げた。今回の式典には、長岡市長
も招かれた。 アジア諸国との間でも、こうした関係を積み上げていきたい。
オバマ氏は「受け継ぐ歴史を選ぶことはできないが、そこから学ぶ教訓を選ぶことはできる。その教訓に
基づいて将来を描いていくことはできる」と語っていた。
日米両国は戦争の教訓を忘れず、和解を礎(いしずえ)にして国際秩序の安定に貢献していく責任がある。

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2016年12月29日
日本経済新聞電子版
本社世論調査

内閣支持率64%に上昇 真珠湾慰霊「評価」84%

日本経済新聞社とテレビ東京は28、29両日、安倍晋三首相とオバマ米大統領が
米ハワイの真珠湾を訪問し慰霊したことを受け、緊急世論調査をした。
安倍内閣の支持率は64%と11月下旬の前回調査から6ポイント上昇した。
2013年10月以来、3年2カ月ぶりの高い水準となる。
真珠湾訪問を「評価する」と答えた人は84%で、内閣支持率を押し上げる要因に
なった。
内閣不支持率は26%で4ポイント低下した。年代別でみると、内閣支持率は30代
で約8割、40代で約7割、60代や70歳以上は約6割だった。
男女別では、内閣支持率は男性が4ポイント上昇の65%、女性が9ポイント上昇
の63%。男性と比べて低かった女性の支持が伸びた。
安倍首相の真珠湾訪問と慰霊を「評価する」は84%で「評価しない」の9%と比
べて圧倒的に多かった。
評価すると答えた人は、内閣支持層で92%、内閣不支持層でも69%に達した。
政党支持率は自民党が44%で最も多く、特定の支持政党を持たない無党派層が31
%で続く。いずれも前回を1ポイント下回った。民進党は2ポイント低下の7%
で低迷している。
調査は日経リサーチが28、29日に全国の18歳以上の男女を対象に携帯電話も含め
て乱数番号(RDD)方式による電話で実施。937件の回答を得た。回答率は44%。



2016年12月30日
読売新聞
世論調査

首相の真珠湾慰霊、「評価」85%

読売新聞社は28~29日、安倍首相が米ハワイの真珠湾を訪問したことを受け、
全国世論調査を実施した。
75年前の旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊した首相の訪問を「評価す
る」は85%
に上り、「評価しない」は10%だった。
安倍内閣の支持率は63%で前回調査(2~4日)の59%からやや上昇し、2
014年9月の64%以来の高い水準となった。不支持率は27%(前回30%)
だった。首相が「不戦の誓い」を表明し、日米両国の「和解の力」を強調した演
説を「評価する」と答えた人は83%、「評価しない」は11%。
安倍内閣不支持が5割強を占める民進党の支持層でも、7割強が首相の演説を
「評価する」とした。




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産経新聞が報じた安倍総理真珠湾訪問 その弐

12月29日 産経新聞より
12月29日 産経 安倍首相 真珠湾慰霊01



12月29日 産経 安倍首相 真珠湾慰霊02

12月29日 産経 安倍首相 真珠湾慰霊02-1
12月29日 産経 安倍首相 真珠湾慰霊02-2



寛容の価値 中韓に迫る
http://www.sankei.com/politics/news/161229/plt1612290007-n1.html
安倍晋三首相が27日(日本時間28日)に米ハワイ・真珠湾で行った演説からは、敵国として熾烈に戦った米国との間
で「戦後」に決着をつけ、強固な日米同盟を基盤にともに未来を切り開こうという強い思いがうかがえる。
それは、4年前の第2次政権発足後、安倍首相が一貫して取り組んできたことでもある。
「これで戦後は完全に終わりになるかな。いつまでも、私の次の首相まで戦後を引きずる必要はない」
安倍首相は今回の真珠湾訪問を発表した5日夜には、周囲にこう語っていた。日米同盟に刺さった最後の「トゲ」である
真珠湾で、5月の被爆地・広島に続いてオバマ米大統領と並んで戦没者の慰霊を行うことで、米政府との間では歴史問題
をめぐる不毛な対立は今後、なくなるはずだ。
もともと安倍首相は、米議員らから拍手喝采を浴びた昨年4月の米上下両院合同会議での演説と、世界で高い評価を受け
た昨年8月の戦後70年の首相談話発表で日米の和解を演出し、強調していた。真珠湾訪問にはその総仕上げという意味
合いがある。
安倍首相は米議会演説後には「握手攻めにあった米議員らから口々に『もう謝罪は必要ない』といわれた。米国との間で
は歴史問題は終わった観がある」、戦後70年談話発表時には「謝罪外交に終止符を打ちたい。これでもう80年談話や
90年談話は必要ない」とそれぞれ周囲に語っていた。そしてハワイ出発前には次のように述べている。
「米議会演説と70年談話で米国との関係ではかつての戦争は歴史の領域に入った。だから今回は、それを踏まえて日米
同盟の強さを確認する場でもある」
実際、真珠湾演説では米議会演説や戦後70年談話にはあった「反省」や「悔悟」といった言葉は使わなかった。
もう謝罪めいたことは必要ないという自信の表れだといえるし、米側もそれを受け入れている。
日米間で過去の戦争へのわだかまりが払拭されれば、中国やロシアもこれ以上、日米離間を図ることは難しい。歴史認識
や安全保障観がまだ定かでないトランプ米次期大統領に対しても、日米同盟の重要性を印象づけることができる。
そのためのキーワードが「寛容」と「和解」だ。
「寛容の心、和解の力を、世界はいま、いまこそ必要としています」
安倍首相は演説でこう述べるなど、「寛容」という表現を7回用いた。70年談話でも「寛容の心によって、日本は戦後、
国際社会に復帰することができました」など2回、「寛容」を使用している。
これは、かつて敵国だった米国による戦後の援助への感謝の表明であると同時に、紛争の絶えない世界各国のありように
対する警告でもある。さらには戦後70年以上がたっても過去ばかりに目を向け、すぐに歴史問題を振りかざしては優位
に立とうとする中国や韓国に、寛容さの価値への理解を迫るものだ。
戦後70年談話では、中国を含む諸外国の寛容さを強調して「心からの感謝の気持ち」を表明したため、中国側から特に
目立った批判は出なかった。真珠湾演説でも「米国が、世界が、日本に示してくれた寛容」と述べ、寛容の普遍的価値
を訴えている。
「今日をもって、『パールハーバー』は和解と同盟の記念日になりました」
演説に先立つオバマ氏との最後の首脳会談。安倍首相はこう語りかけ、オバマ氏に手を差し伸べた。大統領も「その通り」
と答え、首相の手を握り返した。 2人の思いが実を結んだとき、本当に世界で「戦後」が終わる。
(論説委員兼政治部編集委員 阿比留瑠比)



   12月29日 産経 安倍首相 真珠湾慰霊03
12月29日 産経 安倍首相 真珠湾慰霊04

12月29日 産経 安倍首相 真珠湾慰霊03-2


12月29日 産経 安倍首相 真珠湾慰霊05

12月29日 産経 安倍首相 真珠湾慰霊06

12月29日 産経 中韓は




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安倍総理、真珠湾で慰霊

平成28年12月27日  首相官邸より



12月28日 安倍首相真珠湾で所感
オバマ大統領 所感全文(日本語訳)
安倍総理 今日の総理のご出席そして心のこもった演説は、和解の力、そしてアメリカ国民と日本国民の同盟
の強靭さを証明する歴史的なもので、アメリカ国民を代表して感謝申し上げます。
今日この日は、戦争による最も深い傷さえも、友情と平和の道に繋がるのだということを思い起こさせます。
ご列席の皆様、米軍関係者、そして何より真珠湾攻撃の生存者の方々、及びその大切な皆様へ。アロハ!
アメリカ国民、特にハワイを故郷とする人達にとって、この真珠湾は神聖な場所です。
未だ嘆き悲しむこの湾に献花するとき、私達は永遠の天国へと向かった2400人を超えるアメリカの愛国者
たち、父や夫、妻や娘のことを思います。毎年12月7日になると、いつもより少しだけ姿勢を正すオアフの
守護者達に、私達は敬礼をし、ここで75年前に示された勇姿に思いをはせるのです。
12月のその日、夜が明けると、楽園はこれまでにないほど魅力的でした。真珠湾の水は温かく、現実と思え
ないほど青く澄み切っていました。水兵達は食堂で食事をしたり、教会に行く準備をしたり、こぎれいな白い
ズボンとTシャツで身支度をしたりしていました。湾には、艦船が整然と停泊していました。
カリフォルニア号、メリーランド号、オクラホマ号、テネシー号、ウエストバージニア号、ネバダ号。そして、
アリゾナ号の甲板では、海軍の音楽隊が演奏の準備をしていました。
その朝、兵士達は肩に記された階級を超えて、それぞれの胸に宿る勇気を示しました。彼等はこの島のあらゆ
る場所で、訓練弾や古いライフル銃までをも使って、あらゆる手を尽くして防衛に当たりました。
あるアフリカ系アメリカ人の食堂の給仕係は、普段であれば清掃の役割しか与えられていませんでした。
しかし、この日、司令官を安全な場所に連れて行き、そして弾薬が無くなるまで対空砲を撃ち続けたのです。
私達は、ウエストバージニア号の1級砲撃手であったジム・ダウニングのようなアメリカ人を誇りに思います。
真珠湾に駆けつける前、彼の新妻は彼の手に聖書の言葉の一節を握らせました。「永遠なる神は汝の拠り所、
その永遠なる胸に抱かれて」というものです。ジムは戦艦を守るために戦い、同時に倒れた人達の名前を記録
しました。家族に、その事実を伝えることができるようにする為です。彼は、「人がする当然のことだ」と言
いました。
私達はハリー・パンのようなアメリカ人を記憶しています。彼はホノルル出身の消防士で、荒れ狂う火を前に、
最後まで献身的に、燃える戦闘機の消火に取り組みました。彼は、戦傷したアメリカの軍人に授与される「パ
ープルハート」勲章を、民間人の消防士として受賞しました。
私達は2時間以上にわたって、50口径のマシンガンを撃ち続け、20回以上も負傷し、最高位の軍人の勲章、
名誉勲章を受章したジョン・フリン上等兵曹のようなアメリカ人に敬意を表します。
私達は、戦争がいかに私たちの恒久的な価値観を試すのかということを、じっくり考えなければなりません。
日系アメリカ人でさえ、戦争中、自由を奪われたのかということを。アメリカ史上、最も勲章を受けた部隊は、
日系アメリカ人2世による部隊、442連隊と第100歩兵大隊だったことを。
442連隊には、私の友人であり、ハワイ人としての誇りをもつ、ダニエル・イノウエさんがいました。
私が生まれてからの殆どの間、ハワイ選出の上院議員を務め、ともに上院議員を務めたことを誇らしく思いま
す。彼は、名誉勲章や一般市民としては最高位となる「自由勲章」の受章者というだけでなく、その時代の最
もすぐれた政治家でもありました。
ここ真珠湾での、第2次世界大戦のアメリカの最初の戦いが、国民を目覚めさせました。ここで、多くの点で、
アメリカは成熟しました。私の祖父母を含む多くの世代のアメリカ人は、戦争を求めませんでした。
しかし、戦争に背を向けることをせず、それぞれの持ち場で役割を果たしました。
そして75年後、真珠湾攻撃の生存者は時間の経過とともに少なくなっています。この場で、私達が思い出す
勇者は、私たち国民の心に永遠に刻まれています。
真珠湾と第2次世界大戦の退役軍人の皆さん、可能な方は立ち上がるか手を上げてください。皆さんの功績に
感謝しています。
国の本質は戦争において試されますが、平時において定義されます。
先の大戦は、数万ではなく数千万の命が失われた人類史上、最も恐ろしい出来事の1つです。
太平洋で展開された悲惨な戦闘が終わり、アメリカと日本は友情と平和を選びました。過去、数十年にわたり、
私達の同盟は、両国をより繁栄させました。同盟は国際秩序を構築し、それによって新たな世界大戦を防ぎ、
多くの人々を極度の貧困から救うことができました。
今日、アメリカと日本の同盟は共通の国益のみならず、共通の価値に基づいて結ばれ、アジア太平洋の平和と
安定の礎となっており、世界が前進していく力となっています。私達の同盟は、いまだかつてないほど強固な
ものになりました。よい時も悪い時も、私達はお互いを支え合ってきました。
5年前を思い出してください。津波が日本を襲い、東京電力福島第一原子力発電所が「炉心溶融」、いわゆる
メルトダウンとなった時、アメリカ軍は、我々の日本の友人を助けました。
そして、アメリカと日本は、アジア太平洋地域と世界における安全保障を強化するために協力しています。
海賊を後退させ、疾病と戦い、核兵器の拡散を遅らせ、戦争で荒廃した土地での平和を維持しています。
今年、真珠湾の近くでは世界最大の海上軍事演習が行われ、日本の自衛隊は世界の20余りの国と共に参加し
ました。この演習には、アメリカ海軍の軍人を父に、日本人を母に持つハリー・ハリス司令官が率いるアメリ
カ大平洋艦隊も参加しました。ハリー司令官は横須賀で生まれましたが、彼のテネシー訛りから、それはわか
らないでしょう。ハリー司令官、あなたの卓越したリーダーシップに感謝します。
そのような意味で、私達がここに居るのは、それは政府と政府の関係からだけでなく、両国の国民による絆が
有るからです。安倍総理がここに居ることは、国と国、そして人と人との間に何が可能であるかということを
気付かせてくれます。
戦争は終わらせることができます。最も激しく対立した敵同士は、最も強い同盟関係を築くこともできます。
平和という果実は、戦争による略奪をはるかに上回るものです。これが神聖な真珠湾のゆるぎない真実です。
憎しみの炎が最も強く燃えさかる時も、部族間の争いがある時も、私達は内向きになってはいけないというこ
とを、この場所は思い起こさせます。
自分達とは異なる人々を悪者扱いする衝動に、抗わなければならなりません。ここでの犠牲や、戦争に対する
怒りは、我々の中にある神聖な輝きを探すことを、思い出させてくれます。これは、日本の友人の言葉を借り
れば「オタガイノタメニ」、つまり「相手と共にあって、相手のために尽くす」よう努力することを求めてい
ます。
これは、ミズーリ号のウィリアム・キャラハン船長による教訓です。彼は、彼の船が攻撃を受けた後も日本人
パイロットの遺体を、アメリカ人の水兵が縫製した日本の国旗で覆い、軍葬儀の礼を行うよう指示しました。
そして今度は、何年もあと、真珠湾を再訪した日本人パイロットによる教訓です。
彼は、アメリカ海軍のラッパ手と友人となり、軍葬の際に流される曲を演奏してもらうように依頼し、毎月、
記念館に、アメリカの犠牲者と日本の犠牲者にそれぞれ1本ずつのバラの花を飾ることになりました。
この教訓は、東京で勉強しているアメリカ人であろうと、全米で勉強している日本の若者であろうと、癌の解
明に取り組んだり気候変動と闘ったり、星を探査したりしている日米の科学者であろうと、日々の生活の中で、
最も平凡な方法で学ぶことができることを示しています。
また、野球のイチロー選手のように、マイアミのスタジアムを明るくし、アメリカ人と日本人が共有する誇り
によって元気づけられいます。アメリカ人と日本人は平和と友情で結ばれています。
国として、そして人として、我々は、私達が引き継ぐ歴史を選ぶことはできません。しかし、そこから、どの
ような教訓を学び、どのように私たちの未来を描くかということは、選ぶことができます。
安倍総理、私は友情の精神に基づき、日本人の人々がいつも私を歓迎してくれたのと同様に、あなたをここに
歓迎します。私達は共に、戦争よりも平和によって多くのことを勝ち得ることができ、報復よりも和解がより
多くの報償をもたらすというメッセージを、世界に対して送ることができることを期待します。
この静かな港で、私達は亡くなられた方々に対して敬意を表し、日米両国が友人として勝ち得た、全てことに
対して感謝します。
神が戦没者をとこしえの胸に抱え、退役軍人を見守り、皆が私達のために番をしてくださいますように。
私達に神の御恵みを。 ありがとうございます。

(2016年12月28日
NHKニュースより)

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今回の安倍総理の真珠湾訪問に対して、支那政府は「先に訪問すべき場所がある」「歴史の真相から目を逸ら
すべきではない」などと非難していますが、日本を非難する前に、歴史の真相を歪曲している支那共産党自身
が、まずは「自らの歴史の真相を直視」すべきであり、その真実を支那が認めたときに、初めて日米間のよう
な「かつての敵同士の和解」が成立し得るのではないでしょうか。

「和解の力」と「希望の同盟」を世界に示すための安倍総理の真珠湾慰霊の足取りを、外務省HPより簡単に
辿ってみたいと思います。(
http://www.mofa.go.jp/mofaj/na/na1/us/page3_001940.html#section1


12月26日(月曜日)

国立太平洋記念墓地訪問
12月27日 国立太平洋記念墓地訪問

安倍総理は太平洋地域の戦没者等を埋葬する国立太平洋記念墓地を訪問し、献花し黙祷を捧げました。
また、故ダニエル・イノウエ連邦上院議員の墓碑に献花・黙祷を捧げ故人を偲びました。
ケネディ駐日米国大使、イゲハワイ州知事、マルティネス在日米軍司令官なども同行。

ダニエル・イノウエ元上院議員のお墓(国立太平洋記念墓地)



マキキ日本人墓地訪問
12月27日 マキキ日本人墓地訪問

安倍総理はホノルル市マキキ地区にあるマキキ日本人墓地を訪問し、早瀬登ハワイ明治会会長及び
アサヒナハワイ日系人連合協会会長から同墓地及び碑の説明を受け、「明治元年移民渡航の碑」
「鎮魂碑」及び「ハワイ日本人移民慰霊碑」にそれぞれ献花し黙祷を捧げました。
ケネディ駐日米国大使、イゲハワイ州知事、マルティネス在日米軍司令官なども同行。

安倍首相の記帳



えひめ丸慰霊碑訪問
12月27日 えひめ丸慰霊碑訪問

安倍総理はカカアコ臨海公園内にある「えひめ丸慰霊碑」を訪問し慰霊碑に献花するとともに黙祷を
捧げました。
ケネディ駐日米国大使、イゲハワイ州知事、マルティネス在日米軍司令官なども同行。



飯田房太中佐記念碑訪問
12月27日 飯田房太中佐記念碑訪問

安倍総理はハワイ最大の米海兵隊基地であるカネオヘ海軍基地内に、米側によって建立された
飯田房太旧日本帝国海軍中佐記念碑を訪問し献花を行い黙祷を捧げました。

~参考~
安倍首相は現地時間26日午後(日本時間27日午後)に飯田中佐記念碑を訪れ献花しました。
飯田中佐は安倍首相と同じ山口県出身の零戦パイロットで、昭和16(1941)年12月の
真珠湾攻撃に大尉として参加。燃料タンクに被弾し、帰投は無理と判断。機体をカネオヘ海軍
基地(現海兵隊基地)へ向け、格納庫に突入して散華されました。
米海軍は飯田中佐の勇気と献身を称え、敵であるにもかかわらず基地内に埋葬しました。その
後、真珠湾攻撃30年に当たる46年に基地内に記念碑を建立。現在も米海兵隊により維持・
管理され、56年以降は毎年法要が行われているそうです。 (産経新聞より抜粋)



日系人との夕食会
12月27日 日系人と夕食会

安倍総理はハワイ在住の日系人団体関係者、米国ハワイ州政府要人等約1,000名との夕食会に参加し
ました。安倍総理は、ハワイ州における日系人の歴史を振り返りつつ、日系人による日米関係への
大きな貢献に対して改めて感謝の意を表しました。
また、ジョージ・アリヨシ元ハワイ州知事が終戦後に出会った貧しいながらも誇りと優しさを忘れ
ない幼い少年の話に感銘を受けたことや、ハワイが幼少期から憬れの場所であったこと等を紹介し
つつ、特別な日ハワイ関係と日米関係の更なる発展の重要性について述べました。
これに対し、イゲハワイ州知事から、安倍総理の真珠湾訪問は大変意義深いとして安倍総理の訪問
を歓迎するとともに、家族のような日ハワイ関係が更に強化されることについての期待が述べられ
ました。このほか、ハワイ在住の日系人を代表してアリヨシ元ハワイ州知事からも歓迎の意が表さ
れ、日米関係の強化のみならず、アジア太平洋地域の平和と繁栄に対する安倍総理の貢献に謝意が
述べられました。


・…………………・…………………・…………………・…………………・…………………・…………………

12月27日(火曜日)

日米首脳会談
12月28日 日経 日米首脳会談

安倍総理からこの4年間、オバマ大統領と共に努力し日米同盟は経済・安全保障・人的交流を含む幅広い
分野で協力が深化したことを心から感謝する旨述べました。
オバマ大統領からは、地域と国際社会のために貢献するという共通の目標のために、安倍総理と共に協力
できたことを嬉しく思う旨述べつつ、同盟の中核は友情である、自分の故郷であるハワイに総理を迎えて
最後の首脳会談をできることを嬉しく思うとの発言があり、これからも日米同盟がこれまで以上に盤石と
なることを期待している旨の発言がありました。
また安倍総理から、5月のオバマ大統領の歴史的な広島訪問は、「核兵器のない世界」に向けた力強いメッ
セージを発信し、戦後70余年の日米同盟の強さを象徴するものとして多くの日本人に感動をもたらす素晴
らしいものだったと述べました。
これに対しオバマ大統領からは、広島訪問は最も力強い思い出の一つである旨述べ、引き続き「核兵器のな
い世界」に向けて取り組む決意が表明されました。
さらに安倍総理から、この4年間のオバマ大統領との協力の締めくくりとして、慰霊のために真珠湾を訪問
する、日米同盟はかつてないほど盤石であることを本当に嬉しく思う旨述べました。
オバマ大統領からは、安倍総理による真珠湾訪問の決断を心から歓迎する旨の発言があり、両首脳は今回の
真珠湾訪問を二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないとの決意を未来に向けて示すとともに、日米の和解
の価値を発信する歴史的に意義ある機会にするとの思いを共有しました。




アリゾナ記念館訪問
12月28日 アリゾナ記念館で黙祷をささげる

安倍総理はオバマ大統領と共に、アリゾナ記念館を訪問しました。
両首脳は、ハリス米太平洋軍司令官の誘導により慰霊の間へ進み、戦死した戦艦アリゾナの乗組員の
氏名が刻まれている大理石の壁に面して献花するとともに黙祷を捧げました。
その後、両首脳は慰霊の吹抜けから海底に沈む戦艦アリゾナを臨みながら、花びらを水面に散らし慰
霊しました。

アリゾナ記念館と戦艦ミズーリ
(戦艦ミズーリとアリゾナ記念館)




日米両首脳によるステートメント
12月28日 安倍首相真珠湾で所感

両首脳は真珠湾のキロ埠頭において、アリゾナ記念館及び戦艦ミズーリを背にステートメントを行いました。
安倍総理は真珠湾攻撃の際に犠牲となった方々を始めとする、先の大戦の全ての犠牲者に対し哀悼の誠を捧げ
二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないとの決意と和解の力を力強く発信しました。
オバマ大統領は、日米同盟は戦争による最も深い傷さえも友情と恒久平和に取って代わられることを想起させ
るものであること、また最も厳しい敵対関係にあった国同士が、最も強い同盟関係を結ぶことができること、
平和という果実は戦争による略奪をはるかに上回るものであり、これが神聖な真珠湾の揺るぎない真実である
旨述べました。
両首脳はステートメントを行った後、真珠湾攻撃の生存者に歩み寄り、それぞれ言葉を交わしました。

12月28日 産経 安倍首相真珠湾訪問




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2016年12月28日
NHKニュースより

真珠湾慰霊 米メディア「両国和解の新たな一幕」
安倍総理大臣がアメリカのオバマ大統領とともに旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊し、所感を述べ
たことについて、アメリカの主要メディアは、「両国の和解の新たな一幕になった」などと伝えています。
アメリカの有力紙、「ニューヨーク・タイムズ」は27日の電子版で、「今年5月のオバマ大統領の広島訪問
に続く両国の和解の新たな一幕になった。日米は、戦争をへて強固なパートナーシップを築き上げ、敵どう
しが友人となることが可能だということを示している」と評価しています。
一方で、「安倍総理大臣は悔い改める姿勢を示したが、謝罪はしなかった」とも伝えています。
またニューヨーク・タイムズは、ウェブサイト上に安倍総理大臣の所感の全文の英訳を掲載していて、今回
の訪問への関心の高さもうかがわせています。
またアメリカのABCテレビは、27日夕方のニュースで、「日本の総理大臣がアメリカの大統領とそろって
アリゾナ記念館を初めて訪れた歴史的な訪問だ」などと、両首脳による献花や黙祷、それに所感の発表を詳し
く伝えました。ニュースでは、安倍総理大臣は謝罪はしなかったが犠牲者への追悼の意を表したと伝えたうえ
で、真珠湾攻撃の生存者の中には日本が謝罪する必要はないという意見もあると紹介しています。
そしてニュースの最後に現地で取材した記者が、「日米両国は、過去の苦しみを乗り越え前へ進んでいる」と
報告し、まとめています。



2016年12月28日 NHKニュースより
日米首脳会談 さらなる同盟強化の必要性で一致
安倍総理大臣はハワイで、来月、任期を終えるアメリカのオバマ大統領との最後の首脳会談に臨み、日米同盟
は法の支配などの基本的価値を共有する国々との連携を強化する土台だとして、さらに同盟関係の強化に取り
組んでいく必要があるという認識で一致しました。
会談の冒頭、安倍総理大臣は、「この4年間、オバマ大統領とともに努力し、日米同盟は、経済、安全保障、
人的交流を含む幅広い分野で協力が深化したことを感謝する」と述べたうえで、今年5月のオバマ大統領の
広島訪問を高く評価する考えを伝えました。
これに対しオバマ大統領は、「地域と国際社会のために貢献するという共通の目標のために協力できたことを
嬉しく思う。日米同盟がこれまで以上に盤石となることを期待している」と応じました。
そして両首脳は、日米同盟は、自由、民主主義、法の支配などの基本的価値を共有する国々との連携を強化す
る土台であり、さらに同盟関係の強化に取り組んでいく必要があるという認識で一致しました。
さらに安倍総理大臣は、オバマ大統領がアメリカの大統領として初めて沖縄県の尖閣諸島に日米安全保障条約
が適用されると明言したことは力強いメッセージだとして、評価する考えを伝えました。
そして両首脳は、中国海軍の空母が初めて太平洋に進出したことについて、「注視すべき動向だ」として、海
洋の自由を確保するため、インドやオーストラリアなども含めた同盟のネットワークを広げることが重要だと
いう認識で一致しました。
また安倍総理大臣は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定について、「自由貿易を後退させてはならない」
と述べ、トランプ新政権に対しても協定の発効に向けて粘り強く働きかけていく考えを伝え、オバマ大統領も、
TPPの推進に引き続き努力する考えを示しました。
一方、安倍総理大臣は、先に沖縄県でアメリカ軍の新型輸送機オスプレイが不時着して大破した事故に対する
遺憾の意を伝え、さらなる安全確保や情報提供を求めました。また、沖縄県最大のアメリカ軍の演習場・北部
訓練場のうち半分以上が日本側に返還されたことは、沖縄の負担軽減に大きく貢献するものだと評価するとと
もに、普天間基地の移設に向けて工事を再開したことを伝えました。


2016年12月28日
NHKニュースより
安倍首相 所感発表 不戦の誓いと和解の意義強調
ハワイを訪れている安倍総理大臣は、オバマ大統領とともに、旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を追悼する
施設を訪れ、献花し黙とうをささげました。このあと安倍総理大臣は所感を発表し、不戦の誓いを堅持してい
く決意を表明したうえで、日米の和解の意義を強調し、世界の平和と安定にアメリカと協力して取り組んでい
く考えを示しました。
ハワイを訪れている安倍総理大臣は日本時間の28日朝早く、来月任期を終えるアメリカのオバマ大統領との
日米首脳会談に臨んだあと、そろって太平洋戦争の発端となった、75年前の旧日本軍による真珠湾攻撃で沈
没した戦艦アリゾナの乗組員を追悼する「アリゾナ記念館」を訪れ、献花して黙とうをささげました。
そして安倍総理大臣は、オバマ大統領とともに真珠湾を一望できるキロふ頭で、太平洋戦争をアメリカ軍の一
員として戦った日系人などを前に所感を発表しました。この中で、安倍総理大臣は、真珠湾攻撃を振り返った
うえで、「私は日本国総理大臣として、この地で命を落とした人々のみ霊に、ここから始まった戦いが奪った、
すべての勇者たちの命に、戦争の犠牲となった数知れぬ無辜(むこ)の民の魂に、永劫の哀悼の誠を捧げます」
と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は、「戦争の惨禍は二度と繰り返してはならない。
私たちは、そう誓い、ひたすら不戦の誓いを貫いてまいりました。この不動の方針をこれからも貫いてまいり
ます。この場で、戦艦アリゾナに眠る兵士たちに、アメリカ国民の皆様に、世界の人々に、固いその決意を、
日本国総理大臣として表明いたします」と述べました。また、安倍総理大臣は、「あの『パールハーバー』
から75年。歴史に残る激しい戦争を戦った日本と米国は、歴史にまれな深く、強く結ばれた同盟国となりま
した。それは、今までにも増して世界を覆う幾多の困難に、ともに立ち向かう同盟です。明日を拓く『希望の
同盟』です。私たちを結びつけたものは、寛容の心がもたらした『和解の力』です」と述べました。
そして、安倍総理大臣は、「戦争の惨禍はいまだに世界から消えない。寛容の心、和解の力を世界は今こそ必
要としています。憎悪を消し去り、共通の価値のもと、友情と信頼を育てた日米は、今こそ寛容の大切さと和
解の力を世界に向かって訴え続けていく任務を帯びています。そのための努力を、私たちはこれからも、惜し
みなく続けていく。オバマ大統領とともに、ここに固く、誓います」と述べ、世界の平和と安定にアメリカと
協力して取り組んでいく考えを示しました。

■元日系人部隊兵士「すばらしい」
真珠湾攻撃の後、アメリカへの忠誠心を示すために志願して日系人部隊に入隊したハワイ出身で日系2世の
ハーバート・ヤナムラさん(92)は、会場に招待されて両首脳の所感を聞きました。今回の安倍総理大臣
の所感についてヤナムラさんは、「すでに友好関係を築いている日本とアメリカは、この関係を永久に続ける
努力をすべきだということを訴えていたのだと思う。とてもすばらしいことだ」と歓迎しました。そのうえで
「大事なのは戦争が始まった理由ではなく、二度と戦争を起こさないこと。謝罪は不要で、友好関係を続けて
いくことこそ重要だ」と話していました。

■米軍元兵士「とても満足」
所感の発表が終わったあと、安倍総理大臣とオバマ大統領は最前列で聞いていた真珠湾攻撃を経験した3人
の元アメリカ軍兵士に歩み寄りました。安倍総理大臣は座っている3人に対してにこやかな表情を浮かべて、
しゃがみ込み、1人ずつ握手をしながら語りかけました。その後、3人の元兵士1人ずつと抱擁を交わしま
した。さらにそのほかの出席者と挨拶をした後、再び3人に歩み寄り最後に握手をして会場を後にしました。
このうちアルフレッド・ロドリゲスさんは「期待以上の所感で私はとても満足だ。安倍総理大臣は私のとこ
ろに歩み寄って抱擁し『ありがとう』と言った。安倍総理大臣は謝罪する必要はない。最高の人物だ」と述
べました。
また、スターリング・ケールさんは「この場に招待されてとても幸せな気分だ。安倍総理大臣と抱擁を交わす
とは思いもしなかった。オバマ大統領にも会えて感謝している」と話していました。そのうえで「安倍総理大
臣は謝罪する必要はない。献花が謝罪のメッセージであり安倍総理大臣は何も言う必要はない」と述べました。

■元捕虜遺族「所感は力強く意義深かった」
また会場には、太平洋戦争中にフィリピンで旧日本軍の捕虜となった元アメリカ兵の家族などで作る団体も
招待されました。団体の会長で元捕虜の娘のジャン・トンプソンさんは「安倍総理大臣の所感は非常に力強
く意義深いものだった。歴史的な日だ」と述べました。そのうえで「私は、父親がこの日をどう思うか考え
ていた。定かではないが、父親は所感を聞いて心が安らかになったと思いたい」と述べました。また、「安倍
総理大臣が謝罪しなかったことで失望し、憤りを感じる退役軍人もいるかもしれないが、安倍総理大臣が真珠
湾を訪れたことが非常に重要だ」と述べました。



12月28日 産経ニュース【ホノルル=加納宏幸】
http://www.sankei.com/politics/news/161228/plt1612280025-n1.html

「訪問に感謝」と90歳代の元米兵ら
真珠湾攻撃を経験した90歳代の元米兵らは、強い日差しが照りつける中で安倍晋三首相とオバマ米大統領
の演説を真剣な表情で見守った。攻撃から75年を経て実現した日米両首脳の訪問を歓迎。式典が終わると、
車椅子に座って、攻撃で沈んだ戦艦上に建つ慰霊施設「アリゾナ記念館」をじっと見つめていた。
海軍の医療要員として攻撃を経験したスターリング・ケールさん(95)は首相の訪問を「とてもうれしい。
75年が経ち、日本の首相が来てくれたことに感謝している」と述べた。ケールさんは、首相が日米両国の
和解に言及したことを高く評価し、首相が日本国民として申し訳ないという気持ちを表明したと受け止めた。
米軍施設に勤務していたアル・ロドリゲスさん(96)は、演説を終えて近付いてきた首相に「ありがとう」
というと、抱きしめられた。ロドリゲスさんは、「訪問を楽しみにしていたので、ありがたいことです。
私たちは和解した」と述べた。元米兵らは、記者団から真珠湾攻撃について日本の首相からの謝罪が必要か
という質問を受けていたが、いずれも首相が訪問に踏み切ったこと自体を評価し、謝罪する必要はないとい
う認識を示していた。


12月28日 産経 ハワイ大学名誉教授アキタ氏は 
(12月28日 産経新聞より)





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産経新聞が報じた安倍総理の真珠湾訪問

12月28日 産経号外


12月28日 産経新聞より
12月28日 産経 安倍・オバマ

12月28日 産経 安倍・オバマ02
12月28日 産経 安倍・オバマ03

12月28日 産経 安倍・オバマの4年間




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ケリー国務長官、天皇陛下に祝辞

12月23日の天皇陛下のお誕生日に際し、真面に報じていたのは産経新聞だけでした。その産経も報じな
かった故、どこのマスコミ・メディアも取り上げなかった事実があります。
12月21日に報道機関向け声明として、12月23日の天皇陛下のお誕生日に際し、米国のケリー国務長官が
大統領と米国国民を代表して「祝賀」の言葉を送られました。
過去に事例の無いことですし、しかも、親中派と言われるケリー国務長官が天皇陛下への祝賀を述べた
ことは、画期的かつ重要な意味を持つことだと思うのですが・・・。

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U.S. Department of State

The Emperor of Japan's Birthday

Press Statement
John Kerry
Secretary of State
Washington, DC
December 21, 2016

On behalf of President Barack Obama and the American people, I send warmest wishes and
congratulations to His Imperial Majesty on the occasion of his birthday on December 23.

In the more than quarter-century of Emperor Akihito’s reign, the ties between Japan and the
United States have flourished, and our alliance serves as a symbol of stability, friendship,
And mutual dedication to peaceful development in East Asia and the world.

The alliance took on an even deeper meaning earlier this year when President Obama and I
Had the honor of visiting the Hiroshima Peace Memorial Park and, along with our Japanese
hosts, reaffirmed our commitment to creating a world that will never again suffer the devast
ating effects of nuclear weapons. The United States looks forward to cooperating with Japan
to expand the work we have begun in so many important areas: the peaceful exploration of
space, protecting the environment, advancing healthcare, and protecting human rights, just
to name a few.

On the 83rd birthday of the Emperor of Japan we extend our gratitude to Emperor Akihito and
the people of Japan for their unwavering friendship and commitment to our shared values.




テーマ:天皇陛下・皇室 - ジャンル:政治・経済

奉祝天長節

 平成弐七年壱弐月弐参日

天皇陛下の御誕生日を心より御祝い申し上げ、陛下の御長寿と御皇室の弥栄を
御祈念申し上げます。

12月24日 産経 天皇誕生日 一般参賀 


天皇陛下におかれましては、一般参賀者に対し以下のお言葉をお述べになられました。

「誕生日に当たり、寄せられた祝意に対し、深く感謝致します。
ニュースで伝えられたように、昨日は新潟で強風の中、大きな火災がありました。
多くの人が寒さの中、避難を余儀なくされており、健康に障りのないことを願っ
ています。冬至が過ぎ、今年もあとわずかとなりましたが、来年が明るく、また、
穏やかな年となることを念じ、皆さんの健康と幸せを祈ります」


宮内庁によれば、記帳を含めて3万8千人以上の参賀者が皇居を訪れ、平成では最多となったそうです。

天皇誕生日 一般参賀
(12月23日 毎日新聞より)


12月24日 産経 一般参賀の推移
(12月24日 産経新聞より)


12月23日 産経 天皇陛下83歳

(12月23日 産経新聞より)

譲位と向き合われた1年 公務軽減は「困難」
天皇陛下が23日の誕生日を前にした記者会見で、8月のお言葉表明以降初めて、譲位の問題に
言及された。昨年の誕生日会見に前後して宮内庁、政府との間でお言葉の調整を続け、表明後は
政府の有識者会議の議論を見守るなど譲位に向き合われた1年だった。
譲位の意向の端緒となった象徴としての公務は以前とほぼ同じ活動量で、宮内庁は「公務の削減
は困難」との見解を崩していない。
陛下は昨年8月15日の全国戦没者追悼式で段取りを誤り、同12月の誕生日会見では「年齢と
いうものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました」と述べられた。
陛下は遅くとも平成22年7月には周囲に譲位の意向を伝えられ、宮内庁側は公表の時期を模索。
今年に入り、フィリピンでの慰霊、熊本地震の被災地慰問などを経た陛下がさらに思いを深めら
れ、8月のお言葉表明に至った。
公表方法については、陛下が最後まで国民に直接語りかける生中継での会見にこだわられた。
ただ、やり直しがきかない生中継のリスクは大きく、東日本大震災後と同じビデオメッセージで
落ち着いたという。
陛下はお言葉の中で「全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなる」と述べ
る一方、「国事行為や、その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには、無理があろう」
と強調された。
宮内庁によると、この1年も法律の公布など内閣からの書類に目を通し、署名と押印をされたの
は1031件。新任の外国大使36人への信任状捧呈式に臨まれた。
公務を伴う地方ご訪問は10府県に上った。
宮内庁は21年、式典でのお言葉を原則取りやめるなどのご負担軽減策を公表。
今年5月にも10件程度の公務を取りやめるか、皇太子ご夫妻に譲られたが、数字上、目に見え
る大幅な削減は実現していない。
宮内庁関係者は「現在の議論とは別」と前置きした上で「世界的に交流する国の数が増え、国内
でも災害が頻発するなどした結果、陛下の意向に関わらず公務が増えている背景も理解してほし
い」と訴えた。

~参考~
平成28年 天皇皇后両陛下行幸啓など
・1月26~30日 フィリピンご訪問
・3月16日~18日 福島県及び宮城県行幸啓(東日本大震災復興状況ご視察)
・4月2日~4日 奈良県行幸啓(神武天皇二千六百年ご式年に当たり神武天皇陵ご参拝)
・5月19日 熊本県行幸啓(熊本地震による被災地お見舞)
・5月31日 小金井市行幸啓(東京都)
・6月4日~6日 長野県行幸啓(第67回全国植樹祭ご臨場、地方事情ご視察)
・9月10日~12日 山形県行幸啓(第36回全国豊かな海づくり大会ご臨席、地方事情ご視察)
・9月28日~10月2日 岩手県行幸啓(第71回国民体育大会ご臨場、東日本大震災復興状況ご視察)
・10月11日 ベルギー国王陛下及び王妃陛下 国賓歓迎行事
・10月12日 茨城県行幸啓
・10月23日~10月26日 京都府行幸啓(第40回国際外科学会世界総会開会式ご臨席)
・11月16日~18日 愛知県及び長野県行幸啓
・11月30日 シンガポール大統領閣下及び同令夫人 国賓歓迎行事
(宮内庁HPより抜粋)

12月23日 産経 天皇陛下の1年
(12月23日 産経新聞より)



天皇陛下、83歳の誕生日 事前の会見でお言葉述べられる

(FNNslineより)

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12月23日 産経 「主張」天皇陛下83歳 

1223日 産経新聞より)



平成28年8月8日
宮内庁HPより
象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば

戦後70年という大きな節目を過ぎ、2年後には、平成30年を迎えます。
私も八十を越え、体力の面などから様々な制約を覚えることもあり、ここ数年、天皇としての自らの歩み
を振り返るとともに、この先の自分の在り方や務めにつき、思いを致すようになりました。
本日は、社会の高齢化が進む中、天皇もまた高齢となった場合、どのような在り方が望ましいか、天皇と
いう立場上、現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら、私が個人として、これまでに考えて来
たことを話したいと思います。
即位以来、私は国事行為を行うと共に、日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を、
日々模索しつつ過ごして来ました。伝統の継承者として、これを守り続ける責任に深く思いを致し、更に
日々新たになる日本と世界の中にあって、日本の皇室が、いかに伝統を現代に生かし、いきいきとして社
会に内在し、人々の期待に応えていくかを考えつつ、今日に至っています。
そのような中、何年か前のことになりますが、2度の外科手術を受け、加えて高齢による体力の低下を覚
えるようになった頃から、これから先、従来のように重い務めを果たすことが困難になった場合、どのよ
うに身を処していくことが、国にとり、国民にとり、また、私のあとを歩む皇族にとり良いことであるか
につき、考えるようになりました。既に八十を越え、幸いに健康であるとは申せ、次第に進む身体の衰え
を考慮する時、これまでのように、全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるので
はないかと案じています。
私が天皇の位についてから、ほぼ28年、この間(かん)私は、我が国における多くの喜びの時、また悲
しみの時を、人々と共に過ごして来ました。私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と
幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては、時として人々の傍らに立ち、その声
に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました
。天皇が象徴であると共に、国民統合の
象徴としての役割を果たすためには、天皇が国民に天皇という象徴の立場への理解を求めると共に、天皇
もまた、自らのありように深く心し、国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚を自らの内に育
てる必要を感じて来ました。こうした意味において、日本の各地、とりわけ遠隔の地や島々への旅も、私
は天皇の象徴的行為として、大切なものと感じて来ました。皇太子の時代も含め、これまで私が皇后と共
に行(おこな)って来たほぼ全国に及ぶ旅は、国内のどこにおいても、その地域を愛し、その共同体を地
道に支える市井(しせい)の人々のあることを私に認識させ、私がこの認識をもって、天皇として大切な、
国民を思い、国民のために祈るという務めを、人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは、幸せな
ことでした。
天皇の高齢化に伴う対処の仕方が、国事行為や、その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには、
無理があろうと思われます。また、天皇が未成年であったり、重病などによりその機能を果たし得なくな
った場合には、天皇の行為を代行する摂政を置くことも考えられます。しかし、この場合も、天皇が十分
にその立場に求められる務めを果たせぬまま、生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりは
ありません。
天皇が健康を損ない、深刻な状態に立ち至った場合、これまでにも見られたように、社会が停滞し、国民
の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。更にこれまでの皇室のしきたりとして、天皇の終焉
に当たっては、重い殯(もがり)の行事が連日ほぼ2ヶ月にわたって続き、その後喪儀に関連する行事が、
1年間続きます。その様々な行事と、新時代に関わる諸行事が同時に進行することから、行事に関わる人
々、とりわけ残される家族は、非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。こうした事態を避けること
は出来ないものだろうかとの思いが、胸に去来することもあります。
始めにも述べましたように、憲法の下(もと)、天皇は国政に関する権能を有しません。そうした中で、こ
のたび我が国の長い天皇の歴
史を改めて振り返りつつ、これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり
、相たずさえてこの
国の未来を築いていけるよう、そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的
に続いていくことをひとえに念じ、ここに私の気持ちをお話しいたしました

国民の理解を得られることを、切に願っています。






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民進党原口議員が「難病」を公表に安倍総理が激励

12月10日、原口一博衆院議員(民進党/佐賀1区、57歳)がTwitterなどで、遺伝性の骨の難病と
診断されたことを公表しました。国指定難病の「骨形成不全症(骨が折れやすくなる)」と思われます。
原口氏は11月下旬に自宅で転倒し、右腕などを骨折して現在入院加療中とのこと。
この原口氏の投稿に対し、自らも難病を患った安倍総理が激励と回復を祈るツウィートをしました。


12月10日 原口一博twit
原口一博Twitterより) 

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2016年12月10日
 
原口 一博fbより

ご報告とお詫び
再び怪我をして手術、入院となりました。心から、お詫びを申し上げます。
2年まえ、院内感染からの生還は奇跡でした。たくさんの方々のお支えがなければ起きなかった奇跡でした。
どんなに感謝しても感謝しきれません。本当にありがとうございます。
背中の肉と骨を自分の足に。それも定着せず、自分の右足から右足に肉と左足から皮の移植。
リハビリを経て国会に復帰させていただきました。これ自体が奇跡でした。本当にありがとうございます。
順調にリハビリを進め国会活動も順調でしたが、再び入院、手術となってしまいました。
本当に申し訳ない思いでいっぱいです。一度、大きな障害を負えば普通に生きることにも大きな困難を伴う
ことを身を以て経験しております。前の身体だったら起こり得ない怪我でした。幸い、感染症もなく手術も
大成功でした。まずは取り急ぎお詫びとご報告まで。
もう1つ正直にご報告することがあります。難病です。先日、検査の結果が出て私が骨の難病であることが
正式に診断されました。遺伝性難病です。幸い子ども達には遺伝していないのですが私達、兄妹に遺伝した
難病です。遺伝性難病の告白はさらに困難を極めます。子供、親族にまで迷惑が及びます。その個体に遺伝
がなければ、そこで私の難病は後世には伝わりません。それでも、正式公表を迷いました。
しかし、その何百倍も難病で苦しんでおられる方々がおられます。データの蓄積も解決への道筋です。
ご支援宜しくお願いします。そして皆さんにお願いがあります。難病や障害は、それ自体が大きな困難です。
そして社会的差別にも直面しかねません。東京オリンピック・パラリンピックも2020年です。
障害を持つ人も難病を持つ人も、等しく自分らしく生きられるように手を結び会おうではありませんか?
どうぞよろしくお願いいたします。 2016/12/10 原口一博


2016年12月10日  原口 一博fbより
難病と闘う私に。安倍総理、御自ら励ましのお言葉を賜わりました。 野党の一議員の私に。
とても感激しました。本当にありがとうございます。難病と闘う皆様への励ましでもあります。
日本国と日本国民のために、益々のご活躍をお祈りいたします。たくさんの祝福がありますように。


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12月10日 朝日 原口氏難病公表
(朝日新聞デジタルより)


12月13日 産経 原口氏難病
(12月13日 産経新聞より)

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さらに、11日には「安倍総理からいただいたメッセージを病室に貼りました」とツウィートされています。
安倍総理の党派を超えた励ましが、原口氏に勇気を与えている様子が伺えます。


12月11日 原口一博twit


それにしても、原口氏のfbなりTwitterを読んでいると、どこの党の議員なのかと思います。
前原氏や長島氏からの励ましは有りますが、現在の党首・蓮舫氏や岡田・野田元党首などからのメッセージ
は見当たりません。他党の党首が心を寄せているというのに・・・。これが民進党の本質なのでしょう。
民進党云々は別にして、原口議員の一日も早い快復を願っております。





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